2024.05 大分県別府市の定番観光地である『べっぷ地獄めぐり』を体験してきました!
この記事では、7つの地獄を巡った感想と自家用車がない私たちが公共交通機関とタクシーで良い感じに回った方法を書いていきます。
べっぷ地獄めぐり
べっぷ地獄めぐりは、コバルトブル一で98度もある海地獄、酸化鉄の成分で噴気までが赤い血の池地獄、一定の間隔で熱湯と噴気を噴出する龍巻地獄、白池地獄、鬼石坊主地獄、鬼山地獄、かまど地獄の7つの地獄をめぐることをいいます。
引用元:別府地獄めぐり公式サイト
7つの地獄が見学できる共通券:大人2,200円、小人1,000円
入場券の有効期限は、購入日とその翌日の2日間。
【国指定名勝】血の池地獄
最初に訪れたのが血の池地獄。
「お隣にある龍巻地獄の間欠泉が噴き上げるタイミングとの兼ね合いで見る順番を決めるのが良いですよ。」とタクシーの運転手さんが教えてくれました。
窓口で共通券を購入。
入口にある箱に券を入れる方式でした。
売店の中を通り外に出ると血の池地獄が広がっていました!!
含有している酸化鉄、酸化マグネシウムなどの影響で本当に赤い。
グツグツ煮立ったのを想像していたけれど結構穏やかで、ズームで撮影してみると池の下に泥が堆積しているのがわかりました。
展望台に登って見た景色もよかったです。でも15:30~逆光::
【所要時間:約30分※足湯入らず】
【国指定名勝】龍巻地獄
血の池地獄から歩いてすぐのところにある『龍巻地獄』へ
龍巻地獄は天然の間欠泉で約6分~10分の間湯が噴出します。
約30分~40分の休止時間があるので行くタイミングが重要でした。
入口上の龍巻地獄の看板の上にランプがあります。赤いランプが点灯していたら、噴き上げ間近もしくは噴いている状態です。
引用元:竜巻地獄|別府地獄めぐり
店員さんが「今ちょうど噴き出していますよー」と声かけしてくれて入場。
近くでお湯が噴き上がるところを見ることができました!!
岩で上部を塞いでいなかったらもっと空高くいけるみたい。
こんなすごい現象を近くで見られるなんて・・・
最初から見たいと思い、ジェラートを食べながら待機。
イルカショー並にベンチがあるので余裕で座れるのがありがたい。
本日ラスト噴出とのこと。
お湯がふつふつとして”来るぞ、来るぞ~!!!”という感じが先ほどと違いワクワクしました。
最初は座って鑑賞、後に写真撮影という感じでした。その回の民度によるのかな?
中途半端なタイミングで入場してしまった場合、時間が許すなら2回見たほうがいいなと思いました。
【所要時間:約1時間】
〈1日目終了〉
【国指定名勝】海地獄
〈2日目は海地獄、白池地獄、鬼石坊主地獄、鬼山地獄、かまど地獄へ〉
一番遠い海地獄から下るような形で見ていきました。
営業開始時間である8時ちょうどにインしたのでほぼ貸し切り状態でした!
海地獄までの道には睡蓮が咲いていて幻想的でした。
ちなみに「開花期は、5月上旬~11月上旬で朝方が見ごろ」だそうです。
海地獄の池は硫酸鉄が溶解しているためコバルトブルーの色をしていました。
ラウンドできるようになっており、後ろに回ると湯気浴びができて面白かったです。
林のほうに展望台がありますが、売店2階部分から撮影するのが良い感じ。
好みのお土産多め
温泉たまご、かぼすぐるとん、入浴剤 えんまんの湯を購入しました。
【所要時間:1時間※足湯入らず】
鬼石坊主地獄
2か所目は、海地獄のお隣にある鬼石坊主地獄へ。
7つある地獄の中で一番ネーミングが謎だったのですが、見てちょっと納得。
灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ている事が名前の由来
引用元:鬼石坊主地獄|別府地獄めぐり
どっふっ!みたいな音を立てて湧き上がる泥にテンションが上がりました。
見た目すごく地味なのに・・・。
どちらが綺麗などっふっ!写真が撮影できるか大会も楽しかったなー。
鬼石坊主地獄だけ異様にカラスが飛んでいたのが気になりました(動物・特に鳥類苦手なので堪えた)。地獄ぽいけどね。
【所要時間:20分※足湯・鬼石の湯(620円)入らず】
地獄めぐり通りを歩いて続いての『かまど地獄』へ
かまど地獄
かまど地獄一丁目から五丁目までを見て回りました。
特に五丁目の『池の色が変わる地獄』は興味深かったです。
入口と二丁目の鬼との撮影スポットも良い!!
鬼山地獄で行われるワニの餌付けタイムが近づいてきたので退場。
他の地獄と比べて売店の売り込みが強めなので時間が押している方は注意。
【所要時間:約20分(急ぎ気味)】
鬼山地獄
鬼山地獄では、毎週土日の10時からワニの餌付けを見ることができます。
ワニを見ることもないし、ましてや餌付けなんて!絶対見たかった!!!
