こんにちは。新米夫婦のふたりごと「なつ」です。
福井県へ旅行に行った際、平泉寺白山神社に参拝しました。
この記事では、参拝した様子、御朱印情報など紹介します。
平泉寺白山神社(福井県勝山市)
平泉寺白山神社(苔宮|若宮とも呼ばれる)
人々に恵の水をもたらす白山は、古くから信仰の対象でした。
その白山信仰の越前での拠点として、養老元年(717年)に泰澄(たいちょう)によって開かれたと言われているのが白山平泉寺です。
一帯は、最盛期の戦国時代には8000人もの僧兵がいたと伝えられ、当時の日本では最大規模の宗教都市となり繫栄します。
しかし、天正2年(1574)に越後一向一揆勢に攻められ全山消失しました。
以降、現代まで静かに時を重ねてきましたが、平成になって発掘調査が始まると、数々の石畳や石垣、坊院跡が発掘され、かつて賑わった巨大な中世宗教都市の姿を今の私達に伝えてくれています。
引用元:白山平泉寺パンフレット
実際に行ってきた様子を紹介!
恐竜博物館を満喫して一休みしている時、白山平泉寺のパンフレットを発見!
パンフレットの写真がすごく綺麗で・・・「これは行きたい!!」と即断。
車で15分と意外に近かった!(*^-^*)
御休み処 平泉寺 泉屋
平泉寺白山神社にもう少しで着くという所でお城、(後で調べたら勝山博物館ということが判明。)交番過ぎたら右手に「御休み処 平泉寺 泉屋」がありました。
駐車場
泉屋の前に参拝者駐車場がありました。木陰ありのバッチリスペースでした。
どれくらい歩くのかな?と不安に思いつつ移動。
「平泉寺白山神社」という看板を左に進んだ先にまた駐車場がありました。(GoogleMapには勝山市駐車場と登録されている場所)
こっちの駐車場の方が近くてよかった!( ;∀;)くぅ
どの駐車場も環境維持協力金(駐車料金)1台300円でした。
いざ平泉寺白山神社へ!
左手に開祖泰澄大師廟と書かれた石柱がありました。
【メモ】廟(読み方:びょう)は「祖先の霊をまつる建物」という意味。
精進坂
昔、この坂から上は魚や肉を持ち込むことが禁じられていたことから「精進坂」と呼ばれています。
引用元:白山平泉寺パンフレット
靴に履き替え忘れ、サンダルで参道を駆け上がりました・・・。
とんがった石がなかったので登りやすい方だと思います。でも単純に運動不足でつらかった( ;∀;)
一の鳥居
手水舎
一の鳥居をくぐると右手に手水舎、左手に社務所(旧玄成院庭園)がありました。
ずっとひたすら石段を登っていく。
神聖な場所にいる時って蚊を殺生していいのかな?・・・なんてことを考えていた気がする。
滅茶苦茶蚊に刺された・・・。虫よけ必須。
御手洗池
御手洗池(みたらしいけ)
泰澄大師は養老元年(717)白山登拝の途中この林泉を発券され、大師の祈念に応じて泉の中の影向石に白山の大神が出現され、
「神明遊止の地なり」とのお告げがあったため、当地に社を建てて白山の神を奉斎されたと伝える。
傍には注連縄が張られた御神木がありました。
二の鳥居
両部鳥居かつ上に飾り?雪除け?が付いていました。
二の鳥居から少し歩くと「神と仏の交差点」と呼ばれる場所がありました。
神と仏の交差点
二の鳥居→本社(東西の参道)・・・神の道
南大門跡→講堂跡(南北の参道)・・・仏の道
交差点に立つと何か神聖な物を感じるかも?と書かれていたけれど、私には分からず。
拝殿
今まで参拝してきた中で一番不思議な拝殿だったかもしれない。賽銭箱が見当たらずきょろきょろ。
拝んで横を抜けると石垣の上に本社がありました。
本社
寛政7年(1795)造営
御祭神:伊弉冊尊(いざなみのみこと)
現社殿は越前藩主松平重富公による再建で総欅の入母屋造榑葺。昇り竜・降り竜の丸彫、壁面の浮彫などの彫刻も秀逸で、越前には珍しい華麗な建築である。
引用元:白山平泉寺 境内看板
無骨な感じ!竜かっこいい!
右に別山社、左に越南知社を配するのは白山山頂の三山のそれぞれの神を祀っているからだそうです。
別山社
御祭神・・・天忍穂耳尊(あめのおしほみみのみこと)
天照大神と素戔嗚尊の誓約で生まれた五皇子の長男。稲穂の神、農業神として信仰されている。
越南知社
御祭神・・・大己貴尊(大国主命)
苔のじゅうたんを見て癒される
3社参拝を終えての帰り道、じっくり苔を見て楽しむひと時・・・良きでした。
よく見てみるとやや乾燥気味。苔ふさふさ水分量多めの時っていつなんだろう?なんて考えていたような。
虹がかかっていないのに写真ではこんな風に撮れた!すごい!
(お家に帰って写真確認したところ目が映っている写真もありビックリ。さすがパワースポット・・・)
御朱印をいただきに一の鳥居近くの授与所へ。
白山平泉寺の御朱印
16時30分と時間も遅めだったので御朱印無くなっていました。残念!
初穂料(200円)を三方に置いておく形式ということは分かりました。
越前和紙の朱印ってどんな感じなんだろう?気になる!
アクセス
住所 | 〒911-0822 福井県勝山市平泉寺町平泉寺56 |
電話番号 | 0779-88-8117 |
ホームページ | 国史跡白山平泉寺旧境内 |
アクセス | 公共交通機関の場合:えちぜん鉄道勝山駅から平泉寺線バス乗車13分、平泉寺白山神社前下車
自家用車の場合:中部縦貫自動車道勝山ICから車で15分 駐車場30台 |
まとめ
福井県勝山市にある平泉寺白山神社に参拝してきました!
本社に向かう石階段からもう空気が違う!すごい神聖な感じがしました。
私達が一番惹かれた苔のじゅうたん。当初の予定にはなかったけれど来てみてよかった(*^-^*)
時間の関係上、行けていない場所もありちょっと悔いが残る!
午前からフルで行く場合、旧玄成院庭園、三宮~南谷の医薬門(発掘現場付近)までしっかり行けたらもっと楽しそう。
参拝予定の方は、境内案内図を見ながら行くのがおすすめです。
蛇足)平泉寺白山神社のマンホール記念に良き!