こんにちは!姫路市在住のなつです。
有馬温泉には、湯泉神社三社巡りなるものがありました!
3か所それぞれ境内の様子、いただいた御朱印を紹介していきます。
湯泉神社三社巡り
温泉寺から階段を登った先に湯泉神社がありました。
授与所にあった”神霊有馬温泉守護 神湯泉神社三社巡り”のチラシを見て存在を知りました。
まず湯泉神社三社巡りとは何か紹介していきます。
三社巡りとは、本社である湯泉神社・別宮の有馬天神社・摂社の水天神社の三つの神社を参拝することを言います。
大地の力の湧き出す泉源を神域で囲む、有馬温泉鎮護三神由来の三社を巡ることによって罪、穢れを祓い徳を得て心身の清浄と健やかな日々を送るご加護を授かりましょう。
地図上で見ると分かるのですが、三社を結ぶと三角形になっているのも不思議な力を感じます。
湯泉神社のHPによると「有馬温泉パワースポットトライアングル」というそうです。
有馬温泉はぶらり旅をしたので正確な所要時間は分かりませんが、1時間あれば3か所回れると思います。
湯泉神社は階段がきつめ、他2つは道中辛くなかったです。
3社それぞれどんな特徴があるのか(ご利益)、境内の様子を紹介していきます。
湯泉神社
日本古来の温泉「有馬温泉」の中心に鎮座し、有馬の氏神・温泉守護神として崇敬されています。
御祭神
- 大己貴命
- 少彦名命
- 熊野久須美命
ご利益
- 大己貴命(大黒さま)・・・金運・財運と縁結びや子孫繁栄
- 少彦名命(医薬の神)・・・病気平癒
子宝・子授けで有名です。
由緒
神代の昔、ご祭神の二神が人々を病気から守るため、国々を旅し、薬草を探しに歩かれた時
傷ついた三羽のカラスが赤い水を浴び、傷を治療しているのをごらんになり、有馬の温泉を発見したと伝えられています。
ついで、仁西上人有馬再興(1191年)の伝記の頃から熊野信仰の影響を受けて
熊野久須美命を併せ祀り、有馬温泉鎮護三神と呼ばれるようになりました。
当社の歴史は古く、延長5年(927年)に撰上された「延喜式神名帳」に有馬郡の大社にかぞえられています。
「日本書紀」には、舒明天皇・孝徳天皇・白河法皇等の参拝も記録されています。
引用元:湯泉神社
境内の様子
湯泉神社は、温泉寺の傍にある鳥居をくぐり階段を登って向かいます。
結構な段数があるので万年運動不足の私にはつらかった( ;∀;)
途中には妙見堂という社がありました。
到着!結構広い境内が広がっていました。正面に本殿、右側に社がありました。
手水舎
本殿
すごく綺麗に管理されていました。
左三つ巴紋と有馬温泉発祥の由来である鴉(カラス)?の文様が幕に描かれていました。
子宝は望んでいないのでほどよく生きられるように祈願。
本殿を見上げると由緒が書いてありますが、ずっと見ていると首痛めます。ご注意を。
時間がなく本殿のみの参拝となりました。空気が澄んでいてとてもいい気持ちになりました。
有馬天神社
湯泉神社の次に訪れたのが別宮 有馬天神社でした。
有馬天神社は、有馬温泉の中心地から鬼門の方角(北東)となるため『厄除けの神社』としても信仰されています。
御祭神
菅原道真公
ご利益
菅原道真公・・・学問成就
由緒
創建は天元2年(979)京都の北野天満宮の分霊である菅原道真の御霊を勧請したのがはじまりと伝えられている。
御祭神として蘭若院阿弥陀坊を祀っていたが神仏分離令と廃仏毀釈により廃寺となり神社に。
境内には昭和23年に採掘された天神泉源があります。
境内の様子
湯本坂を登っていくと川上商店(佃煮・昆布の販売)とまめ清有馬店(豆乳ソフトクリーム屋)の間に道があります。
坂を登って行った先に有馬天神社があります。
道中、お湯がでていたり温泉街って感じでした。(写真右)
天満宮と書かれた鳥居をくぐると天神泉源と本殿が見えてきます。
天神泉源からの硫黄の匂いすごかったです!
