GWに帰省した際、旦那さんと熱田神宮の舞楽神事に行ってきました!
私にとって熱田神宮は『初詣で挨拶する場所』だったので神事を見るのは初!
どれだけ混雑するのか読めなかったので、早く行って待ち時間に境内を回ったところ「熱田神宮にこんな場所あったの!?」とビックリしたので記録に残しておきます。
この記事で分かること
- 熱田神宮の舞楽神事の様子
- 熱田神宮の本宮外周をぶらりした様子
熱田神宮の舞楽神事
2023年5月1日に熱田神宮で行われた舞楽神事。どんな神事なのか知らなかったので熱田神宮のホームページを見てから行きました。
舞楽神事とは?
平安時代より伝わる神事です。神楽殿前庭に朱塗の高舞台を設け終日舞楽を奉奏(ほうそう)致します。その舞振りは神苑の新緑に映えて美しく拝観者を王朝絵巻の世界へ誘っております。
引用元:熱田神宮ホームページ
実際の様子・感想
舞楽神事は10時30分から神楽殿前庭で行われます。
9時30分段階での様子はこんな感じ!
たくさんの神職の方がいて準備をされていました。
舞台の南側と東側に椅子が用意されていましたが、さすがに1時間前なので座っている人はおらず。私達と一緒でまわりをぶらぶらしている人が多かったです。
金色の太陽が付いていて雷が呼べそうな派手な何か(後で太鼓と判明)に目を奪われました。
ふらっと境内を散策していたら10時に。
戻ってみると舞台の北側に人が集まってきていました。
「北側で見ようかな」と思いましたが、あまりに暑いので日陰を求めて南側(信長塀の間)へ。
10時30分(開始時刻)の様子はこんな感じ!
多くの人が駆けつけていました。
最初に舞楽神事とは何か、どんな演目を行うのか説明がありました。2023年の目録は、
振鉾(えんぶ)
賀殿(かてん)
地久(ちきゅう)
春庭花(しゅんでいか)
白浜(ほうひん)
迦陵頻(かりょうびん)
蘭陵王(らんりょうおう)
落蹲(らくそん)
長慶子(ちょうげいし)引用元:和風ろぐ さん
(舞楽途中で目録表がどこからともなく流れてきて受け取りましたが、なくしちゃった・・・悲)
そのあと太鼓と笛の音色が響きました。
笛の音色はどこから??と首を伸ばすと西楽所と呼ばれる場所に演奏している方々がいました!(熱田神宮何回も来ているのに・・・こんな場所あった!?)
音色はどこかで聞いたことあるような?新年や結婚式で流れているのと似ているかも!
振鉾
西楽所の方から橙色の衣装・金の鉾を持った男性が出てきました。
鉾をぐるりと回して下に降ろす動作に見ている人が感嘆の声を上げていました。
なんの知識もない私でも「おぉ」となるくらい。
(ちょっとミスしたなーと思ったのがポジショニング。高舞台の北側のほうにお顔が向いているので、南側は背。涼しい、太鼓を叩いているのが見れるという利点はあるけれど・・・どっちを取るか。)
その次に草色の衣装・銀の鉾を持った男性の演舞が始まり、最後は二人でという感じでした。息を合わせるの大変そうだなーと思いながら見ていました。
いつ・どこで聞いた情報なのか覚えていませんが、”動作や演舞がゆっくりなのは、神様が喜ばれるから”と聞いた記憶があります。演舞の動作がゆっくり・二人いっぺんに出てこないのはそういうこと?
賀殿
振鉾の次は賀殿。橙色の衣装をまとった方が一人、また一人と舞台に上がり最終的に四人で一緒の動きをされていました。私は、着物の袖部分を広げるところが素敵だと思いました。
二つの演舞が終わったところでお昼時。今日は名古屋城も攻めようと思っていたのでここまで。見に来てよかった~。
熱田神宮をぶらり。初めてこころの小径へ
舞楽神事が始まるまでに1時間ほどあったので、境内をぶらり歩きました。
今まで何回も来たことがある熱田神宮でしたが、ほんの一部しか知らなかったことに気付かされました。(今回知った一面もまた一部なんだろうな~)
写真とともに振り返ろうと思います。
下知我麻神社
熱田神宮西駅(地下鉄)からすぐ近くの場所にありました。
祭神は真敷刀俾尊
祭神は宮簀媛命の母神にあたり族に「紀太夫社」と称されていた往時の東海道や佐屋街道に面していたことから古くから旅行安全の神様として信仰の篤いお社である。
引用元:境内看板
熱田神宮の外周に神社があったなんて初知り!今回の旅行が無事終えられるようにお祈りしました。
西門
今回はいつもと違って西門から
菅原社(天神さま)
西門をくぐった先に菅原社がありました。
学問の神様である菅原道真公が祀られています。社の周りに星形の絵馬がかかっているのが印象的でした。
本宮へ向かう道中、左手には又兵衛[登録文化財]があったり右手にはくさなぎ広場がありました。時間の関係で行けなかったので次の機会に。
熱田神宮って木漏れ日が本当に綺麗。うっとりしてしまいました。お気に入りの写真貼っておきます。
木々に囲まれていると自然とパワーを貰っているような感じがします。
熱田神宮の大楠
熱田神宮に参拝するなら合わせて見たい大楠。
木々が輝いてみえるのは気のせい?
