こんにちは。京都市在住のなつです。
天橋立ケーブルカーに乗って「天橋立傘松公園」に行ってきました!
展望台から見る天橋立は格別でした。
この記事では、ケーブルカー・リフトの料金・見える景色、公園内の様子を紹介します。
天橋立(京都府宮津市)
天橋立は陸前(宮城県)の松島、安芸(広島県)の宮島と共に日本三景の一つに数えられる景勝地です。
全長3.6kmの砂州となっており、約8千本の松が立ち並びます。
「丹後国風土記」によると、伊弉諾尊が天に上り下りするためにつくられた梯子が、昼寝をしている間に倒れて天橋立ができたという神話があります。
(参考元:海の京都散策マップ、天橋立傘松公園HP)
天橋立傘松公園
天橋立の絶景展望スポットは4つ!
- 天橋立傘松公園から見る「昇龍観」
- 大内峠一字観公園(与謝野町)から見る「横一文字」
- 天橋立ビューランドから見る「飛龍観」
- 天橋立雪舟観展望休憩所から見る「雪舟観」
私達は、その中の天橋立傘松公園に行ってきました!
天橋立ケーブルカー・リフト府中駅
天橋立傘松公園には、府中駅で天橋立ケーブルカー・リフトに乗っていきます。
自転車は、写真右側・案内板がある方面に駐輪スペースがありました。
受付は2か所ありましたが、観光バスで来た人達と一緒になったのでちょっと待ちました。
購入した後、そばに自動券売機があったことに気付いてしまいました。誰も並んでいないし、絶対早かった。。
天橋ケーブルカー・リフトの料金
天橋立笠松公園ケーブルカー・リフトの料金
大人 | こども | |
往復 | 680円 | 340円 |
片道 | 340円 | 170円 |
片道という選択肢もありました。
結構な山だけど、徒歩で登ることができるのでしょうか?どんな人が片道券を買うのか気になる。
その他にも天橋立観光船、伊根湾巡り遊覧船、成相寺行き登山バス・入山料のセット券もありました。
大人 | 中高生 | こども | |
天橋立観光券W (ケーブル・リフト往復+観光船往復) |
1,600円 | 800円 | |
天橋立観光券S (ケーブル・リフト往復+観光船片道) |
1,200円 | 600円 | |
伊根笠松観光券 (ケーブル・リフト往復+伊根湾巡り遊覧船) |
1,500円 | 750円 | |
成相寺 (ケーブル・リフト往復、登山バス往復+入山料) |
1,800円 | 1,600円 | 700円 |
旅行の予定段階でどの共通券を活用するか決めておくとお得にいけそう。
私達は成相寺に参拝したかったので、登山バス付きの券を購入しました!
【おすすめ】上りはケーブルカー・下りはリフト
共通券になっているので、上り・下り別々の乗り物に乗ることが可能です。(のりばが分かれています。)
私達は上りはケーブルカー・下りはリフトに乗りました。
これが大正解!!
上りをリフトにすると天橋立に背を向けた状態で登っていくので、景色を楽しむのが難しそうでした。
それぞれ乗った様子と見える景色を紹介します!
上りの景色(ケーブルカー)
ケーブルカーの発車時刻は00分、15分、30分、45分と決まっていました。
発車待ちの時、手動式運転盤を見ることができました。昭和34年~平成6年まで使用した物みたいです。貴重~。
どの席に乗るのがベストなのか作戦会議の結果、一番下の2人席に座ることにしました。
窓が開いていたので、写真撮影が捗りました!
だんだん上がっていく様子を収めました。他の人が入り込まないし、景色を独り占めできるのが最高でした。
絶景を楽しめる点は◎
傾斜がきついので、最初から最後まで足を踏ん張らないといけないのが地味にくるかも。ガコン!とならない点は○。
最後に降りるとこんな写真も撮ることができました。
天橋立withケーブルカーすごくよかった!
大満足で天橋立笠松公園へ
下りの景色(リフト)
下りはリフトに乗りました。(↓スカイデッキから撮影)
夫婦2人とも雪やスキーとは無縁の生活をしていたので、人生初リフトでした。
乗り方は足のマークに合わせて椅子が来たら座るだけ。
係の人がタイミング良く座らせてくれるので、無事乗ることができました!!
