ここでは、MathJax-LaTeXで空白や改行を表示する方法をまとめています。
空白(space)
MathJaxの式中では、半角スペースは認識されません。空白に関するコマンドを用います。
コマンド | 出力 |
\( xxx yyy \) |
\( xxx yyy \) |
\( xxx \, yyy \) |
\( xxx \, yyy \) |
\( xxx \ yyy \) |
\( xxx \ yyy \) |
\( xxx ~ yyy \) |
\( xxx ~ yyy \) |
\( xxx yyy \) |
\( xxx yyy \) |
\( xxx \hspace{10pt} yyy \) |
\( xxx \hspace{10pt} yyy \) |
最も小さい空白は「\,」コマンドで挿入します。
半角スペースを挿入するためには、「\ 」(バックスラッシュ+半角スペース)または「~」を使います。
全角スペースは認識されます。
\hspace{大きさpt}コマンドを用いると、空白の大きさを指定することができます。
逆に、空白を詰めたい場合は「\!」コマンドを利用します。
\( xxx \! yyy \) |
\( xxx \! yyy \) |
\( xxx \!\!\!\! yyy \) |
\( xxx \!\!\!\! yyy \) |
コマンドを重ねて使用することも可能です。
改行(new line)
MathJaxで改行したい場合、「\\」コマンドを用います。
コマンド | 出力 |
\( xxx \\ yyy \) |
\( xxx \\ yyy \) |
\( xxx \\[10pt] yyy \) |
\( xxx \\[10pt] yyy \) |
「\\[大きさpt]」とすることで、改行の幅を指定することができます。
複数行に亘る数式の改行については、数式のページをご参照ください。
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MathJaxを使用してわかってきたこと、注意点などを自分用の備忘録も兼ねてまとめていきます。 コマンド例は基本インライン表示にしています。必要に応じてディスプレイ数式モードへの書き換えをしてください。 環境構築[…]