こんにちは!姫路市在住の新米夫婦よめちゃんです(`・ω・´)ゞ
兵庫県姫路市にある「書写山 圓教寺(円教寺)」に参拝してきました!
「西の比叡山」ともいわれる書写山 圓教寺(円教寺)。
ラストサムライの撮影地になっていることやチベット語の御朱印がいただけることで有名です!
書写山 圓教寺(円教寺)境内の様子や御朱印帳・御朱印について紹介していきます。
姫路駅から書写山 圓教寺(円教寺)へお得な乗車券で向かう
内容:姫路駅~書写駅のバス往復の乗車券、書写山ロープウェイ乗車券
金額:大人 1,420円 、小人 710円
購入場所:神姫バス 姫路駅前案内所(キュエル姫路1階)
書写山ロープウェイセット券を買わずに行こうと思うと・・・
バス代:大人560円・小人 280円
書写山ロープウェイ代:大人1,000円・小人500円かかります。
セット乗車券を購入後、姫路駅(北口)バスターミナル10番のりばのバス停で待ちます。(だいたい20分に1本バスが着ます)
姫路城に向かう大通りを走るのでバスから姫路城を見ることができるのでお見逃しなく!
「バスってこんな狭い道通るの?」という道を走ります。見えてくるのは川、山・・・
書写山ロープウェイ駅に到着!
高架線?を越したところに書写山ロープウェイ駅があります。
車の場合、高架線の下が駐車場となっていて無料で停めることができます。
私たちが行く前日までロープウェイの整備点検があり利用できない状態でした。
前もって書写山ロープウェイの公式HPでチェックしておいた方がいいです。
- 始発便は8:30から15分ごとの運行
- くだり最終便は平日・土日祝、時期ごとに異なる(大体冬は17時、春夏は19時まで運行)
混雑しているときは一階部分で列を作って待ち、係の人の誘導で二階部分に上がっていきます。
書写山ロープウェイは全長781m、3分50秒の空中の旅が味わえます。
書写山 圓教寺(円教寺)に行くまでは近畿自然歩道を歩く
書写山ロープウェイの終着駅「山上駅」に到着!
少し歩いていくと左手に書写山 円教寺の歴史が書かれたパネルがあります。
志納所から徒歩で円教寺に向かうか送迎マイクロバス(往復500円)で向かうか選ぶことができます。
送迎マイクロバスで向かう場合、志納所で料金をお支払いします。
摩尼殿下にある売店(はずき茶屋)くらいまで乗せてくれるみたいです。
私たちは、東坂(近畿自然歩道)を歩きました。
友達と一緒に登ればあっという間・・・とはならず結構辛い山登りに。
東坂(近畿自然歩道)の最初に「慈悲(こころ)の鐘」があります。
この鐘は世界平和祈願、浄佛国土建設を目指して作られています。
道中お地蔵様がたくさん並んでいます。開けた場所から姫路城方面が見えます。
書写山 圓教寺(円教寺) 境内の様子
仁王門
結構歩いたところで「仁王門(円教寺の正門)」があります。
まだまだ摩尼殿には辿りつきません!歩きます!
道中、壽量院(しゅうりょういん?)や妙光院といった塔頭がありました。
階段にチェーンがかけてあり中に入れないようになっています。
壽量院は、重要文化財でこの中で精進料理がいただけて妙光院は宿坊となっています。
石階段を登り終えると目の前に摩尼殿が見えてきます。
護法石(弁慶のお手玉石)
湯屋橋の近くに護法石(ごほうせき)があります。
昔、この石の上に乙天、若天のふたりの同時がこの石に降り立ち、寺門を守ったという伝説が残っている。
また別名「弁慶のお手玉石」と呼ばれ、この大きな護法石を、弁慶はお手玉にしたと言われている。
引用元:護法石(弁慶のお手玉石)看板
乙天、若天と書かれていたけど分からなかったので調べました!
