こんにちは、にんじんです。
「そうだ、ITパスポートを取ろう!」と思い立ち、受けてみました。
きっかけは2つありまして・・・
1つ目は、Quiz Knockさんの国家資格を受験する動画(以下参照)。
この動画を見て驚いたのですが、須貝さんが取得した危険物乙4類を、私も同じタイミングで受験して取っていたんですよね。
こんにちは、にんじんです。 今回は、危険物取扱者の資格取得について書いていきます。 兵庫県にて令和3年度の第1回試験を受験し、見事合格しました。 免状も手元に届いたので、受験申込から勉強方法・期間、免状[…]
ふくらPさんが取得したITパスポートにも若干興味が湧いたわけです。潜水士は置いておくとして(笑)
2つ目は、最近機械学習やプログラミングを勉強していて、IT系の資格に興味があったことです。
情報処理についてはあまり学んだ経験がない私でも、とっかかりとして気軽に受けられそうだな、と。
ふと調べてみたら、たまたま申し込み期間中で、しかも2022年4月から受験料が値上げ。
その場で申し込みました。
そんな感じでITパスポートを受験。
余裕を見て3週間ほど勉強して、なんとか900点を超えることができ、無事合格。
以下では勉強内容、使ったテキストなどについてまとめていきます。
ITパスポート試験の概要
ITパスポート試験は、情報処理推進機構(IPA)が実施している国家試験です。
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
引用:iパスとは
情報社会に生きる我々が、最低限身に付けておきたい情報リテラシーを一通り学ぶのに最適な試験となっています。
試験方式
試験はCBT(Computer Based Testing)方式で行われます。
会場でPCを用いて実施し、その場で採点されるという優れもの。
情報の試験らしくていいですね。
なお、会場のセキュリティはかなり厳しかったです。
受験料
受験料は5700円(22年4月以降は7500円)です。
試験範囲
ITパスポート試験は、120分で4択問題を100問解答します。
問題の分野は3つにわけられています。
ストラテジ系 | 35問程度 | 企業活動や法律、経営戦略など |
マネジメント系 | 20問程度 | システム開発のマネジメント、監査など |
テクノロジ系 | 45問程度 | 情報技術、セキュリティなど |
純粋なITに関する部分(テクノロジ系)の割合は半分にも満たない、という特徴があります。
各分野で300点/1000点以上の足切りがあるため、広く浅く知識を付けておく必要があります。
情報系の学生であればテクノロジ系は簡単でしょうが、それ以外の分野の勉強になじみがなくて苦労するかもしれません。
一方社会人にとっては一般的な内容も多く、やや有利かもしれません。
総合評価600点/1000点が合格ラインです。
勉強方法
ITパスポートの勉強方法ですが、試験範囲が広いので参考書を利用した方が効率的です。
何冊もやる必要は全くなく、1冊を一通りこなせば合格ラインに達すると思います。
私はこちらを使用。理由は、たまたま図書館にあったからです(笑)
参考書を選ぶ上でのポイント
ITパスポートは参考書が多数存在しますが、選ぶときの注意点をお伝えします。
- やさしすぎない
- ストラテジ系とマネジメント系の内容が豊富
- 最新シラバスに対応
上記3点に気を付けてください。
初心者向けを語る書籍には、イラストが多くて直観的にわかることを売りにしているものが多くあります。
こうした本は内容が薄く、試験レベルに達しないものも多いです。
また、ITパスポート試験はテクノロジ系以外の出題も多く、よほどのIT初心者でない限り、力を入れて勉強すべきはむしろこちらです。
一番重要なのは、最新シラバスに対応しているか、ということです。
ITパスポート試験は、試験範囲が変わります。
21年10月時点ではシラバス5.0ですが、22年4月からはシラバス6.0になります。
これを間違えると、出題されない分野を一生懸命勉強したり、出題される分野を全く勉強できなかったり、ということになりかねません。
高得点を取るためには
続いて、ITパスポートで高得点を取るためにはどうすればよいかを紹介します。
合格するだけならここまでしなくて大丈夫です。興味がある人のみご覧いただければ。
個人的に重要だと思うのは以下の点です。
- ストラテジ系の単語は元の英語で理解する
- 問題文と選択肢で共通の単語を意識する
- 計算問題は落ち着けば必ず解ける
ITパスポートの試験範囲には、英語の略語が多数あります。
SCM、SFA、PPM、RFI、RFP、などなど。似ていたりしてややこしい。
これらは基本的に元の英語で覚えましょう。
そうすると何が良いかというと、①和訳するだけで選択肢が絞れる、②知らない略語の類推に役立つ、ことです。
また、高得点を取るためには過去問演習が重要です。
ITパスポート過去問道場さんなどで数多くの問題に触れておきましょう。
本番でも似た問題は出題されますし、選択肢を絞り込めるようになります。
見たことない問題だけど、この選択肢は他の問題の解答だったよな、など。
・・・ありきたりな対策ですね。
この試験は素直な知識問題ばかりなので、普通の試験勉強を普通にやればできるようになる、ということでもあります。
結果
本番は計算問題を丁寧に解き、見直しなしの60分ほどで終了。
提出するとすぐに採点され、その場で結果を確認することができます。
また、数時間後にはWeb上で成績を確認できるようになります。
総合評価点:920点
(ストラテジ系:900点、マネジメント系:840点、テクノロジ系:915点)
でした。
どういう点数計算になっているのでしょうか?いまひとつわかりませんが・・・まあ悪くない結果でよかったです。
Web合格発表、官報での合格発表と合格証が届くはずなので、また追記していきたいと思います。