ここでは、MathJax-LaTeXでギリシャ文字を表示する方法をまとめています。
目次
ギリシャ文字
MathJaxでは、以下のようなギリシャ文字を利用することができます。
名前 | 基本コマンド | 大文字 | 小文字 | 変体 |
アルファ | \alpha | \(A\) | \(\alpha\) | |
ベータ | \beta | \(B\) | \(\beta\) | |
ガンマ | \gamma | \(\Gamma\) | \(\gamma\) | |
デルタ | \delta | \(\Delta\) | \(\delta\) | |
イプシロン(エプシロン) | \epsilon | \(E\) | \(\epsilon\) | \(\varepsilon\) |
ゼータ | \zeta | \(Z\) | \(\zeta\) | |
イータ(エータ) | \eta | \(H\) | \(\eta\) | |
シータ(セータ、テータ) | \theta | \(\Theta\) | \(\theta\) | \(\vartheta\) |
イオタ | \iota | \(I\) | \(\iota\) | |
カッパ | \kappa | \(K\) | \(\kappa\) | |
ラムダ | \lambda | \(\Lambda\) | \(\lambda\) | |
ミュー | \mu | \(M\) | \(\mu\) | |
ニュー | \nu | \(N\) | \(\nu\) | |
グザイ(クサイ、クシー) | \xi | \(\Xi\) | \(\xi\) | |
オミクロン | \omicron | \(O\) | \(\omicron\) | |
パイ | \pi | \(\Pi\) | \(\pi\) | \(\varpi\) |
ロー | \rho | \(P\) | \(\rho\) | \(\varrho\) |
シグマ | \sigma | \(\Sigma\) | \(\sigma\) | \(\varsigma\) |
タウ | \tau | \(T\) | \(\tau\) | |
ユプシロン(ウプシロン) | \upsilon | \(\Upsilon\) | \(\upsilon\) | |
ファイ | \phi | \(\Phi\) | \(\phi\) | \(\varphi\) |
カイ(キー) | \chi | \(X\) | \(\chi\) | |
プサイ(プシー) | \psi | \(\Psi\) | \(\psi\) | |
オメガ | \omega | \(\Omega\) | \(\omega\) |
ギリシャ文字の小文字を表示したい場合は、英スペルに\をつけます。大文字にしたい場合は、頭文字を大文字にします。変体文字を表示したい場合は、英スペルの前にvarをつけます。
\(\alpha\) |
\(\alpha\) |
\(\Gamma\) |
\(\Gamma\) |
\(\varepsilon\) |
\(\varepsilon\) |
ただし、大文字が英アルファベットと同じ表記の場合は、頭文字を大文字にするのではなくアルファベット表記を使います。
\(\Gamma\Delta\Theta\Lambda\Xi\Pi\Sigma\Upsilon\Phi\Psi\Omega\) |
\(\Gamma\Delta\Theta\Lambda\Xi\Pi\Sigma\Upsilon\Phi\Psi\Omega\) |
\(ABEZHIKMNOPYX\) |
\(ABEZHIKMNOPYX\) |
例えば、\Alphaと入力するとエラーになってしまいます。
ギリシャ文字は大文字は立体活字(正体)で、小文字はイタリック体(斜体)で表示されます。
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MathJaxを使用してわかってきたこと、注意点などを自分用の備忘録も兼ねてまとめていきます。 コマンド例は基本インライン表示にしています。必要に応じてディスプレイ数式モードへの書き換えをしてください。 環境構築[…]