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【西国33カ所巡り】一乗寺の御朱印を紹介 国宝三重塔と新緑が映える兵庫の古刹

こんにちは、新米夫婦のよめです

新婚ほやほやの時に初めて行ったお寺が「西国二十六番 法華山一乗寺」(兵庫)でした!

法華山一乗寺は西国33カ所巡りの第26番札所の天台宗の寺院です

結構山の中に進んでいかないといけないお寺で車酔いしたのが懐かしい・・・

 

法華山一乗寺を参拝したときの様子と御朱印を紹介していこうと思います

西国二十六番 法華山一乗寺

一乗寺 三重塔5

寺伝によると、一乗寺は孝徳天皇の頼願によって白雉元年(西暦650)に建立されたといわれ、

開基は法道仙人で印度マカダ国の人、法華山に止錫中天皇の病気を治し、帰依を受けたと伝えられる。

また、西国二十六番の礼所で、庶民信仰の霊場として参譜者の絶ゆることのない古刹であり、多数の古文化財を有する播磨屈指の大寺である。

引用元:西国二十六番 法華山一乗寺 入場券

法華山一乗寺(兵庫)は四季折々で見える景色が違います

一乗寺 三重塔

私たちが行ったときは5月で花の盛りではありませんでしたが新緑が美しく桜の葉っぱが光っていました

一乗寺のことについて調べているときに「法華山一乗寺 かさい観光Navi」さんのほうで一乗寺のことを詠んだ歌があることを知りました

御詠歌にも「春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる法の花山」とあるとおり、

春、秋の時節には桜、紅葉の名所としても知られており、特に紅葉で境内が彩られると山間の古寺は観光客で賑わいます。

引用元:法華山一乗寺 かさい観光Navi

春と秋にも行ってみたくなりました!冬はどうだろう?また参拝したときは追記します

一乗寺 境内の様子を紹介

一乗寺 石柱

駐車場から一乗寺の方へ向かっていくと途中「法華山一乗寺」と書かれた石柱があります

柵の途切れ目から左手に受付があり拝観料を払います

拝観料:500円 
宝物館入館料:別途500円(往復ハガキかFAX(0790-48-3848)で事前に予約が必要だそうです)

石造の卒塔婆(そとうば)

一乗寺 石造の卒塔婆

卒塔婆」と呼ばれるものがありました!

卒塔婆とはなんのことか知らなかったので調べました!

卒塔婆とは、供養のために用いる細長い板のことです。卒塔婆は、故人や先祖を供養する追善供養の目的で立てられます。

引用元:大人のための betterlifeマガジン

入ったすぐからスケールが大きいものが多くなんだかすごいところに来てしまった感がありました

一乗寺 境内2

卒塔婆を横に階段を登っていきます

手すりはありますがまあまあ辛い・・・でも途中で「常行堂」がある場所が平地となっているのでそこで休めます

常行堂

一乗寺 常行堂

ここが中間地点ポイントかな?左手に常行堂がありました

常行堂という建物を見聞きしたことがなかったので調べてみました

天台宗の常行三昧を修する仏堂のことで、常行三昧堂の略。阿弥陀坊ともいった。

阿弥陀仏を安置する仏壇を中心にした方形の平面形式で、仏壇のまわりを念仏行道する。

法華三昧を修する法華堂と相対して廊下で結ばれた「にない堂」と呼ばれる形式もみられる。

引用元:浄土宗大辞典

よめ
どんどん分からない仏教用語が出てくる・・・

常行三昧は「心を一つの事に集中し、正しい智恵を得るための修行」のこと

法華三昧は、「天台宗における四種三昧の1つである半行半坐三昧のうち、法華経に基づいて行われるもので37日間行われる行」

ということをウィキ先生から教えてもらいました

修行の内容ごとにやる場所を変えているんだなと知りました

 

さっきの半分くらいの階段を登れば遠目からでも見える、国宝三重塔を見ることができます

国宝三重塔

一乗寺 三重塔4

一乗寺 三重塔2

新緑と古き良き文化は写真映えします(∩´∀`)∩きれい

国宝三重塔には特色があるそうです!

