こんにちは、京都市在住のなつです。
京都宇治にある『三室戸寺』にあじさいを見に行ってきました!
6月後半はまだまだ見頃!たくさんの人で賑わっていました。
この記事では、三室戸寺に参拝した様子・いただいた御朱印、あじさい園の様子(6/24時点)について書いていきます。
三室戸寺(京都宇治)
当山は西国観音霊場10番の札所で、本山修験宗の別格本山です。
約1250年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩渕より出現された千手観世音菩薩を御本尊として創建されました。
宝蔵庫には平安の昔を偲ぶ五体の重要文化財の仏像が安置されています。
京阪三室戸から三室戸寺へ向かう!
黄檗駅近くにある有名パン屋さん「たま木亭」でパンを購入後、三室戸寺の最寄り駅である京阪三室戸駅へ。
※京都駅には京阪電車は乗り入れていないので、乗り換えが必要です。
駅の改札を出てすぐ『←西国十番礼所 三室戸寺』と案内が出ていました。
お目当てはみんな一緒。ぞろぞろ。
駅から三室戸寺へ向かう15分だけでもヘロヘロ、かなりの汗をかきました。
道中にあったウェルシアで2Lのペットボトルを購入して正解!!
三室戸寺は、山の麓寄りですが涼しくはないので水分補給・日差し対策必須でした。
途中、「自家用車の方はこちら!」と案内が出ていました。
でもGoogleMapを辿っても駐車場ないのだが?普通に左方向行ったほうが良さそう。
境内入口そばにタイムズ三室戸寺前第1、2という駐車場があったので情報載せておきます。
入出庫可能時間 | 料金 | 最大料金 | 台数(台) | |
タイムズ三室戸寺前第1 | 7:00~15:40 (ライトアップ時)7:00-20:20 | 00:00-00:00 120分 1000円(ただし120分以降60分 500円) | なし | 63 |
タイムズ三室戸寺前第2 | 7:00~15:40 (ライトアップ時)7:00-20:20 | 00:00-00:00 120分 1000円(ただし120分以降60分 500円) | なし | 215 |
車幅が狭く、参拝者が歩いているので注意が必要かも。
到着!!!
三室戸寺の境内
拝観受付で拝観料をお支払いしました。通常は500円ですが、2月18日~7月17日及び11月中は1,000円でした。
拝観券のデザインが境内図&あじさいで素敵♡
山門
山門までの道にもあじさいが咲いていて季節を感じました。
右手はあじさい園になっていました!
ピンクとむらさき色が多めなのかな?すごく綺麗。
13:30とお昼から少し経っているけれど、花の茶屋辺りは人が多かったです。
本堂に参拝してから向かうことにしました。
本堂に続く60段の石段
ホームページのお知らせ(5/29)では、『あじさい花うさぎ(飛躍)図』のあじさいアートが施されていた石段。
「ポットあじさいは長く持ちません」と書いてあった通り6/24時点にはなかったです。
※石段中盤にトイレあり
花手水
たくさんの方が撮影待ちをしていたので、なんだろう?と思ったら花手水でした。
これは写真を撮りたくなる!色合いがとっても綺麗でした。
日によって変わることもあるそうです。
人がたくさんいたかと思えば、パッといなくなってゆっくり撮れるタイミングもあってラッキーでした。
狛蛇[宇賀神]
花手水近くにあった『宇賀神』の像。
耳を触れば福がくる、髭を撫でると健康長寿、しっぽをさすれば金運がつくそうです。
しっかりしっぽをさすっておきました!端から見るとちょっと怖いけどね。
本堂[大悲閣]
本堂(江戸時代・府文化財)には観世音菩薩さまが祀られています。
本堂前の蓮も相まって厳かな雰囲気がありました。
所々花が咲いていましたが、蓮の開花ピークは7月みたい!ちょっと早かった。
本堂前に人が列を成していたので隙間を縫って賽銭箱付近まで行きました。
最初???状態でしたが、福徳兎と宝勝牛に触るための列がそれぞれ出来ていて混雑していたみたい!
福徳兎
ホームページを見ると「狛犬ならぬ狛兎」と書いてあって確かに狛犬見ていないことに後で気付きました!
兎の抱いた球の中にある卵が立てば願いが叶うそうです。兎年なこともあって人気!
宝勝牛
福徳兎と向かい合う形にあった『宝勝牛』
三室戸寺のホームページには天才バカボンのパパが宝勝牛の胎内におさめられた牛の木像について紹介していました。
おもしろい!
蛇年(狛蛇)、兎年(福徳兎)、丑年(宝勝牛)の際は、参拝する人がより増えそう!
