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【甲種】危険物取扱者試験に満点合格!使用したテキスト・問題集も紹介

こんにちは、にんじんです。

以前、危険物取扱者(乙種4類)の合格記事を書きました。

【乙4】危険物取扱者資格取得までの流れまとめ~申し込み・試験対策・免状発行まで

今回は続編ということで、甲種危険物取扱者の合格体験記を書いていきます。

はじめに:受験の動機

乙4を取ったとき、いずれ甲種を取りたいとは思っていました。

ただ、受験会場の大学が遠くて行くのが面倒だったので、しばらく様子見・・・

をしていたところ、2022年3月の試験会場が近くの工業高校とのこと。

これはチャンスだと思い、受けてみることにしました。

にんじん
ただの趣味です。仕事等とは一切関係ありません。

受験準備編

詳細は乙4の記事にまとめているので、ここでは省略します。

甲種を受けるにあたって、困ったことなどを中心に紹介します。

書類出願は面倒

危険物取扱者試験の出願方法には、書面申請電子申請があります。

電子申請が可能な試験種別は

  1. 証明書添付が不要な乙種及び丙種
  2. 乙種4種類以上の取得を受験資格とする甲種

となっています。

私は乙4しか持っておらず、甲種の受験資格は大学の単位で申請するつもりでした。

つまり、電子申請はできず、書面申請をしなくてはいけませんでした。

 

受験書類をいただきに、年末の消防署へ。

にんじん
コミュ障な私にはこれが一番の難関

事務所に入ってみたものの、普通に執務スペースとなっており、誰に何と声をかけていいのかもよくわかりませんでした。

困っていた私を見かねて声をかけてくださった方に「危険物取扱者試験の願書が欲しいのですが・・・」とお願いしました。

危険物取扱者試験の願書を貰いに来る人間なんて、ほとんどいないのでしょうか?

何人かで棚の辺りを探し回って、ようやく掘り出してきてくれました。

危険物取扱者試験 願書

単位証明書だって、写真とかスキャンとかで電子化して、それで申請できたら便利だと思うんですけどね・・・

受験資格として認められる単位は?

無事に願書を手に入れたので、次は受験資格の証明書を手に入れなければいけません。

成績証明書は、大学のサイトから申請し、コンビニで印刷することができました。

 

ここで困ったのは、自分の取得した単位が本当に受験資格として認められるのか?という点です。

私が申請したのは以下の単位たち。

  • 基礎物理化学A・B(4単位)
  • 基礎有機化学A・B(4単位)
  • 物理化学(2単位)
  • 分離工学(2単位)
  • 基礎環境工学Ⅰ・Ⅱ(4単位)・・・??

授業名に「化学」と入っているものは認められるので、それで10単位。

分離工学は「化学に関する授業科目例」に記載されており認められるので、合計12単位。ここまでは確定でした。

必要な単位数は15で、あと候補になりそうな授業は基礎環境工学のみ。しかし、環境工学は、化学に関する授業科目の例に記載されていませんでした。

にんじん
果たして受験資格として認められるのだろうか・・・

色々な大学の情報を探していると、環境系は受験資格として認められているらしき記述がちらほら。

多分いけると信じて出願しました。

 

結果、受験資格が認められたので、OKだったと思われます。

 

本来なら本部に問い合わせるのが一番なのでしょうね。

電話が苦手なのでできませんでした。メールで問い合わせをさせてください。

勉強編

勉強時間:約2か月で80時間

かなり余裕をみました。

法令は乙4のときに学んでいるので、復習がメイン。

大学まで物理・化学を勉強してきた理系なので、物理化学はさらっと復習するだけ。

一方、第4類以外の危険物については1からの学習なので、危険物の性状に注力しました。

 

勉強方法はいつもどおり、繰り返し知識を刷り込むことで暗記し、問題演習の繰り返し。

甲種は出題範囲が広いので覚えるべきことも多岐に渡りますが、少ない問題数で全範囲を問うために、オーソドックスな問題が多く出題されます。

1,2問の難しい問題が解けずとも、合格ラインの6割を取れれば良いのです。

覚えるべき事項を正確に覚え、数多くの問題を解くこと。危険物取扱者試験の基本はこれに尽きますね。

使ったテキスト・問題集

乙4に引き続き、こちらのテキストを使用。

良く出るポイントや、ひっかけのパターンなどが記載されていて、試験対策として役立ちました。

テキストは自分に合ったものを、一つ持っておけば十分だと思います。

 

続いて問題集は、以下の二つを使用。

実際に出題された問題が網羅されており、これをやりこめば合格は確実です。やりこむのは難しいほどの分量ですが・・・

分野ごとに解説もあるので、全範囲のポイントを学習するのには最適。

一方、問題が分野別になっているので、本試の演習としてはやや物足りないと思います。

そこで、次の問題集を併用することで本番力を磨きました。


本番形式の模擬テストが6回分収録されています。

本番試験より難易度が高めなので、この本に掲載されている問題を解けるレベルなら合格ラインだと思われます。

合格発表

3月6日に試験を受け、3/24正午に合格発表でした。

昼食を食べながら合格を確認。試験には手ごたえを感じていたので、安心して結果を待てました。

 

3/25には合格の通知と免状の申請書が届きました。

危険物取扱者 甲種 合格

法令(100%)、物理・化学(100%)、性質・消火(100%)

満点合格できました!

乙4のときは法令を1つ間違えたので、嬉しい!!

まとめ

甲種を取ることができたので、これにて危険物取扱者試験は終了です。

これでいつでも危険物を取り扱う職に就くことができますね。

そして、本腰を入れて危険物取扱者試験の対策サイトを作成していきたいと思っています。

 

次は何を受験しようかなあ。

危険物取扱者 甲種 アイキャッチ
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