・承安元年(西暦1171)平安時代末期の建立、年代のはっきりとした我国8番目の古塔である。

・屋根には稚子棟がなく、ゆるやかな大きい張りと、塔身の細いのが対照的である。尚、三重の屋根にはむくみが見られる。

・心柱が二層で止まっている。

相輪(仏塔の最上部の、露盤・九輪(くりん)・水煙(すいえん)・宝珠(ほうじゅ)等で成る装飾物)が大きく、

特に水煙(塔の九輪の上部にある火焰(かえん)の形の飾り)が美しい

・軒の出が深いのでずっしりとしていて安定感がある。

・平安後期の特色がみられる。

引用元:西国二十六番 法華山一乗寺 入場券

よめ

いままで見てきた三重塔より一番上の部分が豪華!という違いは写真を後で見て思いました

もう少し知識があればまた違った見方ができたのかなと思いました

あとすこし階段を歩きます

一乗寺 境内

鐘楼

一乗寺 鐘楼

また少し階段を登るとやっと本堂が目の前に!!

反時計回りに経路を進んでいくと鐘楼があります。この写真は本堂から見たときのものです

やぐら式というのか人が出てこれそうな感じの鐘楼は初めて見た気がします

金堂(本堂)

一乗寺 本堂2

一乗寺 本堂

正面からの写真がうまく撮れなかった・・・次回!

本堂の前に手水舎がこじんまりあり清めた後、靴を脱いで本堂に入っていきます

一乗寺の御本尊は聖観世音菩薩さまです

 

本堂の中で御朱印がいただけます!

ぐるりと本堂の周りをまわることができるのでいい景色が見ることができます!三重塔も眼下に!

奥の院開山堂

本堂よりもっと奥に「奥の院開山堂」があります

行っていないのでなんとも言えませんが国宝に指定されている「聖徳太子及び天台高僧画像」は有名だそうです

西国二十六番 法華山一乗寺の御朱印

一乗寺 散華

御朱印の初穂料は300円でした

一乗寺の御朱印は、西国二十六番という朱印とともに国宝三重塔が描かれています

今までいただいてきた御朱印で建物が入っているのはなかったので感動しました

 

西国三十三所巡りの公式HPによるとこの国宝三重塔が描かれている印は

西国三十三所草創1300年の特別印だそうです!!

2017年1月から事業終了日までの限定御朱印、他の寺院さんでもやっているみたいでどれも可愛かったです

 

(追記)2020年3月に27番の園教寺に参拝したとき特別印いただけました!

 

 

西国三十三所巡り専用の納経帳(御朱印帳)もあることを知りました!

中に神社の説明が書いてあったり、水彩画があるものもあり素敵でした

西国三十三所巡りをしている方が持っている納経帳のリンク貼っておいたのでよかったら


御朱印をいただいたときに花びらみたいな形の「千」と書かれたものをいただきました
一乗寺 散華

(追記)散華(さんげ)というのを後に園教寺に行ったときに知りました

仏に供養するため花をまき散らすこと。特に、法会(ほうえ)で、読経(どきょう)しながら列を作って歩き、はすの花びらにかたどった紙をまき散らすこと。

アクセス

住所/電話番号 〒675-2222 兵庫県加西市坂本町821-17 / 0790-48-4000(金堂・納経所), 0790-48-2006(本坊)FAX 0790-48-3848
拝観時間 拝観時間:8:00〜17:00
拝観料 500円
交通アクセス 姫路駅から一乗寺経由 社(やしろ)行きにて「一乗寺」で下車

JR宝殿駅からタクシー15分,加古川駅からタクシー25分

山陽自動車道加古川北ICより5km 10分,中国自動車動 加西ICより12km 28分

駐車場 有 (150台)
バス 2,000円, マイクロバス 1,300円, 乗用車 300円, オートバイ 130円

お寺の道向かいに無料の休憩所がありお茶がいただけます

無料Wi-Fiもありと書かれていましたがうまくいかず・・・基本電波はないものと考えたほうがいいです

まとめ

車で山を越えたどり着ける法華山一乗寺!!

階段の勾配が結構あるので元気なうちに参拝するのが吉だと感じました

三重塔は美しく本堂からの眺めも最高なのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか

法華山一乗寺 アイコン
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