GWに帰省した際、名古屋のシンボル『名古屋城』に行ってきました!
名古屋城天守閣の木造復元がなかなか上手くいっていないようで入場禁止でした。
「今行っても意味ないかな?」なんてちょっと思いましたが、
旦那さんは名古屋城を見たことがない(!?)と知りこれは行かねばと思いました。
何気に私も久しぶり。
新しく出来た金シャチ横丁も気になるし、御城印帳を買いたかったので行ってきました!
地下鉄の駅名が「名古屋城駅」に変わっている!
熱田神宮から名古屋城に向かう際に地下鉄を利用しました。
地下鉄の駅名が変わることをニュースで知っていましたが、実際に目にするのは初めて!
ちなみに4つの駅名が変わっていました。
- 中村区役所→太閤通
- 市役所→名古屋城
- 伝馬町→熱田神宮伝馬町
- 神宮西→熱田神宮西
個人的に熱田神宮伝馬町はやりすぎかなと思う。他は良き。
名古屋城駅から地上に出ると出入口がおしゃれになっていてビックリしました!
BE KOBEみたいに@NAGOYAなんてオブジェもあって観光に力を入れようとしているのを感じました。
でもなんでだろう・・・地元の名古屋がやるとちょっと気恥ずかしい。遠巻きに写真を撮り退散。
金シャチ横丁へ
地下鉄名古屋城駅から歩いていくと最初にあるのが宗春ゾーン、徒歩約10分くらい歩くと義直ゾーンがありました。
(隣り合っているわけではなく、まあまあの距離がありました。)
両エリアに金シャチがたくさんあったので紹介。
①宗春ゾーン入口に『名城 金鯱水』(マイボトルで水を汲むことが可能。)
②義直ゾーンのお土産屋さん『琥珀堂』にある大きな金シャチ
目に入ったのは2つだけど、多分他にもありそうな感じでした。
今回は義直ゾーンでランチ!
店舗が並び、城下町みたいな雰囲気がありました。
名古屋名物の『矢場とん』『山本屋総本店』はさすがの人気。私たちは米が食べたかったので『名古屋コーチン親子丼 鳥開』へ!
『名古屋コーチン親子丼 鳥開』でランチ
鳥開も同じくらい人気だったので40分くらい待ちました。
どのお店も待機列に日陰はないので帽子・水分必須でした。
メニューはこんな感じ。
旦那さんは特選名古屋コーチン親子丼金賞セット(2,260円)、私は名古屋コーチン親子丼を注文。セット分はシェアしました。
おいしかったです。
追い黄身が乗っている親子丼はやっぱり最高!
観光地の飲食にしては量もしっかりあるし、お値段も相応かなと思いました。
大満足!
それにしても行ったの3か月も前か・・・記憶が薄い
※トイレなし
(店舗外のトイレの場所がよく分からずぷちパニックに。義直ゾーンから城方面に向かう途中の公衆トイレが最短かも)
いざ!名古屋城へ!!
観覧料は大人500円!
金シャチが描かれたチケットかっこいい!思い出帳に貼りました(*^-^*)
正門
何気に名古屋城正門から入るのは初めてかも。
表二之門
表二之門へ行くまでにたくさんの出店が出ていました。
名古屋城周りの東西こんなに長かったっけ?正門から表二之門まで距離を感じました。
表二之門はスッとあまり意識することなくくぐったけれど、後々写真を見返すと鉄砲狭間がかっこいい!!
調べたところ狭間の一種みたい。
狭間って△□〇と様々な形が混在しているものというイメージがあったからすべて〇で統一されているのも良い!
東南隅櫓 (本丸辰巳櫓)
通常非公開
天守閣[閉館中]
金シャチ!緑青色の屋根!名古屋城だ~!!!!
改めて名古屋城とは?
