ここでは、MathJax-LaTeXで指数・対数を表示する方法をまとめています。
指数(exponent)
べき乗(power)
MathJaxで上付き文字を表示するためには「^」を使います。
コマンド | 出力 |
\( a^x \) |
\( a^x \) |
\( a^{x + y} \) |
\( a^{x + y} \) |
\( a^{x^2} \) |
\( a^{x^2} \) |
複数の文字を上付きで出力するためには、「{ }」で囲います。
指数関数(exponential function)
MathJaxでは、\expコマンドによりexp記号を出力することができます。
コマンド | 出力 |
\( \exp(x) \) |
\( \exp(x) \) |
ネイピア数\(e\)を底とする指数関数は、次のように記述します。
\( e^x \) |
\( e^x \) |
\( \mathrm{e}^x \) |
\( \mathrm{e}^x \) |
べき根(root)
MathJaxでは、\sqrtコマンドにより根号を出力することができます。
根号の指数は「[ ]」で与えます。
コマンド | 出力 |
\( \sqrt 2 \) |
\( \sqrt 2 \) |
\( \sqrt[n] {x} \) |
\( \sqrt[n] {x} \) |
\( \sqrt {a + b} \) |
\( \sqrt {a + b} \) |
\sqrtコマンドは、直後にある1文字が根号の中に入ります。複数の文字を根号の中に入れるためには、「{ }」で囲います。
対数(logarithm)
MathJaxでは、\logコマンドにより対数記号を出力することができます。
底を明示する場合は「_」で下付き文字として表示します。
コマンド | 出力 |
\( \log_10 x \) |
\( \log_{10} x \) |
\( \log x \) |
\( \log x \) |
自然対数を「ln」で表示する場合、\lnコマンドを使用することができます。
\( \ln x \) |
\( \ln x \) |
メニュー
MathJaxを使用してわかってきたこと、注意点などを自分用の備忘録も兼ねてまとめていきます。 コマンド例は基本インライン表示にしています。必要に応じてディスプレイ数式モードへの書き換えをしてください。 環境構築[…]