ここでは、MathJax-LaTeXで複素数を表示する方法をまとめています。
複素数(complex number)
MathJaxでは、以下のような複素数に関する記号が出力できます。
コマンド | 出力 | コマンド | 出力 |
\( z = x + yi \) |
\( z = x + yi \) | \( i^2 = -1 \) |
\( i^2 = -1 \) |
\( \Re z \) |
\( \Re z \) | \( \mathrm{Re} z \) |
\( \mathrm{Re} z \) |
\( \Im z \) |
\( \Im z \) | \( \mathrm{Im} z \) |
\( \mathrm{Im} z \) |
\( \bar{z} \) |
\( \bar{z} \) | \( \bar{\bar{z}} = z \) |
\( \bar{\bar{z}} = z \) |
\( |z| = \sqrt{x^2 + y^2} \) |
\( |z| = \sqrt{x^2 + y^2} \) | \( \arg (z) \) |
\( \arg (z) \) |
\( z = re^{i\theta} \) |
\( z = re^{i\theta} \) | \( \mathbb{C} \) |
\( \mathbb{C} \) |
虚数単位「\(i\)」はそのまま入力します。
\Reコマンドおよび\Imコマンドで、複素数の実部および虚部を表すフラクトゥールが表示されます。
共役複素数を表す上線は、\barコマンドで出力できます。コマンドを重ねて二重線にすることもできます。
極形式で表す場合、偏角(argument)は\argコマンドが使用可能です。
実部・虚部や複素数全体の集合\(\mathbb C\)についてはフォントのページもご参照ください。
立方根(cubic root)
1の三乗根を\(\omega\)で表すことがあります。
コマンド | 出力 |
\( \displaystyle \omega = \frac{-1 + \sqrt{3}i}{2} \) |
\( \displaystyle \omega = \frac{-1 + \sqrt{3}i}{2} \) |
\( 1 + \omega + \omega^2 = 0 \) |
\( 1 + \omega + \omega^2 = 0 \) |
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MathJaxを使用してわかってきたこと、注意点などを自分用の備忘録も兼ねてまとめていきます。 コマンド例は基本インライン表示にしています。必要に応じてディスプレイ数式モードへの書き換えをしてください。 環境構築[…]