関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は、1610年(慶長15)、
大坂の豊臣方への備えとして、名古屋城の築城を開始します。
築城を命じられたのは、加藤清正、福島正則など、豊臣家に従ってきた西国大名20家。
これを天下普請(てんかぶしん)といいます。徳川の威信をかけて築かれた名古屋城は、金鯱を頂く巨大な天守、絢爛豪華な本丸御殿、広大な二之丸庭園、高い石垣と深い堀、堅固で巧妙な縄張などを備え、近世城郭の完成形といえるものでした。
名古屋城は、江戸260年を通じて御三家筆頭・尾張徳川家の居城として栄えます。
築城にあわせて清須から町ぐるみの引越し「清須越」が行われ、現在の名古屋の街の原型となる、碁盤割(ごばんわり)の城下町が形成されました。名古屋城は往時の姿をよく伝える国内屈指の城郭として、国の特別史跡に指定されています。
引用元:名古屋城|観覧ガイド
テンション上がってたくさん撮影しました!
天守閣に近付いてからの画角より本丸御殿の受付あたりからの画角が好きかも。
南東側からぐるっと天守閣の周りを歩けるようになっていました。
御殿椿
天守閣の南側に大輪の「御殿椿」が咲いていました!
開花時期は3月から4月にかけてだそうですが、5月1日でもまだまだ楽しめました。
不明門(焼失再建)
土塀の下に設けられた門、本丸北側と御深井丸をつなぐ門であるが厳重に施錠され「あかずの御門」と呼ばれていた。
引用元:不明門看板
北側から見ると剣塀になっていてすごくイカツイ感じになっていました。
これはよじ登れないや・・・。
北側から見る天守閣
天守閣の北側はこんな感じになっていました!
石垣の傾斜がすごい!!
石垣は豊臣方の大臣によって作られ、石には刻名があり、(どこだ?ちょっと分からなかった)天守台は城づくりの名人である加藤清正が担当したそうです。【堀・石垣|名古屋城HP】
天守閣の特徴である屋根瓦について調べていたら毎日新聞の記事(2017/12/25)が出てきました。
元々、銅瓦で赤褐色だったものが錆びて緑青色になったそうです!
こんな歴史があるなんて知らなかったです。保全も大変だ。
天守礎石
昭和二十年(1945)に焼失した旧国宝天守の礎石がありました。
パワースポットみたいな見た目。
こんなごつごつの石の上に城が建つの?とびっくりしました。
日陰とゆっくり休めるところを探し彷徨っていると茶席に辿り着きました。
茶席
名古屋城春まつり期間中(2023年5月1日~5日)のだったので特別公開していました。
でも茶席ってどこを見ればいいか分からないので庭園だけ見て行きました。
織部堂や織部燈籠、ひょうたんのマークが描かれた石畳や枯山水など見て癒されました。
本当に美しい場所でした。
乃木倉庫
天守閣の北西には行ったことなかったので探検してきました!
芝生の先には登録有形文化財「乃木倉庫」なるものがありました。
かつては弾薬庫で今は障壁画などが保管されているみたいです。
西北隅櫓
「なんかすごそうなものがある!!」と近寄ったところ『西北隅櫓』がありました。
西北隅櫓とは?
清洲城天守を移築したと伝えられ清洲櫓とも称された。(中略)
屋根三層・内部三階で全国でも最大規模の隅櫓である。
引用元:西北隅櫓 看板
「清洲城行ったことないな~」と検索をかけたところ徳川家康の命で廃城・城跡も開発によって大部分は消失していることを知りました。
『清洲城・あいち朝日遺跡ミュージアム』なるものはあるみたい。
そもそも清洲城って織田信長天下取りの出発点だそうなので、解体するよね。
名古屋城で建材活用するのは効率的だなーと思いました。
御深井丸
木漏れ日の中、小さな池の周りを歩いたりいい散歩コースとなっていました。
西側から天守閣を見ると金シャチがすごく見やすい!
人がかなり少ないのでじっくり眺めたり、撮影するのに良いスポットでした。
天守閣と小天守閣を繋ぐ塀が剣塀になっていました。
地味なんだけどなんか見ちゃう。
西南隅櫓
重要文化財
本丸御殿
ぐるっと外周を回り本丸御殿に戻ってきました!