(びびっての、乗れない!と避けたところ椅子に弾き飛ばされたらどうなるのだろう?と嫌な妄想してしまい、)
とにかく片手で何かすると揺れる。
スマホも取り出したいし、寒すぎるから手袋もしたい。事前に全部仕込んで乗るのが正解だったみたい。
天橋立すごい綺麗・・・。身一つで絶景を楽しんでいる感がたまなく最高でした。
旦那さん撮影↓(前で固まっている私)
流石に下のほうになると慣れてきました。
小学生1年生から一人で乗っても良いらしいけれど、私だったらトラウマになりそう・・・。
旦那さんは涼しい顔で乗っていてちょっとむかつくw無事着。
所要時間はケーブルカーで約4分・リフトで約6分でした。
股のぞき
天橋立傘松公園は、「股のぞき発祥の地」だそうです。
私達も股のぞき台から天橋立を見てみました!
なぜこんな見方をするようになったのか調べたところ、天橋立傘松公園のホームページに答えがありました。
古くからの名勝地として有名な天橋立傘松公園からの景観は、多くの観光客を楽しませる中で、新しい楽しみ方を生み出したと考えられています。
天橋立の一筋の松並木が、宮津湾と阿蘇海を分けた景観は天に架かる橋のようにも見えます。
また、空に浮かんだ雲が海面に写った景観を逆さに見ると、空と海とが逆転し、まさに天に架かる橋のように見えることから、
「股のぞき」という逆さに景観を楽しむ方法が発明されたのでしょう。着物で股のぞきをする貴重な写真も残っています。
昔の人と同じ楽しみ方をしていると考えると趣きを感じる。。それにしても綺麗。
スカイデッキ
スカイデッキでは、股のぞき台とはまた別の角度で天橋立を楽しめました!
(撮影+写真どうですかが苦手なので近寄りにくい。。)
出っ張った部分は風ビュンビュン。ちょっとしたスリルを味わえます。
夫婦記念撮影。
改めて本当に綺麗だなと思いました。見ることができて良かった。。
かわらけ投げ
素焼きの陶器を高い場所から落とす(厄を落とす)かわらけ投げ。3枚200円で体験できました。
天橋立では、知恵の輪の中に入れる形でした!
冠島沓島遥拝所
神が宿る冠島沓島(かんむりじまくつじま)
遥拝所の鳥居の先のかなたに浮かぶ二つの島が冠島沓島です。
室町時代の画僧雪舟は「天橋立図(国宝)」に本来ならこの構図に入らない島を絵の右下に書き込んでいます。
それは、この島が天橋立を含む若狭湾沿岸の住民から篤く崇敬され、神宿る特別な島であることを雪舟が知っていたと考えられています。
冠島沓島は籠神社ご祭神の彦火明命と市杵嶋姫命が天降り夫婦となった神聖な島として古代から特別視されてきました。
ご神徳は縁結び・夫婦円満・家内安全・事業繁盛・技術学問向上・航海安全・貿易交渉・財運など
引用元:冠島沓島について|公園内看板
神社やお寺を参拝するのが趣味の方は、冠島沓島も要チェックです!(成相寺に向かうバスでも見ることができました。)
天橋立傘松公園から成相寺へ
最後に・・・成相寺行きのバス乗り場・料金・運行時間を紹介して終わります。
ケーブルカー・リフトを降りてすぐのところに成相寺へ向かうバスが停まっていました。
きっぷ売り場で(バス運賃+入山料)の合計金額を支払います。
大人 | 中高生 | 子供 | |
往復 | 1,120円(720+400) | 920円(720+200) | 360円(360+0) |
片道 | 760円(360+400) | 560円(360+200) | 180円(180+0) |
下の窓口で共通券を購入した人は切符を渡すだけでした。
9:30~16:30まで運行。
土日祝は10分・30分・50分の20分ダイヤでした。平日は30分ダイヤ。
歩いた場合30~40分ずっと上り坂みたいなので、登山・ハイキング目的の人以外はバスに乗ったほうが良いと思いました。
参拝した様子は次回記事で。
アクセス
住所 | 〒629-2242 京都府宮津市 字 大垣 75 |
電話番号 | 0772-27-0032 |
ケーブルカー運行情報 | 年中無休、9:00~16:30(毎時0分 15分 30分 45分運行) |
リフト運行情報 | 3月1日~12月18日運行※HP要チェック 9:00~16:00 |
ホームページ | 【公式】天橋立笠松公園|天橋立へ行こう |
まとめ
京都府宮津市にある天橋立を天橋立笠松公園から見てきました!
天橋立笠松公園には、ケーブルカーで行くかリフトで行くか選ぶことができます。
(上りはケーブルカー、下りはリフトがおすすめ)
公園内では股のぞき台、スカイデッキなど色々な方法で天橋立を見ることができました。
本当に絶景。生きている間に天橋立を見ることができてよかった!
他にも天橋立を見る展望台があることを知ったので行ってみたいと思いました。
【次の記事】登山バスに乗って向かった『成相寺』でも天橋立の絶景をみることができました!
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