こんにちは、姫路在住のなつです。
初めて姫路城に登城しました!ちょうど冬の特別公開で太鼓櫓・帯の櫓を見ることができました。
この記事では、姫路城・冬の特別公開で様子やいただいた入場記念書(御城印)を紹介します!
姫路城(兵庫県姫路市)
姫路城の歴史
1333年 赤松則村、護良親王の命により挙兵 京に兵を進める途中、姫山に砦を築く
1346年 赤松定範、姫山に本格的な城を築く
1546年 黒田官兵衛が姫路城で誕生
1580年 豊臣秀吉が黒田官兵衛の勧めで入城
1950年 昭和の大修理開始
1993年 日本初の世界文化遺産に登録
2009年 大天守保存修理工事開始(平成の修理)
引用元:姫路城パンフレット
姫路城敷地内を写真と共に紹介します!
姫路城には、JR姫路駅から徒歩15分で到着します。
「国宝姫路城」と書かれた石、桜門橋と姫路城が合わせて撮影できる撮影スポットは人気。
桜門橋を渡ると大手門(高麗門)があります。
大手門
大手門は、城内で最も格式高くかつ厳重な門です。
敷地内に入っていくと広い公園となっていました。姫路城まで少し歩きます。
私達が行った時は、姫路マラソンののぼりがありました。姫路城に関係する武将の家紋付きなのでファンには嬉しい!
入城口
営業時間:
- 通常期【9月1日~4月26日】9時~17時(入城16時)
- 夏季【4月27日~8月31日】9時~18時(入城17時)
入城料:大人1,000円、小人(小学生から高校生)300円
休城日:12月29日、30日
発券機でチケット購入、窓口で渡します。
菱の門
門の装飾部分がいかつくてカッコいい!
いの門~ほの門
門の名前は「いろはにほへとちりぬるを」と順番についています。(高校の古典で習った!懐かしい。)
いの門・ろの門付近からは、また違った姫路城を撮影することができます!
※一方通行なので、ろの門→西の丸→はの門に進むのをおすすめします!
後で帰って来れると思い込んでいたので、西の丸行けなかった。
狭間(さま)が壁の所々にありました。
狭間とは、天守や櫓、土塀の壁面に開けられた矢や鉄砲を放つための穴のこと。城を防備するための仕掛け。
△□○と様々でおもしろい!
一気に門が強そうになってきました。
にの門には、キリシタンだった黒田官兵衛にゆかりがあると言われている「十字紋瓦」があるとの案内でしたが、発見ならず。
ほの門は、侵入者が通りにくいように低く狭くなっているのかな?
油壁
油壁とは
秀吉時代のものとされ、城内で1カ所だけ残る築地塀です。
山土に豆砂利を加え、もち米のとぎ汁やおかゆで固めたと言われている。
水二門~水五門
いろはにほへとではなく門の名前に変化がありました。
水五門をくぐると中は岩でごつごつでした。ついに姫路城の中に入っていきます!!!
石の階段がありました。幕城当時からの階段だそうです。すごい・・・
大天守地階から六階、降りて小天守
姫路城の地階から大天守六階、通りを渡って小天守に行くルートを歩いていきました。
各階の見どころをARを使って知ることができます。
大天守 地階
大天守 地階は、水回りが集まっていました。全体的に暗くてよく見えない所がまたいい。
大天守 一階
石落としをするところが沢山ありました。敵が来襲したら石を投げる・・・時代を感じる。
旦那さんが石落としている写真載せておきます。
六葉釘隠しなるものがありました。
長押などに出ている釘の頭部を隠すための装飾。
6枚の葉をデザインしていて葉と葉の間に猪目と呼ばれるハート型の隙間ができます。
釘を隠すためだけなのに、素敵な装飾。
大天守 二階
出格子窓と呼ばれるものがありました。(光飛びしていて見にくいですが、外に白い格子があります)
武具掛けすごくかっこいい!刀が実際にかかっていない状態でも貫禄がある・・・。
大天守 三階
西大柱・東大柱と書かれた大きな柱がありました。
武者隠し!こんなところから兵が出てきたらびっくりする(笑)奇襲などに使われたのかな?
大天守 四階
破風の間と呼ばれる屋根裏部屋くらいの空間がありました。他の階にもあったのを見かけました。
ちょうどいい広さの空間で癒されます。
パンフレットによると刻み番付が彫ってあるそうです。見逃した・・・。
大天守 五階
西大柱と東大柱についての説明が案内板に載っていました。
大天守六階
やっと一番上!!!
階段登り終えるとすぐ長壁(刑部)神社がありました。
御祭神:姫路長壁大神、播磨富姫神
姫路城の守護神であり、火災・災害などにご霊験あらたか
城の中に神社?と不思議な気持ちでしたが、参拝。
見晴らし最高です!行くことが叶わなかった西の丸を見つつ・・・。鯱!
