こんにちは。姫路市在住のなつです。
姫路城前の公園(大手前公園)で催された第34回全国陶器市に参加してきました。
初めての陶器市。産地や特徴、相場など全く知らない状態でのスタートでしたがたくさんの陶磁器を見ることができて楽しかった~。
この記事では会場の様子や関連イベント、参加して思ったこと、同時開催で行われていた姫路菓子まつり2021について書いていきます。
第34回全国陶器市に参戦!
コロナの影響で2年ぶりの開催となる第34回全国陶器市。基本情報は以下の通りです。
会場:大手前公園
開催期間:令和3年10月30日(土曜日)から令和3年11月3日(水曜日・祝日)まで
開催時間:午前10時から午後5時まで
焼き物の種類(予定):越前焼(福井)、九谷焼(石川)、美濃焼(岐阜)、瀬戸焼(愛知)、赤津焼(愛知)、常滑焼(愛知)、伊賀焼(三重)、信楽焼(滋賀)、清水焼(京都)、丹波焼(兵庫)、備前焼(岡山)、石見焼(島根)、萩焼(山口)、小石原焼(福岡)、高取焼(福岡)、上野焼(福岡)、日田焼(大分)、有田焼(佐賀)、伊万里焼(佐賀)、鍋島焼(佐賀)、唐津焼(佐賀)、波佐見焼(長崎)、現川焼(長崎)、三川内焼(長崎)、薩摩焼(鹿児島)、壺屋焼(沖縄)
会場の様子
大手前公園では第34回全国陶器市、姫路菓子まつり2021、姫路城皮革フェスティバルが行われており来場者でにぎわっていました。
「14時くらいならすんなり入場できるかな?」と思っていましたが大誤算でした。
一番の盛り上がりはたくさんの陶器が揃う朝らしく、これ以上に混んでいると思うとゾっとしました。
2年ぶりの開催、陶器好きにはたまらないお祭りの熱を感じました。
陶器市と姫路菓子まつりの会場は分かれているため入場列が異なります。
左が陶器市、右が姫路菓子まつりとなっていました。
入場にあたりコロナ対策として検温、アルコール消毒、再入場も行える来場リストバンドを付けるという工程がありました。
第34回全国陶器市の出店店舗のマップがありました。
焼き物の種類で出店場所が固まっていたり、テントに番号と○○焼(△△県)出品者名が書いてあったりして分かりやすかったです。
来場者の方たちが一つ一つのブースをちゃんと見ようとするので出入口付近の出店スペースはすごい人だかりでした。
回り方は考えたほうがよかったかも。
展示棚にはたくさんの陶器が所狭しと並んでいました。
お店によってはお安くなっている陶器が店先にあったり、奥にはびっくりするようなお値段の陶器もありドキドキ・・・。
素敵な色、柄、形の陶器がありじっくり見て回ろうとすると一日中いれるイベントだなと思いました!
次に当日でも参加できる陶器市の関連イベントを紹介していきます。
陶器市の関連イベント
ろくろ体験コーナーと絵付け体験コーナーは、事前に応募ホームかはがきでの応募(令和3年10月15日〆)が必須となっていました。
当日参加できるのは関連イベント「陶磁器の重さでキャッシュバック」と「スタンプラリー」の二つでした。それぞれ紹介していきます。
陶磁器の重さでキャッシュバック
購入した陶器1㎏ごとに今すぐ使える姫路商店街連合会100円の金券がプレゼントされます。
陶器1㎏未満が100円、1㎏ごとに100円プラス。上限は9㎏(金券1,000円分)。
場所は入場口の近くにありました。
スタンプラリー
陶器市のゲートに入る前のテントにてスタンプラリーの景品を配っていました。台紙は隣の実施本部でいただけます。
内容は姫路商店街にある4カ所を回りスタンプを捺すと各日先着500名に景品プレゼントというものでした。
景品は、ちらっと見た限りおしゃれなせんべい?や私の大好きなポン菓子。
開催は10月30.31日、11月3日の10時から17時の間となっています。合わせて参加してみてはいかがでしょうか?
