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子なし夫婦を選んだ男の本音 

こんにちは。結婚2年目の26歳男、にんじんです。

 

当ブログは夫婦で運営しており、二人がそれぞれ好きなことを書いているのですが

その中でよめちゃんが「選択子なし」に関していくつか記事を上げています。

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選択子なし夫婦 幸せな生活

 

二人で話しながら記事を書いているので、当然その内容には夫である私の意見も反映されてはいるのですが

男性目線での選択子なしについての意見は十分に伝えきれていないのでは?と思い、今回の記事を作成することにしました。

 

この記事にたどり着かれた方には、様々な事情があることと存じます。

望んでも子どもができなかった方、子どもを望まないけどパートナーと意見が合わない方、子どもを持たないと決めたけれど周囲の反応や将来に不安を感じている方。何がしかに悩まれているのかもしれません。

いろいろなご意見ご感想を抱かれることでしょう。よければコメントをください。

あくまでも私個人の意見ではありますが、ご参考になれば幸いです。

 

堅苦しい話はこの辺りにして、早速本題に移りたいと思います。

子なし夫婦を選ぶまで

まずは簡単に自己紹介をしておきます。

私が大学院を修了し、就職した1年目の終わりごろに結婚をしました。なお結婚までは5年ほど遠距離恋愛をしていました。

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遠距離恋愛

付き合っていた頃に子どもに関する話題はあまりした覚えがありませんが、よめちゃんが子ども嫌いなのは普段の振る舞い&本人の自己申告で知っていました。

 

結婚前は子どもについては全く意識をしていませんでした。

欲しいとも、欲しくないとも考えたことはなく、単純に興味がありませんでした。若いから、というのもあったと思います。

なので「結婚=こども」という認識はなく、単純に「よめちゃんとずっと一緒にいたい」というだけの理由でプロポーズをして結婚に至っています。

 

結婚した後は、子どもに関する話題は避けては通れないものです。

二人で子どもが欲しいかどうかについて話すこともありましたし、親から子どもに関する話題を出されることも一応ありました。

念のため断っておきますが、親が孫を望んでいて催促するというようなことではなく(本心は知りませんが)

「しばらくは二人で楽しく過ごしていたらいいんじゃない?」

という感じ。しばらくどころかずっとそのつもりですけどね笑

 

夫婦で子どもについて話したとき、よめちゃんから「子どもはいらない」とストレートに言われたことを覚えています。

そのときに感じたことは、ただ「そうなんだ。別にいいんじゃない?」くらいだったかな、と思います。

子どもが欲しくて結婚したわけでもないし、私が一緒に幸せに過ごしたくてパートナーとして選んだのはよめちゃんです。私たちの結婚生活に子どもは必須ではありませんでした。

 

そうしてすんなりと「選択子なし夫婦」として生きることが決まりました。

子どもが産めない事情があるわけでも、経済的な問題で諦めたわけでもありません。

こうした方々からしたら、贅沢な選択であり得ないと思われてしまうかもしれませんが、これが正直なところなのでどうしようもありません。

 

子なしを選んだ後に考えたこと

20代という若さで、また幸いにして健康に生きている夫婦が敢えて子なしを選ぶことについて、色々と考えることはありました。

その都度二人で会話をして、意見の交換や価値観の確認をしています。

子なしと世間について

多様な価値観が認められつつある現代であっても、結婚して子をなすというのはある種の常識のように扱われているのも現実です。

格差社会と貧困、女性の社会進出や高学歴化、性的多様性、それに伴う未婚・晩婚化と少子高齢社会などに関する言説は日夜を問わず目にするほどありふれたテーマです。

「選択」子なし夫婦に対して思うところがあっても仕方がないこととは思います。

だから何?という開き直りの精神がないと辛い道かもしれません。私たちはその点は大丈夫ですが。

 

結婚したといえば、「子どもは?」というありふれた日常会話。

私はこの種の会話が苦手です。

別に悪気はないのでしょうが、暗に「結婚=子ども」という図式があって、「子どもがいないのに結婚する意味って何?」という考えが透けて見える気がしてしまうからです。

偏見かもしれませんが、そういう人に限って嫁さんの文句を大々的に言っていることが多いように感じます。

私はよめちゃんに不満がありませんし、愛しています。そもそも自分の嫁を人前で貶すこと自体、理解ができません。

 

夫婦の間に何があって、お互いに何を思おうが自由ですが、それは万人にあてはまりません。

もちろん逆に私の考えもほとんどの人には当てはまらないのでしょう。

子どもがいるから結婚生活を無理して続けて、夫や嫁をないがしろにしていいなんてことはない。

何のために結婚しているのでしょうか?世間体を保つため?別に構いませんが、私はそれで幸せになれないなら嫌です。

 

高齢で未婚だと人格を疑われるとか、結婚して子をなして初めて一人前だとか言われますが、そんなものはクソくらえ。

子なしと親・友人関係

わが子が子どもを産まないということは、親からしたら孫の顔が見られないということになりますよね。

親世代ではまだ「結婚=子ども」という認識があり、周囲から孫の話題をされることもあるのでしょう。それで肩身の狭い思いをすることもなくはないとは理解します。

だからといって「子どもはまだか!産め!」というのはどうなのでしょう。

 

うちのよめちゃんがよく言っているのですが

『子どもの話題=夫婦の営みの話と同じことで、気持ち悪い』

これ、結構納得しました。

「子どもは?」って聞く人は、「あんたんとこゴムなしでヤってる?」って聞いているのと同じことですわな。

 