(1時間半も歩き回っていたみたい。見所ありすぎる!!)
本丸御殿とは?
1615年(慶長20)、尾張藩主の住居かつ藩の政庁として建てられた、日本を代表する書院造の建物です。
近世城郭御殿の最高傑作とうたわれ、城郭では天守閣とともに国宝第一号に指定されました。
引用元:みどころマップ|名古屋城公式
2018年に復元工事が行われたこともありすごく綺麗でした。
「名古屋人は派手好き」と言われていることにピンと来ていなかったのですが、納得の豪華絢爛な造りでした。
特に天井と欄間の装飾がギラギラで眩しかったです。
本丸御殿で最も格式の高い上洛殿の写真貼っておきます。
(説明看板も合わせてじっくり見て)本丸御殿の所要時間30分くらいでした。
大満足!!
最後に名古屋城の御城印帳と御城印、日本100名城のスタンプを紹介して終わります。
名古屋城の御城印帳・御城印、日本100名城のスタンプ
名古屋城のオリジナル御城印帳は正門横売店で購入できました!
レジにて伝えると現品を出してもらえました。
御城印帳
表紙、裏表紙の墨絵は名古屋市出身の墨絵アーティスト―TAKUMIによる書き下ろし
表に金シャチ、裏に名古屋城とかなりかっこいい!!
この御城印帳から始めたくて御城印がたまる一方だったので購入できてよかったです!
特別御城印(非売品)も合わせて付いてくるのも嬉しい!
<仕様>
- 本体:たて183×よこ124×厚み18㎜
- ページ数:40ページ(片面PPポケット付き)
- 保護カバー付き(材質:塩化ビニール)
- 価格:2,500円
特別御城印
名古屋城の御城印帳を購入したときにいただいた特別御城印はこちらです!
おもての金シャチを背景に『特別史跡 名古屋城』と赤文字で書かれていました!
これまたかっこいい。
他にも名古屋城の特別御城印はちょくちょく出ているみたいです。
- 令和5年4月6日「しろの日」記念 460枚限定
- 令和3年12月5日~なくなり次第終了(1月2日)ドラゴンクエストウォークコラボ第二弾
- 令和3年11月12日~なくなり次第終了(11月13日)ドラゴンクエストウォークコラボ第一弾 500枚限定
※名古屋城振興協会のニュース&トピックスより抜粋
ドラゴンクエスト全く知らないのでかなりの人気ぶりにびっくりしました。
通常御城印
正門横売店で合わせて購入できました。価格は300円でした。
日本100名城のスタンプ
正門入ってすぐ右にある総合案内所の窓口で声をかけるとスタンプはんこを貸してもらえました。
登城認定を受けるつもりはなく、ただ旅の思い出のために捺したのですが・・・
「違うスタンプ帳に捺すのはちょっと・・・売店で公式のスタンプ帳購入できますよ。」とお声がけされました。
無人の場所ばかり行ってきたので気にしていなかったのですが、確かに良くはないよね。反省。
いただいたスタンプはこんな感じでした。
アクセス
住所 | 〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1−1 |
電話番号 | 052-231-1700 |
開園時間 | 9:00~16:30(本丸御殿・西の丸御蔵城宝館へ入場する場合~16:00) |
休園日 | 12月29日~31日、1月1日 |
料金 | 大人500円、名古屋市内高齢者100円、中学生以下無料 |
アクセス | 地下鉄名城線 名古屋城駅 下車すぐ |
ホームページ | 名古屋城公式ウェブサイト |
まとめ
GWに名古屋城に行ってきました!
あいにく天守閣は復元工事のため入ることはできませんでしたが、周りをぐるっと回るだけでも結構楽しむことができました。
色々な角度から見る名古屋城は新鮮でした!特に御深井丸(西側)は穴場。
次は工事が終わったら登りに行きたいと思います。