9:54に到着。
時間ギリギリとなってしまいましたが、余裕で見るスペースがありました。
餌を投げ入れる場所は2か所。
さすがワニ、仲間内でも弱肉強食なのか場所取り合戦が行われていました。
もうすでに怖い。奥のほうが人気あるのかな?
いざ始まると「わっ!」とか「怖!!!」みたいな声しか出ませんでした。
ワニってこんなに上方向に伸びるの知らなかったです。圧巻でした・・・。
私たちは大丈夫だったのですが、水がかかることもあるみたい。
当たり前だけど結構臭いそう。
タオルは借りられるとのことでしたが程よい距離感で見るのがいいのかも。
餌投げゾーンのワニ以外にもたくさんいるので通常の時間に行っても普通に楽しいと思います。
ワニがこちらを見ていないようで見ている感覚は思い出すだけでゾワッとします。
【所要時間:約35分】
【国指定名勝】白池地獄
地獄めぐりラスト!鬼山地獄の次は、白池地獄へ。
白池地獄は、地獄というよりは入浴剤入りの温泉みたいでした!
立派な庭園を歩き、ちょっとした丘を登ると良い感じの写真が撮影できました。
熱帯魚館では見たことない魚たちがたくさん泳いでいました。
一匹血走って暴れているピラニアは怖かった・・・。
アマゾンの大王魚ピラルク、名前だけ知っている魚の実物を見れてよかったです。
想像より展示が魅力的で当初の予定より大分長居してしまいました。
大満足の地獄めぐりとなりました。【所要時間:約30分】
【計画編】べっぷ地獄めぐりを全力で楽しむために
旅行をするにあたって事前の下調べはバリバリするタイプなのですが、現地でしか知り得ないこともぼちぼち。
また次行くときのために情報を残しておこうと思います。
地獄めぐりをする順番
べっぷ地獄めぐりで地獄に行く順番は非常に重要!!
血の池地獄と竜巻地獄は近距離にあるもの、他の5つの地獄とは離れていることを知りました。
私たちは京都からの移動で半日潰れたため、1日目は血の池地獄と竜巻地獄を見て、2日目他の5か所を見ることに。
計画通り☆
良い感じに回れたと思います。
もし1日で見て回るなら営業開始(8:00)に海地獄イン、坂を下りながら白池地獄へ向かい
鉄輪で血の池地獄・龍巻地獄がある方面のバスに乗るというのが最適解な気がします。
行く日時を考える
曜日限定のイベントや見られる時期が限られているものもあるので要チェック!!
海地獄:大鬼蓮や熱帯性睡蓮の開花が5月上旬~11月上旬、朝方が見ごろ
龍巻地獄:約6分~10分の間湯が噴出。約30分~40分の休止時間あり。4月中旬~連休につつじ、10月「アサギマダラ」到来。
鬼山地獄:ワニの餌付けが毎週土日の10時から実施
私たちが行く前GWかな?スタンプラリーイベントがあったみたい。
通常でも記念スタンプはやっているので旅の思い出に。
(足湯がある場所には足湯スタンプ、かまど地獄には2つ大スタンプありました。)
アクセスを考える(タクシー・公共交通機関・シェアサイクル)
私たちはJR別府駅の東口でタクシーを捕まえて血の池地獄・龍巻地獄へ向かいました。(台数結構あり)
旦那さんが「龍巻地獄までお願いします」と伝えたところビックリされたのは懐かしい記憶。
大体の人が血の池地獄と伝えるそう。
国道10号沿いをひた走り、JRの線路を越えるとどんどん傾斜のある山道に突入しました。
レンタサイクルも考えましたがこれは無理、やめておいて正解でした。
【所要時間約25分・料金3,050円】
(渋滞していたから?公式には約15分・2,000円と記載あり)
ちなみに地獄めぐり公式サイトの情報によると『別府駅から海地獄までは約15分・約1,900円』とのこと。
時間が合わない・観光時間確保のためタクシーを利用しましたがJR別府駅から亀の井バスが出ています。
海地獄[鉄輪方面]へ向かう
JR別府駅西口(3番のりば)路線番号(1.2.5.7.41)鉄輪行き・海地獄前のバスに乗車、海地獄前下車
【所要時間18分~22分・片道料金390円】
血の池地獄へ向かう
JR別府駅東口(5番のりば)路線番号(26、26A)外廻り循環線行のバスに乗車、血の池地獄前下車
【所要時間30分・片道料金460円】
帰りは鉄輪から出ているバスに乗り、別府駅に戻ってきました。往復と循環では所要時間が倍くらい違うので注意。
亀の井バスのホームページの経路案内・バス接近情報はかなり有能なので活用したい。
地獄めぐりにはシェアサイクルもありました。
海地獄、龍巻地獄、かまど地獄の3か所の他、駅からちょっと距離がある場所にポートがありました。
正直使いにくい・・・。行きは山登りに近い道のりを自転車で進むのは難しいし、ポートの位置取りが微妙かも。
よくレンタサイクルを活用する私たちですがバスの方がいいという判断になりました。
別府温泉で購入したお土産・食べたグルメ・素敵な街並みをまとめた記事②に続く
前回の記事では、別府地獄めぐりをした様子と事前に情報収集した情報をまとめました。 詳しくは下のリンクから。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://ramenhuhu.com/tabi-beppu[…]