こんにちは!姫路市在住のなつです。
はじめて京都御朱印巡りを車でしてきました!京都市内ならバスや徒歩の方が便利ですが山間部になると断然車!!
京都大原にある三千院に参拝してきました!6月、紫陽花が丁度咲いている時期でとても素敵でした。
この記事では、境内の様子やいただいた御朱印について紹介していきます。
三千院
天台宗五箇室門跡の一つ。最澄(伝教大師)が比叡山に庵を結んだ時、東塔南谷に一堂を建設したのが起こり。
本堂往生極楽院は江戸時代に大修理を行ったが内陣は比較的古形を保つ。殊に山形に板を貼り、
二十五菩薩の来迎図を描いた船底天井は有名で堂内に阿弥陀如来両脇士坐像が安置される。
引用元:三千院(京都) 看板
参拝した様子(フォトギャラリー)
参道&売店
三千院門跡と石柱があり風情ある階段を登っていくと売店がありました。
御殿門
受付
受付に三千院の参拝時間や拝観料についての案内があったので紹介します。
拝観時間
3月~10月 | 11月 | 12月~2月 | |
開門 | 9:00 | 8:30 | 9:00 |
閉門 | 17:00 | 17:00 | 16:30 |
拝観料
- 一般 700円
- 中学生・高校生 400円
- 小学生 150円
客殿
客殿の中に入ると掛け軸や仏像があり厳かな空気感が漂っていました。襖も素敵なので畳に腰を下ろして見るとすごく落ち着きました。
展示物は写真撮影禁止でした。
後で三千院での記憶を思い起こすために、見た物の名前や簡単なイラストをメモしておけばよかった~
日本最初の元三大師(がんざんだいし)のおみくじがあったので引きました。デザインも美しく記念になりました。
聚碧園(しゅうへきえん)
客殿の庭園である聚碧園は池泉観賞式庭園で、小さな滝流れ・二段の池・築山と手水鉢からの流れに伴う平庭からなり、築山ごしに有清園の杉の木立ちや往生極楽院阿弥陀堂を望むことができます。
(参考:聚碧園看板と境内|三千院のご案内)
ずっと見ていられる、素敵なお庭でした。
通路に沿って進むと宸殿(しんでん)があります。
宸殿
宸殿は三千院の最も重要な法要である御懴法講(おせんぼうこう)を執り行うため、御所の紫宸殿を模して、大正15年に建てられました。
本尊は伝教大師作と伝わる薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)で、秘仏となっております。
本殿向かって左、西の間には歴代住職法親王の尊牌がお祀りされており、向かって右の東の間には天皇陛下をお迎えする玉座を設えております。
その玉座の間には下村観山の襖絵があり、大きな虹が描かれていることから「虹の間」とも呼ばれています。
引用元:境内|三千院のご案内
本尊の薬師瑠璃光如来様に健康を祈願!
宸殿内にずっといることができない、なんだろう。圧巻されて何も覚えていないレベルでした・・・。
宸殿内写真撮影禁止となっていました。なので外から撮影した宸殿の外観の写真載せておきます。
有清園庭園(瑠璃光庭)
有清園庭園は杉、苔、池が美しい景観を作り出していました。
お地蔵様が何体も祀られているので探しました。
素敵な写真を撮影できたのでシェアします!
往生極楽院
庭園を歩いていくと正面に往生極楽院があります。
往生極楽院では、国宝の阿弥陀三尊が祀られています。
中央:阿弥陀如来(来迎印を結ぶ)
右:観世音菩薩(従来者を蓮台に乗せる姿)
左:勢至菩薩(合掌)
両菩薩は少し前かがみに跪く「大和坐り」をしています。
お堂に比べて阿弥陀三尊のほうが大きいので天井が船底型になっています。
またその天井には極楽浄土に舞う天女や諸菩薩の姿が描かれているみたいですが、私にはよく見えず・・・。
見るべきポイントがたくさんありすぎる!!
それにしても苔むす庭が美しい。優しいきみどり色。
わらべ地蔵
往生極楽院から紫陽花苑に向かう道中にわらべ地蔵様がたくさん祀られています。
ほっこりした気持ちに。旦那さんと探すの楽しかった(*^-^*)
朱雀門
弁財天
階段を登った先に京の七福神 妙音福寿大弁財天と宇賀神が祀られていました。
それぞれの真言、ご利益は・・・
妙音福寿大弁財天・・・(真言)おんそらそばていえいそわか(ご利益)金運アップ
宇賀神・・・(真言)おんうがやじゃやぎゃらべいそわか(ご利益)五穀豊穣、商売繁盛
どちらもお金に関係するご利益があり、ありがたい!
紫陽花苑
6月18日に行った時、紫陽花たくさん咲いていました。
青や白の紫陽花が多くとても綺麗でした!