陶器市初心者の私が急須を探す!購入品紹介・初参加の感想
私達が今回陶器市で狙うは”急須”
旅行先で良い茶葉を購入したものの急須がない!ということで素敵な出会いを期待して行ってきました。
あらかじめ急須の種類や特徴を調べて行った中で希望する急須の条件は・・・
- 横手型(よこてがた)急須or上手型
- かご網
- 大好きな椿が描かれたもの
- ネットでの価格(3,000円~4,000円+送料)より安価
陶器の産地に関しては知識もなく好みも分からなかったので、現地でかたっぱなしから見て店舗名を控えていきました。
丹波焼(兵庫県)丸八窯丹文窯の急須
(さっそく希望条件である花柄ではないですが、すごく目を惹いた急須)
有田焼(佐賀県)KATSUKIの急須
有田焼(佐賀県)カネアオ成富本店の急須
有田焼 鷹巣瑞水光堂の急須
価格は大体1,900円~6000円といったところでした。
食器に比べて品数が少ないのもあって希望条件に沿った急須を絞りやすくはありました。
最終的に私が選んだのは、美濃焼(岐阜県)眉山窯元の急須!
最初の方に見たブースで一目惚れ。「他にも素敵な急須があるかもしれない!」と巡りましたが最初のビビビに勝てず。お揃いの湯のみも500円で購入しました。
陶器市に初めて参加した感想としては、全体的におもしろかった!沼が深い!陶器好きにはたまらないイベントなんだろうな~と思いました。
(文章の〆が苦言が気持ちが悪いので先に書くと・・・)
苦言を呈すとしたら犬を抱っこしてブースに入るのはやめて欲しい。振り返ったら犬の顔なんてことがありました。
入口付近の机に手袋も設置してありましたが誰もしていなかった。
エリア内自動販売機がなく汗かき、水分を失いながらも理想の急須を探し求めるなんてなかなか無い経験だった(笑)
急須だけと決めていたのに「あ、かわいい」と何に使うか分からないお皿を幾度も買いそうになった。取り置きという文化を知らなかったため、取られないかヒヤヒヤしたのもいい思い出。
私は美濃焼と有田焼の鮮やかな絵柄が好みなんだと陶器市を通して知ることができました。
満足!
次に同時開催していた姫路菓子まつり2021について書いていきます。
姫路菓子まつり2021
お茶っ葉、急須・湯呑と揃ったら和菓子でしょ!ということで姫路菓子まつり2021にも参加してきました。
陶器市と比べると規模感は小さ目でしたが、どんな出店があるのかわくわく。
最初匂いが襲ってくるのは揚げたスイーツ系のお店、一番奥に山田錦米粉を使った創作菓子展示、上生菓子の実演を見ることができました。
今日の逸品が先着200名限定(有料)で食べられるらしいですが行ったのが14時くらいなので、もちろんなかったです。
お目当てだった上生菓子もなかった・・・。11時くらいにはもう売り切れになっていたみたい。
気を取り直して!気になったお菓子全部購入してきたので紹介します!
姫路 江戸屋
姫路市で3店舗展開している姫路 江戸屋さんが出品していました。
本わらび餅
五つ星ひょうご選定商品である姫路江戸屋さんの本わらび餅。
5~6人前2,500円、3~4人前1,760円、1~2人前880円
(写真は1~2人前)
冷たくしても餅が固くならないと書いてありましたが、本当にぷるぷる!
そして一つ一つが大きい!きな粉に甘さはなくわらび餅が甘いタイプでした、すごい好き(*´▽`*)
これは買い!おいしかった~
ブドウ大福
株式会社京丹波 焼きポン
本店は京都錦小路通りにある株式会社京丹波さんが出店していました。
特選栗を京丹波独自で開発した焼きポン機で焼き上げているところを見ることができます。
京都錦市場 焼きポンは3種類の値段設定となっていました。
- 270g(お二人様~)1,200円
- 540g(家族用)2,400円
- 810g(大人数用)3,600円
切り込みが入っていて食べやすい!
出来立てを食べてもおいしいし、冷めてからでも甘いです。
焼いた香ばしさも良き。(市販の剥き栗に慣れていると少し驚くかも)
(番外編)菓子処 手毬
どうしても和菓子屋さんの上生菓子が食べたくて・・・みゆき通りにある菓子処 手毬へ。
店内に入ると可愛らしい上生菓子がありました。その中から初紅葉と手毬を購入。
季節を感じることができる和菓子って素敵。二つともお茶に合う甘さ。特にスイートポテト餡たまらなくおいしかった~
まとめ
姫路城近くの大手町公園で開催されている全国陶器市と姫路菓子まつり2021年に参加してきました。
開催期間は、令和3年10月30日(土曜日)から令和3年11月3日(水曜日・祝日)までとなっています。
素敵な陶器をたくさん見て気に入ったものを購入でき、おいしいお菓子まで見繕える素敵なイベントでした。
大満足な1日を過ごすことができました。おすすめです!