泉質が金泉(含鉄ナトリウム一塩化物強塩高温泉)温度は98度と説明看板にありました。
有馬温泉には他にも泉源があるのを見ましたが一番近くで見られる場所かも!
良い体験ができました。
水天神社(水天宮)
水天神社は、湯泉神社の御旅所とされています。
太古の昔、湯泉神社の御祭神である大巳貴命と少彦名命がこの地に降臨したことから「神地巳貴(しんちあなむち)」と呼ばれるようになりました。
清水が湧き出て「巳貴清水(あなむちしみず)」転じて「穴虫の清水」と呼ばれるようになりました。
(参考:湯泉神社ご由緒パンフレット)
境内の様子
有馬天神社から湯本坂を登っていくと住宅地に入っていきます。
本当にあるのかな?と思いつつ進んでいくと水天神社ののぼりを発見!
細道を入っていくと鳥居がありました。他の神社と比べて寂れていたので入りにくい空気が・・・。
水関連で有名と聞いていましたが、手水舎に水はなし。
小さな社があるので参拝。その後ろには清水が湧いたとされる小さな池もありました。
いや、ここで合ってる?と思うほど管理が行き届いてなかったのが悲しかった。
(´・ω・`)気を取り直していただいた御朱印を紹介していきます。
湯泉神社三社巡りでいただける御朱印
湯泉神社三社巡りの御朱印はすべて湯泉神社でいただく形になっています。
湯泉神社の授与所は本殿横にあるので分かりやすいです。
授与所
閉まっていましたが(平日13時頃)、外に御朱印が入った箱が置いてあったのでいただくことができました。
残り枚数にばらつきがあったので午後になると欠けがあるかもしれません。初穂料各500円でした。
御朱印
湯泉神社
湯泉神社の御朱印には大黒天様がもつ「打ち出の小槌」が描かれていました。
有馬天神社
有馬天神社の御朱印には菅原道真公にゆかりのある梅の花。
境内にある有馬温泉天神泉源のことも分かり、後で見返してみるとき情景が浮かびそうです。
水天神社
水天神社の御朱印には金と銀の龍が描かれています。水龍との関連だと思われます。
アクセス
湯泉神社
住所 | 〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1908 |
電話番号 | 078-904-0418 |
ホームページ | https://tousen.or.jp/ |
有馬天神社
住所 | 〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1402 |
兵庫県神社庁のホームページ | http://www.hyogo-jinjacho.com/data/6301105.html |
アクセス | 神戸電鉄「有馬温泉駅」より南へ400m徒歩5分 駐車場なし |
水天神社
住所 | 〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1091−2 |
アクセス | 細道につき近隣パーキングに駐車が望ましい |
まとめ
湯泉神社三社巡り(湯泉神社・有馬天神社・水天神社)をしてきました。
有馬温泉で御朱印巡りをするとなったら温泉寺、極楽寺、湯泉神社、念仏寺がメインだと思っていたので急遽予定に追加しました。
行ってみて有馬温泉の歴史に触れられたのが良かったなと思います。
意外と有馬温泉巡るのさらっといけるので合わせての参拝をおすすめします。
有馬温泉付近の神社、お寺でいただける御朱印をまとめたのでよかったら読んでみて下さい。
こんにちは、姫路市在住のにんじんです。 にんじん 姫路から車で約1時間、有馬温泉に行ってきました! 日本三名泉として名高い、有馬温泉。 金の湯・銀の湯で体を温めたあとは、温泉街を徒歩で散策しながら御朱印巡り! […]