こんにちは、にんじんです。
交通事故を起こしてしまうと、事後処理が色々と発生して大変です。
任意保険に加入していれば、事故相手との交渉などは基本的にすべて任せてしまうことができるのですが・・・
事故後の行動によっては、自分で対応しなくてはいけない事柄も発生します。
私は、事故の後に病院で検査をしてもらったために「健康保険組合に事故証明書を提出」する必要が出てきました。
結論から言うと、インターネットから申請して郵送してもらうことができました。
かかったお金は732円で、約1週間で到着しました。
この記事では、交通事故証明書をネットから申請する方法、かかる費用や時間、証明書の内容について体験をもとに紹介していきます。
ネット申請にはいくつか条件がありますので、チェックしてみてください。
ネットで申請できるのはこんな人
交通事故証明書をインターネットから申請することができるのは、以下の条件をすべて満たす場合です。
- 交通事故の発生を警察に届けている
- 事故の加害者または被害者
- 人身事故は5年以内、物損事故は3年以内
- 事故を届け出たときと同じ住所に住んでいる
ひとつでも当てはまらない場合は、インターネットから申請することはできません。
各項目について補足説明をしておきます。
まず、交通事故が発生したら警察に連絡する必要があります。
(※事故の報告を怠ると道交法違反になるので、必ず届けて下さい)
警察が事故現場を確認すると、内容を自動車安全運転センターに通知します。
これをもとに自動車安全運転センターが発行するのが「交通事故証明書」です。
したがって、事故の発生を警察に届けていないと、そもそも事故が起きたという事実が確認されないため、もちろん交通事故証明書は発行されません。
交通事故のデータの保管期間は原則として、人身事故で5年、物損事故で3年となっており、これ以上経過したものについては証明書の交付をしてもらうことができません。
また、申請から書類の到着まで10日ほどかかるため、急ぎの方は窓口で即日交付してもらってください。
ネット申請の流れ
それでは具体的な手続きの流れを解説します。
①申請可能かを調べる
上に挙げた4つの条件をすべて満たすことを確認します。
間違って申請すると、返金手数料などが引かれてしまうので注意!
②交通事故証明書のインターネット申請を行う
自動車安全運転センターの「交通事故証明書のインターネット申請」のページを開きます。
4つの条件を満たすなら「はい」にチェックを入れ、「同意して次へ」を選びます。
申請項目(必須・任意)を入力する
必要事項を入力します。
〇申請者の氏名・性別・郵便番号・住所・電話番号・メールアドレス
〇事故の種類 人身or物件
〇事故の発生年月日・都道府県・取り扱い警察署名
取り扱い警察署は、事故が起きた場所を管轄する警察署の名前を入力しました。
グーグルマップで調べたらわかると思います。
必須項目はすべて入力します。もしわからない場合は「不明」で申請します。
〇申請数(発行する証明書の数)
〇事故の発生時分・届け出月日・発生場所
〇事故相手の氏名・性別
申請内容を確認し、登録する
入力した内容に間違いがないかを確認し、発行手数料を支払うために登録します。
支払いをする
登録結果のページに記載のURLまたは入力したメールアドレス宛に支払い方法が送られてきます。
各種支払い方法が用意されているので、都合のいいものを選んでください。
支払い手続きの期限は1週間です。
金額は、交付手数料600円と払い込み手数料132円の合計732円です。支払い方法によっては別途料金が発生します。
以上で申請は完了です。
あとは送られてくるまで待ちましょう。
交通事故証明書の内容
1週間から10日ほど待つと、封筒で送られてきました。
中には交通事項証明書のみがはいっていました。
記載内容は
- 事故を処理した警察署、照会番号
- 事故の発生日時、場所
- 自分と相手の氏名、生年月日、車のナンバー、加入保険
- 事故発生時の概要、類型
- 届け出した事故の種類
となっています。
相手の連絡先や事故の詳細、過失割合などは記載されていません。
まとめ
交通事故証明書をインターネットから申請する方法、費用や時間について紹介しました。
また交通事故証明書に記載されている内容も簡単にまとめました。
インターネットからの申請は、条件を満たしていれば窓口に行く手間もなく非常に樂!
交通事故は起こさないのが一番ですが、起きてしまった場合にどんな対応が必要かを知っておくことは役に立ちますよ。