27歳。
結婚や出産などで友達のライフステージが変わる年になってきました。
先日、私の数少ない友達が結婚式を挙げました。コロナや地元を離れていることを理由に欠席しましたが、本当の理由は違います。
単純に結婚式に行きたくない。
なんか冷めた目で見てしまう。
今まで参列したことや自分自身、結婚式をあげようと思った経験もあります。
なんで結婚式に行きたくないのか、どうしてそんな思考を持つようになったか自分のためにまとめていこうと思います。
ほんと誰得記事か分かりませんが、「結婚式行きたくない」と思っている人に「ここにもいるよ!」と届いたらいいなぁ・・・という気持ちで書いています。
結婚式に憧れがあった20代前半
私は今の旦那さんと遠距離恋愛を5年したのち入籍しています。
お付き合いしていた時は、「入籍したら結婚式をして・・・海外より国内を旅行したいね!」
「洋装より日本人体型だから和装のほうが似合うんじゃない?」と結婚式について語ったこともありました。
現実を知らないから夢いっぱい(笑)
20代前半は、漠然と”結婚したら結婚式はするもの”という意識がありました。
25歳で結婚したとき、同時期に結婚する友達がちらほら出てきて
「これが結婚の第一波と呼ばれるやつか?」なんて思ったりしました。
その頃は何も考えておらず結婚式にも呼ばれたら迷わず出席していました。
友達の結婚式に行ってみた話
職場は早期に辞めていたことや再就職した先が自分の母親の年代の人が多いことが相まって
結婚式に参列したことがありませんでした。
参列するにあたってどうすればいいか知識なし。
必死にマナーを調べたり、友達にどこのドレスが安いかを聞いたりしていました。
ここでご祝儀高い、ドレス・靴・バッグ高い、ヘアセット高い、忘れがちだけど交通費かかるな・・・ということに気が付きました。
初めての結婚式参列。ワクワクした気持ちが現実に戻った瞬間でもありました。
でもどんな感じか見てみたいし、お祝いしたい!という気持ちが勝って参列しました。
やっぱり結婚式っていいね。
新郎のお母さんがタキシードの襟にブートニアを挿す瞬間泣いていました。(超絶早い)
久しぶりに会った友達との会話も楽しい。
料理は不味くはないけど、横文字ばっかりで何食べているかよくわからない感じ。
まあ、でも友達の幸せな瞬間を傍で見ることができてよかったなーという気持ちで初めての結婚式参列を終えました。
友達が結婚式を挙げるかたわら、自分も結婚式を挙げる話が出てきました。
旦那さん・私共々26歳の時でした。
自分の結婚式をキャンセルした
結婚式をキャンセルした話は別記事で書いているので気になった方よかったら・・・
よめ こんにちは、新米夫婦のなつです。(@ponN0216) 私たち夫婦は結婚式の日取りも押えていましたがキャンセルしています・・・ 結婚二年目になるまでこの記事を書けず(´・ω・`) 少し傷も癒えてきたので[…]
簡潔に書くと結婚式場側との行き違いです。
そこから現実が見えてきて「結婚式ってこんなにお金がかかるんだ・・・自分たちには無理だ」となりました。
ご祝儀ありきの結婚式って・・・
「自分たちの結婚式を挙げよう!」となったとき
”ご祝儀ありきの結婚式ってどうなんだろう”という単純な疑問が生まれました。
お世話になった人達をおもてなしするという名目で結婚式をやる!とよく聞くし自分たちも思っていたけど、
お金貰ってるやん。
冷静になると何かおかしくないか?と思ってしまいました。
会社勤めして間もない旦那さんとパート主婦な私。
今までの貯金、ボーナスを丸々積み立て、ご祝儀をもらって30人規模の結婚式が挙げられる。
何か違う感がすごい(笑)
結婚式に対して違和感を持つようになってから他人の結婚式もシビアな目で見るようになっていきました。
当の本人たちは幸せいっぱいだろうし、この幸せな姿をみんなに見せたい!!という気持ちでいっぱいだろうけど
結婚式をしない、これから回収する見込みもない私。
落差すごい。
嫉妬乙wwな気もしてきたけど・・・素直に祝えなくなってきた。
当たり前だけど結婚式をやっていないからご祝儀はもらえない。
だけどこれから結婚式に呼ばれたらご祝儀や参列にかかる費用を出し続けるなんて耐えられない。
コロナを理由に結婚式に行かなかった
そんなメンタルの中、冒頭にも書きましたが地元の友達の結婚式がありました。
彼女が独身時代話してくれた結婚式には私がいて、「友人代表挨拶をして欲しい」と言ってくれていました。
なんの迷いもなく「私しか務まらないでしょ!」なんて言っていた自分はどこにいるのやら。
本当に親友と呼べるのだろうか?という暗い気持ちが少なからずあります。
新幹線の距離にある地元にはコロナのせいで帰れないという理由での不参加でしたが、
全く気にせず行くことは出来たと思っています。
祝いたい気持ちはもちろんあるのですが、現実問題お金を使うことができない。
交通費は出るのだろうか?なんて浅ましいこと考えている参列者嫌でしょ(笑)
一つ負け惜しみを言うならコロナ感染対策しています!と言っていたけど
案の定マスクなんてドレスコード。ただの飾り。
大多数が大声で騒ぐ、飲み食いする動画を見て
「あ、行かなくてよかった。」という安堵の気持ちがあります。
薄情者でもいいや。嫌われても結婚式に行きたくない
結婚式に行きたくないと思うようになった理由を書いてきました。
結婚式に誘う側からしてみれば「こんなやつ来なくてよかった!」と思うだろうし、
私も「誘われなくてよかった」とwin-winの関係ができるのでありがたい。
罪悪感が無いわけでもない。でも「行かなくてよかったー」という気持ちの割合の方が大きいです。
環境や経験は人を変えるなーとつくづく思います。
もし自分が結婚式をしていたらご祝儀をいただいたから友達の結婚式に出て返さなきゃと思うだろうし。
結婚式をキャンセルはしたもののお金の実情を知ったから結婚式の意義って?と疑問を持つことができたと思います。
自分ばかり損していると思うこと自体が嫌だから参加したくない。
大人のすることじゃないと言われてもまあ、仕方ない。
大人なんだから、付き合いだよ。と割り切れる人が羨ましい。
そう言ってくる人はお金あるんだろうなー、すごいなーと単純に尊敬する。
私も宝くじで3憶当てたら何も気にせずご祝儀もぽーんと出せるのになぁ・・・
一人行きだすと同じグループだった友達の結婚式に行かないといけなくなる。
少し手遅れ感はあるけど誘われても今後一切行かない。
それで友達付き合いが切れるならまあ仕方ないかという気持ちでいる。
ご祝儀貧乏なんて無理。
ご祝儀3万円+αでおいしいもの食べて幸せに過ごそ!
こんにちは、新米夫婦のふたりごとなつです。 私は地元を離れているので、友達付き合いから物理的に距離を置いています。 コロナ前に地元に帰った時や何気ない連絡でも「20代と30代になる前では友達と過ごす空気感が変わったなー」と感じる[…]