無自覚とはいえ、立派なセクハラじゃないですか。

セクハラかどうかは当人同士の関係性次第ともいわれますが、私のようなコミュ障陰キャからしたらこういう話題は避けてほしいものです。

親であれ友人であれ、こういう話はそもそも振ってほしくありません。もちろん私が話題に出したこともありませんし、今後出すこともないでしょう。

 

私たちはまだ20代後半なので、友人たちも既婚者は少数派です。1/4くらいです。

けれど歳をとるにつれて結婚する人も増えて、もちろん子持ちも増えるでしょう。こうした話題が出てくる可能性は高いと思います。

そんな時にどう対応すべきかは、今のうちから考えておいても損はしないかな。

子なしと夫婦の関係

子どもがいる場合といない場合、夫婦の関係ってどっちがいいのかな?

こればっかりは、両方を体験することが難しいので想像することしかできません。

 

あまり良くない言い方ですが、子どもって夫婦喧嘩の種になりがちだと私は感じています。

・育児の負担やストレス(妻or夫ばかり大変で協力する気がない!)

・教育費や生活費と収入(家計が苦しい!)

・躾や教育方針の違い

などなど。

 

子どもがいるがゆえに大変なことってたくさんあると思います。

またそれ以上に、子どもがいるからこそ得られる幸せというものがあることは理解できます。

では、子どもがいない場合は?

子どもがいないから得られる幸せや不幸って何でしょうか。

 

これは難しい。なんせ、いませんからね。

 

子どもがいないと夫婦で自由に生きられる点は魅力的です。

気兼ねなく出かけられますし、子どもにかかるはずだったお金が浮く分だけ余裕が生まれます。

収入を増やすために出世やキャリアアップに追われる必要もありませんし、誰かの人生に責任を持たなくてもいいわけですから。

また不幸な点は今のところ特に思い当たりません。

けどそれは当然なんですよね。「子なし」を「選択」するということは、子どもがいない方がいいと合理的に判断した結果ですから。

 

私たち夫婦の関係は良好です。喧嘩をしたこと自体ほぼありません。

そして、子どもがいるがために発生し得る問題が起こることがありません。

これから先も今と変わらず仲良く過ごしていけるといいな、と思います。

子なしと将来

子どもがいないということは、それだけ人生の自由度が高くなります。

 

子どものために費やされる、時間お金があまります。

元々お金のかからない夫婦なので、新卒程度の収入でも十二分に生活できていますし、この先も変わらないでしょう。

無理して働いて高年収を得るモチベーションがありません。

子ども起因のトラブルや人間関係に悩まされることもありません。

 

いかにも今どきの若者みたいで、年長者から非難されても仕方がないと思います。

仕事にも人付き合いにも酒にも車にも女にも興味がありません。人間的成長がない、といわれたらその通りですが、別にそれでも構いません。

私の幸せは私が決めます。夫婦の幸せは二人で決めます。

これだけ低ストレスで生きていけることは、私の性分に合っていて幸せです。

こんな私を許容してくれるよめちゃんにも感謝です。

 

一方で、老後の生活については思うところもあります。

夫婦ふたりきりで生きるということから、介護や死後の問題について早めに考えておく必要があります。

特に残された方が孤独死、というのは悲しい。

まだ先の話ですし、今後も社会問題であり続けるでしょうから

公共でも民間でも関連サービスがどんどん出てくることでしょう。あまり心配はしていません。

 

どっちかの考えが変わったらどうするの?

これはありがちな問題ですよね。

結婚当初は「子どもはいらない」と合意していたのに、10年後に「やっぱりほしい」といって揉める、と。

 

色々なパターンがあると思います。

・子なしでいいと思っていたけど、周りを見ていたら考え方が変わった

・本当は欲しかったけどパートナーに合わせていた

・歳をとっていざ産める限界が近づいたら、焦りから不妊治療に取り組み始めた

あるいは

・避妊に失敗してできてしまい、産むか否かで揉める

なんてこともあるかもしれません。

 

私は男ですので、女性目線については本当には理解できません。

なので、男性目線での意見になります。

 

私が将来子どもが欲しくなるというのは、まずないと考えています。

今の夫婦二人の自由な生活が好きです。わざわざ子どもをもうけてまで、自分たちの自由を捨てたくなるとは思えません。

 

次によめちゃんの考えが変わった場合ですが、その場合はよく話し合うと思います。(ちなみにこれもほぼあり得ませんが笑)

私は「絶対嫌だ!」と拒否するほどではないので、万が一よめちゃんが強く求めるなら受け入れるかもしれません。

もしできてしまったらどうするか。

これも同じです。基本的によめちゃんの意思を尊重します。

子どもがいるデメリットよりも、夫婦が幸せになれる方を選択するでしょう。

 

本音では子どもが欲しかった、というのは私たちにはありません。

もしこれを読んでいる方で、考え方の相違で悩まれている場合は、よく話し合うことをおすすめします。

それくらいの価値観のすり合わせができない夫婦関係では、どっちも不幸になりかねないのでは。

 

結局、夫婦で話し合う以外に解決方法なんてないんですよね。

まとめ

26歳時点で子なし夫婦として生きることを選択した男性目線での思いを書いてきました。

普段からよく話し合っている内容でもあるので、改めて考えをまとめる機会になりました。

色々な夫婦の形があり、互いに尊重しあえる風潮が広がるといいな、と思います。

 

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