摩尼殿納経所で乙天、若天が描かれた御朱印帳が販売されていたので後で合わせて紹介します。
摩尼殿
これが円教寺の摩尼殿(読み方は:まにでん)です。
下からみてもかなりの大迫力!!
階段を登ると摩尼殿に到着します。
靴を脱いで中に入っていくと摩尼殿舞台が!いい景色だけど足がすくみました。
天禄元年創建とされ、櫻の霊樹に天人が礼拝するのを見た性空上人が、
その生木に如意輪観音菩薩像を刻み、これを本尊とする堂を築いたのが始まりと伝わる。
国指定の重要文化財四天王立像もここに安置されています。
ご本尊の六臂如意輪観世音菩薩(ろっぴにょいりんかんのんぼさつ)が摩尼殿にお祀りされています。
「六臂如意輪観世音菩薩」と検索してもヒットしないので細かく調べていきました。
六臂(ろっぴ)・・・仏教語で 六つの腕のこと
如意とは如意宝珠(チンターマニ)
輪とは法輪(チャクラ)の略
如意宝珠の三昧(定)に住して意のままに説法し、六道の衆生の苦を抜き、世間・出世間の利益を与えることを本意とする。
如意宝珠とは全ての願いを叶えるものであり、法輪は元来古代インドの武器であったチャクラムが転じて、煩悩を破壊する仏法の象徴となったものである。
引用元:Wikipedia如意輪観音
参拝し、御朱印をいただきました。
摩尼殿を出て左手、案内通り通路を進み山道を5分くらい歩くと大講堂・食堂・常行堂・開山堂があります。
行きの東坂よりはだいぶ楽な道でした。
時期がきわどいので人がかなり少なかったです。普段はありえない光景です。
食堂
一番正面にあるのが「食堂(じきどう)」です。
本来は、修行僧の寝食のための建物
本尊は、僧形文殊菩薩
別名「長堂」と呼ばれる通り、桁行約40メートルの長大な建築で現存する総二階建ての仏堂としては国内最大規模を誇る
引用元:書写山円教寺 文化財・史跡と説明看板
1階には納経所と写経道場があり、2階は寺宝の展示館となっています。
写経道場では、般若心経とはなびら写経をすることができます。
寺宝の展示館には、仏像や鬼瓦などがありました。食堂本尊の僧形文殊菩薩さま
大講堂
屋根裏の部分が美しい(食堂から撮影)
常行堂
書写山円教寺の三之堂である「大講堂・食堂(じきどう)・常行堂」を紹介しました!
円教寺の見どころはまだまだあり、また少し歩いたところに奥の院があります。
開山堂(奥の院)
円教寺開山の性空上人をまつったお堂で、堂内の厨子には上人の御真骨を蔵した等身大の木像が納められている。
引用元:開山堂(奥の院)看板
コロナで怪しい時期、開山堂は開いているものの無人でした。本来灯が付いています。
開山堂(奥の院)の納経所でチベット語の御朱印をいただけます。
でも今回は無人でしたので食堂に戻り御朱印をいただきました。
不動堂
明王院の乙天護法童子の本地仏不動明王を祀る。
若天童子の本地堂ではないのは一説には若天の姿が怪異なため人が恐れたので性空上人が若天に暇を出したともいわれている。
参考:不動堂 看板
護法堂
湯屋橋の近くに護法石のところで出てきた乙天、若天が祀られている神社です。
書写山の鎮守で開山の性空上人に付き添って仕えたのが乙天(不動尊の化身)と若天(毘沙門天の化身)です。
護法堂拝殿
開山堂参籠の行者の、護法堂への勤行、礼拝のための建物。桃山時代の建築物で別名「弁慶の学問所」で知られている。
引用元:護法堂 拝殿‐書写山円教寺
弁慶が鬼若丸と呼ばれていた時代にここで勉強していたそうです!