本宮
いつ行っても参拝者がいる本宮。
参拝&御朱印帳・御朱印をいただきました。
信長塀
舞楽神事の際、舞台の南側にあった信長塀。
小学生?の時、社会科の学習で訪れた記憶があります。
三十三間堂の太閤塀、西宮神社の大練塀と並び日本三大土塀の一つだそうです。(あれ?学習したはずなのに・・・見た!という記憶しかないや。。)
大幸田神社
神楽殿
神楽殿の東側から北に抜ける道(こころの小径)があることに初めて気づきました!!
こころの小径
こころの小径についての説明看板を見ると「これより先は熱田神宮における最も神聖な場所です。」と書かれていました。
距離は480m、所要時間は10分ほど。
こんな場所があったのか!!とびっくり&興奮の中参拝していきました。
龍神社
常夜燈、神明造の社が木々の中ありました。高床式になっているためか梯子がかかっているのが印象的。
御田神社
造りは龍神社と一緒でしたが柵が建てられていました。
御田神社の祭神は大年神(ウィキによると「年は稲の実りのことで、穀物神である。」とのこと。)
説明看板には祈年祭と新嘗祭について書かれていました。
お祭りに奉るお供え物は、まず鳥に食べさせる儀式が伝わっており、ホーホーと鳥を呼びながらお供えを土用殿の屋根に投げあげる。昔は「鳥祭り」と称し鳥が食べなければお祭りが始まらなかったという。
実際を見ていないのでイメージがしにくい。。
けど大変そうなのは分かりました。
御田神社から茂みのほうへ向かっていくと先ほど名前が出てきた土用殿がありました。
土用殿
神剣を奉安した御殿で明治26年の御社殿改造まで御正殿の東に相並んでいた。当時の様式は宝庫造、俗に井楼組(せいろうくみ)で、桁行約三米、梁間約百重糎、屋根は切妻檜皮葺であった。昭和46年古式のまま元のこの地に復元した。
引用元:境内看板
(↑読めない漢字が多すぎる・・・!糎の読み方がセンチメートルと知ってびっくり!)
三種の神器の一つである草薙剣が奉安されていたと思うと何かすごい・・・!私達以外に人がいなかったので時が止まっている感じでした。
清水社(お清水さま)
一際、人が集まっていたのが清水社。
祭神は水を司る神様である罔象女神。眼病平癒のご利益があるそうです。
社のそばに湧水があり、その中に苔むした石(享禄の古図にも描かれている楊貴妃の石塔の一部という説もあり)に三度水をかけて祈願すると願いが叶うそうです。
お肌も綺麗になるみたい!美人になりたい方にはおすすめのパワースポットでした。
清水社のそばに看板があり、「こころの小径 ここから先の参入時間は9時から16時まで」と書いてありました。
こころの小径の終わりがどこか分かっていませんでしたが、とりあえず行ってみることに。
本宮の裏側へ
ひたすら緑いっぱい、鳥の鳴き声いっぱいの小径を歩いていくと本宮の裏側に出ました!!
初めて訪れたのでちょっと感動。。
思った以上に奥行(東ー西)があるなと思いました。
一之御前神社
最後、一之御前神社へ。
ご祭神は御本殿にお鎮まりになる熱田大神の「荒魂」です。神道では、神様の御魂の穏やかなお姿を「和魂」と申し上げるのに対し、時に臨んで活動的勇猛的なご神威をあらわされる御魂のおはたらきを「荒魂」と讃えています。
引用元:境内看板
守衛さんもいて物々しい雰囲気・・・。荒魂ってすごいパワーを持っていると思うので、しっかり参拝してきました。
編集後記
熱田神宮の舞楽神事を見に行ってきました。午前に行われる演目だけの観覧となりましたが・・・神事の雰囲気を知ることができてよかったです。
ただ知識なしでただ見るのはちょっときつかった。舞楽を楽しむには、舞の技法や背景をもっと知る必要があるなと思いました。(演目表に色々書いていた気がするので失くしたことが本当に惜しい。)
待ち時間、熱田神宮でも神聖な場所(こころの小径)に足を運ぶことができました。今までに何回も参拝してきたのに・・・何も知らなかった(´;ω;`)ウゥゥ
やっぱり熱田さんはすごいや。まだまだ知らない魅力に溢れているんだろうなー。また名古屋に帰った時は参拝したいと思います。
以前、旦那さんと初めて参拝した時の記事を貼っておきます。
今回、御朱印帳を頂戴したので写真追加しました。
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