それぞれ縁やゆかりがあるところが良い。
阿弥陀堂
本堂の東に阿弥陀堂が建っていました。
親鸞聖人の父「日野有範」のお墓で阿弥陀三尊は宝物庫に安置されているそうです。
鐘楼
謡曲「浮舟」の古跡碑
源氏物語 宇治十帖(七)浮舟のお話を知らなくて看板を読みました。
宇治が舞台で浮舟をめぐる三角関係の物語みたい。(本当はもっと人間関係複雑だけど・・・)
もっと詳しく知りたいなと思い、調べていたところ『1万年堂出版』さんの浮舟の巻あらすじ解説がヒットしました。浮舟、薫君、匂宮の三人とも現代に生きていたら面倒くさいタイプの人間だ!平安時代の女性たちが熱狂したのも分かる面白さがありました。
そもそも宇治は海に面していないのに小舟に乗って向かった橘の島ってどこ?と疑問に思いました。
Googleマップを見ると宇治橋の一本先、朝霧橋と繋がる中州の名前が『橘島』となっていました!
ここかな??次に宇治へ行くとき行ってみたいと思います。
三重塔
仁和寺で五重塔は単独扱いではなくお庭の風景に含まれていることを知りました。三室戸寺の三重塔もプチ回遊式のお庭の一部なのかな?
池泉
(時系列ズレますが)石段を降りたあと、あじさい園に向かう途中に池泉と石庭がありました。
綺麗に整えられたお庭、とても綺麗でした。
参拝を終え、授与所で御朱印をいただきました。
三室戸寺の御朱印
①通常御朱印
【参拝 大悲殿 三室戸寺】
①のみ直書きしていただけました。
初穂料300円
季節限定御朱印
(画像は三室戸寺ホームページのお知らせから)
②あじさい③花手水④花うさぎ
初穂料500円
※6/24時点で④花うさぎの授与が終了していました。
切り絵【紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘】正岡子規の一句が書かれています
初穂料800円
三室戸寺のあじさい園(6/24時点)
三室戸寺はあじさい寺と称されていると知り、一度は行ってみたかったので念願叶いました!
6/24時点、綺麗に咲いているところを見ることができました。(開園期間7/9まで)
あじさいが杉木立の間に咲いていました。
緑の中にあじさいのほわっとした色達が浮かんでいてどこか浮世離れしている感じでした。
人がこんなにいるのに・・・不思議。
↑山門近く
心なしか写真左下ハートのあじさいに見えるような?
旦那さんと好きなあじさいの色を探しながら園内を歩きました。
私はワインレッドと真っ白なあじさいが好き!
旦那さんは白色でふんわり真ん丸のあじさいが好みだそう。かわいいよね。
参拝のはじめ、茶屋付近が賑わっている理由が分かりました。
茶屋前にかかっている橋に座り込んで自撮りしたい人の待ち列でした!いや~()
水辺とあじさいの相性が良いのはすごく分かる!
橋を渡り終えた先も見て回りました。ここで通路は行き止まりだったので引き返して終わりでした。
あじさいの花だと思っている部分は、実はガクで装飾花と呼ばれていることを以前知りました。
あの時は衝撃だった・・・。
三室戸寺のあじさいは、素人目にも種類が豊富でした。
よく見る装飾花が4つのもの(写真上)から何枚あんねん!(写真下)というものまで様々でした。
↑白と紫のグラデーションが綺麗で撮影したあじさい
見ていて飽きることがなかったです。6月、季節の花を見て楽しむことができました。最高!
(おまけ)最後に目に留まったのが、5回くらい殴られたようなミ〇キーに見えるあじさいでした。。
アクセス
住所 | 〒611-0013 京都府宇治市莵道滋賀谷21 |
電話番号 | 0774-21-2067 |
拝観時間 | 【4月~10月】8時30分~16時30分 最終入山並びに朱印最終受付 15時40分
【11月~3月】8時30分~16時00分 最終入山並びに朱印最終受付 15時10分 |
拝観料 | 【平常】大人500円 小人300円 【2月18日~7月17日及び11月中】大人1,000円 小人500円 |
休み | 8月13日・14日・15日、12月29日・30日・31日 ※気象警報が発令されている場合も拝観中止 |
ホームページ | 京都・宇治 西国第十番礼所 三室戸寺 |
まとめ
京都府宇治市にある三室戸寺へ参拝してきました!
あじさい園が開園しているシーズンということもあってすごい人でしたが、行って良かった!
あじさい寺と称されるのも納得の美しさでした。
2.3月はしだれ梅、4.5月はつつじ、6~8月は蓮の見頃ということで・・・
また時期合わせて参拝したいと思いました!