梅雨時期はなかなか外出しにくいですが、紫陽花を見に行くのを目的に参拝するのもいいかもと思えるくらい華やかでした。
金色不動堂
紫陽花苑の右手の(元々登ってきた側)階段を上がった先に金色不動堂(こんじきふどうどう)があります。
金色不動堂の本尊は、秘仏金色不動明王。
珍しいことに土足で堂のなかに入って参拝するようになっています。
金色不動堂内に授与所があり金色不動明王と弁財天の御朱印をいただくことができます。
観音堂
金色不動堂から階段を少し登ると観音堂があります。
観音堂には厄除聖観音様が祀られています。
観音堂の授与所では観音菩薩の御朱印をいただくことができます。
小観音像
ご縁を結ばれた方々の小観音像が安置されていました。
すごい数でびっくりしました。
二十五菩薩慈眼の庭
観音堂横には補陀落浄土を再現した二十五菩薩慈眼の庭がありました。
中根庭園研究所という造園のプロが作ったお庭ということを知り、詳細調べたので気になる方は下の外部リンクから。
おきな六地蔵
また紫陽花苑に戻り奥に進んでいくと朱色の橋があります。
この川沿いおきな六地蔵が並んでいます。
鎌倉石仏(阿弥陀如来像)
写真で伝わるか分からないですが・・・かなりの大きさの石仏でした。近付いて見てみると更に迫力がある!!
鎌倉石仏を見て紫陽花苑に戻る道中も緑と水に溢れていて素敵でした。
円融蔵
順路的に最後に辿り着くのが円融蔵となっています。
入り口からお香の香りがして癒されました。
円融蔵の中にも授与所があり薬師如来、阿弥陀三尊、その他すべての朱印をいただくことができます。
三千院でいただいた御朱印
三千院には3つの授与所があり、それぞれいただける御朱印が決まっています。
パンフレットの絵が分かりやすかったので載せておきます。
三千院でいただける通常御朱印は5種類でした。(御朱印の朱印の意味も調べたのでメモ程度に書いておきます。)
薬師如来
三千院は、西国薬師霊場第四十五番に指定されています。
西国四十九薬師霊場開創三十周年の記念朱印も捺していただきました!
中央の朱印は薬師如来を表す梵字の「ベイ」。葉っぱ?に三千院と書かれた朱印が可愛い!
初穂料300円
阿弥陀三尊
阿弥陀三尊の中央の朱印は、ハスの花にそれぞれの梵字がのっているデザインが素敵!!
中央:阿弥陀如来「キリーク」
右:観世音菩薩「サ」
左:勢至菩薩「サク」
初穂料300円
金色不動明王
三千院は、近畿三十六不動尊霊場第十六番に指定されています。
真ん中の朱印は、不動明王を表す梵字「カマカーン」かな?文字の下部分がおしゃれな気がする。
金色不動明王の御朱印は、金色不動堂でいただきました。三千院の文字が細く味がある!!
初穂料300円
弁財天
京都七福神のひとつ妙音福寿大弁財天の御朱印は、金色不動堂でいただきました。
弁財天を示す梵字「ソ」
初穂料300円
観音菩薩
参拝のところの朱印は山号の「魚山」かな?
聖観音を表す梵字「サ」
初穂料300円
アクセス
住所 | 〒601-1242 京都府京都市左京区大原来迎院町540 |
電話番号 | 075-744-2531 |
参拝時間 | 3月~10月・・・9:00~17:00
11月・・・8:00~17:00 12月~2月・・・9:00~16:30 |
参拝料 | 一般 700円、中学生・高校生 400円、小学生 150円 |
ホームページ | こちらから |
アクセス | 自家用車の場合:JR京都駅からだと国道367号沿いに北上(所要時間42分くらい)
専用駐車場がないので近隣のパーキング利用 公共交通機関の場合:(乗り換え少ない)JR京都駅から京都バス17系統のバスに乗車(60分)大原バス停下車後徒歩10分 京都バス19系統でも可 |
三千院の駐車場は、大体1日500円くらいで停められるイメージ。
三千院の近くに停めようとするほど道が狭くなります。
最安(400円)&一番近い大原来迎院町観光トイレ下の駐車場を目指しましたが、工事中。結局停めたのは三千院前有料駐車場(500円)
運転に自信がない方は、参道まで結構歩きますが国道沿いに駐車したほうが吉。
まとめ
京都大原三千院門跡に参拝してきました!
苔や水、緑が好きな私にとってかなりのパワースポットでした。癒された~
見どころが多すぎる三千院でしたが、やっぱりすごいのは宸殿(しんでん)と往生極楽院に祀られている阿弥陀三尊。
すごく厳か。参拝客がたくさんいても空気が澄んでいる気がしました。ずっと居られないくらいの圧?みたいなのもあります。
圧巻されたのち見るわらべ地蔵にほっこり。季節的に紫陽花も見ることができて最高でした!
紅葉の季節にも行ってみたいし、参拝客が少ないシーズンにまたじっくり見たいという気持ちでいっぱい。
すごく素敵な場所でした!おすすめです!
同日行った鈴虫寺もおすすめ!参拝の様子、御朱印情報について書いています。下のリンクからよければ
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