他にもたくさん見るところがありますが・・・メイン所はこんな感じです。
次に書写山円教寺でいただける御朱印帳や御朱印について紹介していきます
書写山円教寺でいただける御朱印帳・御朱印
納経所は三か所、摩尼殿と食堂と開山堂でいただけます。まずは御朱印帳から紹介していきます。
御朱印帳
摩尼殿でいただける御朱印帳は4種類
表には摩尼殿、裏には開山堂が描かれています。
紺色の背景に朱色の摩尼殿と開山堂が映えています。裏面の書写山圓教寺の刺繍がかっこいいです!
写真にもう写っていますが和紙朱印帳もあります。色や模様も異なるので選び買いができます。
奥の院にある護法堂で祀られている若天・乙天の御朱印帳です。
かなり迫力あります!!!かっこいい系の御朱印帳を好んで集めていますが怖すぎて変えなかった( ;∀;)
摩尼殿でいただける御朱印帳は以上です。
食堂でいただける御朱印帳は2種類
摩尼殿で販売していた円教寺朱印帳と和紙朱印帳が販売されています。
次に円教寺でいただける御朱印の紹介をしていきます。
御朱印
- 西国三十三観音霊場の第二十七番霊場
- 播磨西国三十三箇所観音霊場の第一番霊場
- 播州薬師霊場の第十六番霊場
- 神仏霊場会 第七十五番霊場
- 奥之院 開山堂
摩尼殿でいただける御朱印
右上の参拝しましたという文字の上には「西国第二十七番」
真ん中の文字は「摩尼殿」
その上に捺された朱印は梵字(ぼんじ)で「タラーク」と書かれています
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)知識と記憶、知恵を司り学問や技芸の向上をご利益とする。
引用元:梵字の選び方
御朱印の左上の朱印は「西国三十三所草創1300年記念した特別印」です。(2020年3月31日まで特別記念印を押していただけます。)
西国三十三所の御詠歌の御朱印見逃しました。(→2021年参拝時にいただいたので画像追加。)
花山法皇が詠んだといわれる
「はるばると登れば書写の山颪(やまおろし)松のひびきも御法なるらん」という詩を書いていただけます。
詩の引用元:(西国札所ー書写山圓教寺)
食堂で頂ける御朱印
参拝しましたという文字の上には「華山帝勅願」
その上に捺された朱印は梵字(ぼんじ)で「バク」と読みます(釈迦如来を示す)
初めて行ったときと二回目の御朱印が異なりました。左上に神佛霊場と書かれた朱印がありました。
開山堂で頂ける御朱印
右上の朱印と中央の梵字(ぼんじ)分かりませんでした。詳しい方良かったら教えてください。
書写山円教寺でいただけるチベット語の珍しい御朱印です。(各300円)
散華もいただきました!書写山円教寺は「億」という文字でした。
一乗寺で頂いた散華はピンク色で「千」と書かれていました。
西国三十三所草創1300年記念の特別散華授与の案内。(期間:2020年4月15日から2020年12月18日)
アクセス
住所 | 〒671-2201 兵庫県姫路市書写2968 | |||||||||||||||
電話番号 | 本坊寺務所 : 079-266-3327 円教寺会館 : 079-266-3240 | |||||||||||||||
ロープウェイ始発/終発 | 始発は8:30
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公式HP | 書写山 円教寺 | |||||||||||||||
アクセス | 【車の場合】書写の里美術工芸館(tel.079-267-0301)でカーナビ設定
【公共交通機関の場合】神姫バス「書写ロープウェイ行」で終点下車 |
まとめ
兵庫県姫路市にある書写山圓教寺(円教寺)に参拝してきました。
2度目の参拝となりましたが時期がきわどいのもあって人がおらず多く無人撮影ができました。いつもなら海外の方がいっぱいです。
見所だけ紹介しましたが境内はもっと広いです。他にもたくさんのお堂があります。
御朱印に関して摩尼殿でいただける西国三十三所の御詠歌の御朱印と食堂でいただける根本堂については不覚・・・
今はロープウェイ自体止まっているので参拝は出来ませんが落ち着いたら行きたいですね。
西国三十三所巡りにも入っている一乗寺の参拝レポ
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