窓についても説明書きがあったので読むと・・・
6階の壁面すべてに窓が開けられる予定が4隅の窓がふさがっていることから「幻の窓」とされています。
ほう。
階段を下り、今まで見てきたフロアーの別箇所を見ていくと小天守に辿り着きました。
小天守
小天守には、今まで使われていた瓦や鬼瓦などの展示物やパネルが多くありました。
姫路城の構造模型
姫路城内の見学おわり!
外に出ていくと「るの門がありました。他の門とは異なり石造りの門となっており、かなり低く作られていました。
孔門と呼ばれる形式の門。
この門は天守への近道となる門で、門の造られている石垣全体が城内側に若干振られるように造られています。
そのため菱の門からは、この門は見えなくなっていて、ここを通る道は「間道」といわれています。
引用元:姫路城公式サイト
本丸(備前丸)
姫路城を正面から撮影できる本丸(備前丸)へ
工事中のため資材があったのは少し残念でしたが・・・初めて近くから見る姫路城はすごく綺麗で感動しました。
備前門
折廻櫓に続く切妻の櫓門(やぐらもん)で、備前丸への主要な出入り口となる城門です。
築城の際、石不足であったため、門のすぐわきには石棺が転用されています。
ごっつい門だなーとスタスタ帰ろうとしていましたがパンフレット見てバックした思い出。
備前門を出た後、冬の特別公開で見ることができる太鼓櫓・帯の櫓がありました!
(後ほどまとめて紹介します。)
進んでいくと鯱の遍歴が分かるゾーンやお菊井戸がありました。
お菊井戸は底が深すぎて吸い込まれそうに・・・。これは恨みたくもなる。
姫路城から数分のところにお菊を祀ったお菊神社があります。近いので合わせて行ってみるのはどうでしょうか?
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ぬの門、工事中でしたがかなり立派なつくりとなっていました。
進んでいくと「扇の勾配」がありました。
扇の勾配
三国堀
冬の特別公開「太鼓櫓・帯の櫓」
冬の特別公開の開催期間は、令和2年2月1日~29日(時間:9時~16時30分)
追加の観覧料なしで見ることができます。
【初公開】太鼓櫓(たいこやぐら)
太鼓櫓に入れる人数があるので列に並び、案内されたら入るという形になっていました。
江戸時代には「への櫓」と呼ばれていました。
格子付きの窓がりの門を見下ろす位置につけられ、同時に上山里曲輪から備前丸へ向かう通路への関門となりました。
上山里曲輪東面に対する横矢ともなるカギ型の櫓です。
北室、南室、西室と進んでいきます。
西室にいる時、部屋が傾いていることを教えてもらいました!(窓は平行)確かに!
見張り、防御のための櫓の中に入れてすごく貴重な経験でした。
【一部公開】帯の櫓
帯の櫓は、城内で最も高い約25mの高石垣の上に建つ平屋である。引用元:帯の櫓説明パネル
一部公開で外から中の様子を伺うことができました。
図解されているように数奇屋部分と櫓部分が組み合わさってできています。
後で数奇屋部分(東室:床の間、西室:茶室)が継ぎ足されているそうです。
姫路城の入城記念書(御城印)
- 文字:姫路城藩主酒井忠以の現存する日記より直筆の文字を抽出、配置
- 家紋:雅楽頭酒井家の家紋である剣酢漿草(けんかたばみ)
- 朱印:酒井忠以が描いた「富嶽図」に捺された落款印(らっかんいん)を抽出、配置
- 群鶯城=姫路城
1枚300円、1人3枚まで購入できます。(※転売禁止)
入城口より手前にテントがあり、そこでいただきました!姫路城に入らなくても買うことができます。
アクセス
住所 | 〒670-0012 兵庫県姫路市本町68 |
電話番号 | 079-285-1146 |
入城時間 | 通常期(9月1日~4月26日)・・・9時~17時(入城16時まで)
夏季(4月27日~8月31日)・・・9時~18時(入城17時まで) |
休城日 | 12月29日、30日 |
入城料 | 大人1,000円、小人(小学生から高校生)300円 |
交通アクセス | <電車でお越しの方> 姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車徒歩5分 JR姫路駅、山陽姫路駅から徒歩20分 |
まとめ
姫路城に登ってきました!冬の特別公開時期だったので太鼓櫓・帯の櫓を見ることができました。
合わせて姫路城の御城印もいただけて大満足の1日。見逃したところも多いのでまた登りたいと思います。
姫路城近くの護国神社に合わせて参拝するのはいかがでしょうか?境内の様子、御朱印を紹介しています。
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