【体験談】新型コロナ感染して出た多様な症状と経過観察の記録【満身創痍】

夫婦そろって新型コロナになってしまいました。

2023年8月、とうとう新型コロナウイルスに感染してしまいました。

いつか罹るだろうと思ってはいましたが、想定していた以上に多種多様な症状に悩まされました。

この記事では、コロナ発症から発現した症状と治癒の記録を時系列に沿ってまとめていきます。

時系列まとめ

詳細は後述しますが、まずは時系列順に現れた症状をまとめます。

（リンクは記事内の詳細に飛びます）

1か月間にわたるコロナウイルスとの闘いの記録。

個人差が非常に大きいことがよくわかりますね。全身症状つらすぎる。

夫の場合

典型的な新型コロナの症状を経験。

風邪症状がやや長く、熱が上がったり下がったり。

その後は味覚と嗅覚、体力がなくなりましたが、約1か月かけて少しずつ回復しました。

嗅覚・味覚が完全に沈黙

そのとき、世界から臭いと味が消えてなくなりました。まるで色を失ったかのような衝撃。

ニンニクチューブをかいでも、お酢をかいでも、正露丸の強烈なにおいすらも感じなくなりました。

味覚は10日ほど完全になくなっていましたが、少しずつ感じるように。

約1か月でおおよそ戻りつつありましたが、繊細な味はよくわからないままです。

一方、においの方は回復が遅く、約1か月経っても強いにおい以外はほとんど感じられません。

その影響で味が分かりにくい部分もあると思います。

体力の最大値が大幅に低下

体調が回復して、買い物や仕事など外に出てみて驚きました。

異常に疲れやすく、体力の最大値が極端に下がってしまった感覚。

• 歩くだけで息切れする
• ただ立っているだけでもその場に座り込みたくなる
• 階段の上り下りは一休みが必要
• 電車に乗ると座っているのに疲労困憊

こちらも少しずつ回復していきました。

1か月後には、歩いたり階段を上ったりは問題なく。ただし、運動は無理そうです。

言葉を発するたびにむせて咳

仕事をする上で地味にきつかった症状がこれです。

一言二言発するたびに咳が出てしまうので、打ち合わせもままなりません。

対面で咳をするのも申し訳ない気分になりますし。。。

2週間ほどで咳は落ち着いてきました。

ですが、大声を出したり歌ったりはしばらく無理そうです。

妻の場合

新型コロナウイルスの陽性反応が出てから1か月が経っても、体のどこかがおかしい状況が続いています。

人生で一番の不調なので体験記でも書こうとPC前に座っても頭が上手く働かない。締め付けられる痛みと浮遊感でどうにかなりそうです。

夫のヒアリングにより記録を残しています。

ひどい痰

感染初期にはこれまでにないほどの痰が発生しました。

喉がコーティングされているような感じがして、常時不快感。

そしてなかなか吐き出せない。粘度が高い。

無理に吐き出していたら、喉に激痛が。2日間話すことができなくなりました。

無理に出さない方が良かったのかな・・・苦しいけど。

喉の治癒とともに痰も消えました。

15分以上止まらない鼻血

もともと花粉症もちで、普段から鼻をかみ過ぎて鼻血が出ることもしばしば。

なので、いつものことだと思っていたら連日出血。2日で3回はさすがにおかしい。

特に3回目の鼻血が全然止まりませんでした。押さえても押さえてもとめどなく流れ出る鼻血に焦り・・・

スライム状？で固まらず。鼻水が混ざっていたせいかも。

正しい鼻血の止め方でも効果なく、救急車も頭をよぎるほどでした。。。

かつてないほどの頭痛

気圧変化による頭痛持ちなのですが、それとはまったく異質の痛みを味わいました。

突然立っていられないほどの頭痛に襲われ、あまりの痛みに転げまわるほど。

吐きそうなほどの痛みを訴えて寝込む姿は、傍から見ていて危険を感じました。

解熱鎮痛剤は気休め程度で効かず、とにかく寝ました。

寝たら治ったので、おそらく片頭痛？でしょうか。

これが続かなくて本当に良かったです。。。

ブレインフォグ

はじめ自分に何が起こっているのかを理解できませんでした。

なのでどのタイミングからか不明ですが、頭がぼーっとして何の気力が湧かない状態に。

思考できないので言語化が難しいのですが、

• 何かを考えようとすると、脳がぎゅっとなる
• 頭蓋骨に圧力をかけられて上に引っ張られているような感覚
• 自分の周りが膜に覆われていて現実感がない
• 水中にいるような感覚

というような感じ。

具体的な自覚症状としては

• 記憶力の低下
• マンガの内容が頭に入らない
• 文章の意味がわからず、本が読めない
• 動画の内容もわからない
• 音が遠く感じる
• 目の前の出来事が遠く感じる

もちろん経験はありませんが、薬物でトリップする感覚はこんな感じなのかもしれないと思いました。

おそらくスマホの使い過ぎもよくないと思うのですが、体調も悪くてやることがないからとスマホを使い過ぎたのはよくなかった、と反省。

とてもじゃないけど仕事なんてできそうにありません。ブログの文章すら書けないので・・・

この症状に悩まされている方は非常に大変な思いをしているはず。

歯痛

知覚過敏もちでナイトガード(マウスピース)を装着しています。

コロナ感染でしばらく装着を控えていて、症状が落ち着いてきたから装着再開した翌日の朝、歯に激痛。

知覚過敏の歯に激痛が走ったので、「やっぱり虫歯じゃないのか！？」と思いました。

歯を見ても、虫歯や歯茎の異常は見られず、原因不明。だがとにかく痛い。

あまりに痛すぎて休日急病歯科に駆け込みました。が、原因不明。

痛みに波があり、平気なときと触れられないほどの痛みがあるときが数分～数十分間隔で繰り返し。

冷たいお茶を飲んでも痛くなるようなことはなく、知覚過敏とは思えません。

が、ゼリー飲料を吸う動作で激痛。圧力の影響かもしれません。

そして不可解なのは、時間が経つにつれて、痛みが顔の上の方に移動してきたことでした。

この時点で、痛みの元が歯ではないことに気が付きました。

後から思えば、咬筋？の筋肉痛だったのかもしれないな、と。

数日で治まって以来、再発していないのが不幸中の幸いでした。

味覚異常で苦みを感じた飲食物のリスト

最初に異変を感じたのは「お好み焼きソース」でした。

そして「だしの素」。ずっと口に残る感覚があり非常につらかったです。

他にも、「ゼリー飲料のラムネ味」と「オレンジジュース」も苦い。

病中に食べやすかったもの

バニラアイス

先人たちの情報のおかげで助かりました。

熱があるとき、喉が痛いとき、いつなんどきもバニラアイスでカロリー確保しました。

あとは風邪の時に食べやすいもの

・ゼリー飲料

・うどん

・茶わん蒸し

そして闘いは続く・・・

コロナ感染から1か月、多種多様な症状に悩まされてきました。

ひとつひとつは短いスパンとはいえ、全身に色々な症状が出るのは本当に辛い。

これからもしばらくは病中であることでしょう。

まだまだ私たちの闘いはこれからだ！