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スーパームーンをさがして夜の鳥取砂丘を彷徨う

こんにちは。新米夫婦のふたりごとの【なつ】です。

2022年7月13日、スーパームーンを見るために鳥取砂丘に行ってきました!

その様子を記録として残しておきます。

そうだ!鳥取砂丘でスーパームーンを見よう!

およそ1年に1回発生するスーパームーン。

※スーパームーンとは、月は地球が楕円軌道において一番近くなったとき、地球から見て月が一番大きく見える現象。

2022年は7月14日に見ることができると知り、「鳥取砂丘で見るの良くない?」と漠然とした計画が浮上。

 

でも連日の曇り空。

見られない可能性が高いと分かりつつ、「夜だけでも晴れたらイイネ!」と軽い気持ちで鳥取旅行が開催決定!

兵庫県住みだと鳥取県はお隣さん。近い!(?)しかも二人とも絶賛ニート中。

謎のフッ軽が発動した日でした。

 

どうせなら・・・行きたい!と思っていた金持神社青山剛昌ふるさと館もまとめて行こう!!と朝から鳥取へ。

※青山剛昌・・・名探偵コナンの生みの親。鳥取県東伯郡大栄町(現・北栄町)出身

 

大満喫!

青山剛昌ふるさと館脇にある解凍怪盗キッド像

大満喫し過ぎて、本来の目的忘れかけてた!

それにしても雨が降り出しそうな空模様・・・。不安を抱えながら夜の鳥取砂丘へ。

夜の鳥取砂丘へ 駐車場には誰もおらず

夜の鳥取砂丘

21時。鳥取砂丘到着。

以前、梅雨の時期に鳥取砂丘へ行ったことがありますが、人がいない、お店が開いていない、明かりがないだけで別の場所って感じがしました。

 

どの駐車所が開いているのだろう?と不安もありましたが、

鳥取砂丘 砂の美術館を超えた先にある鳥取砂丘パークサービスセンター側の駐車場が解放されていて一安心。

 

辺りを見ると私たちの他に人はおらず、「曇っているのに来るバカは私達ぐらいか!」と気丈にふるまっていたけれど、結構ビビっていました。

本当に暗い。

そして夏なのにちょっと寒い感じがする?のが余計に恐怖感を煽っていました。

真っ暗、静寂の鳥取砂丘を彷徨う

砂丘入口で撮影した写真。

ナイトモードなしだと何を撮っているのか分からない・・・。(↑の写真と同じ階段前)もちろん映えない。

夜の鳥取砂丘へ向かう夫婦

竹でできた柵を超えると真っ暗な砂丘、海を隔てた先の工業地帯?の光がキラキラしていました。

夜の鳥取砂丘

ちょっと感動。

 

丘部分が近づくと海は見えなくなり、辺りはまた闇に包まれてしまった。。

足首に巻いた蛍光バンドとスマホの明かりだけが頼り。。

夜の鳥取砂丘

日中登った人の足跡が軽く残っていたので、同じところを登りました。

 

一見登る距離が短そうな場所は、傾斜が急で登れたもんじゃないのを経験則で分かっていました。

夜の鳥取砂丘

(↑写真で言うと中央左のオアシス部分から登ると詰みます。)

 

登ってしまったら危なかったかも。

もし転がって首でもやったら大惨事。途中で登るのをやめた場合、振り返って真っ暗だと絶望しそう。

 

登ったのが一段低い丘だったので、隣に見える丘までまた歩くと・・・

夜の鳥取砂丘

鳥取砂丘で一番高い?場所に到達しました!!!これが夜の鳥取砂丘(曇り空ver)です!

夜の鳥取砂丘

う~~ん、思てたんとちゃう~!!!(霜降り明星 粗品ボイス)

 

けど、せっかく来たし・・・レジャーシート引いて空を見上げる会を開催しました。

夜の鳥取砂丘

空にはスーパームーンのスの字もない。

夜の鳥取砂丘

目に見えるのは厚い雲とずっと続く砂丘、海。

夜の鳥取砂丘

ま、気楽に待ちましょうや。と海の音を聞いたり先の光を見つめたりしていたけれど・・・

 

数分で限界を迎えました。

 

人って何もやることがないとアカンのやな。ということが分かりました。

あと半袖でも大丈夫って言ったけれど、波の音&ひんやりした砂の上にいるとお腹痛くなる。

トイレを考えると戻ったほうがいいと判断しました。

 

14日。日付が変わる時までいるなんて到底できそうになかったです。

 

↓ちゃっかりパーカー着ている。

夜の鳥取砂丘

夜の鳥取砂丘 帰り道のほうが怖い

来た道を戻っていく。

何もやり切っていないけれど、”夜の鳥取砂丘登ったぞ!!”という誇らしい気持ちが下る足を軽くしていました。

再度振り返り、登ったんだよなーとしみじみ。(しつこい)

 

でもここからが地獄の始まりだった。

 

前回昼に行った時も帰りがあり得ないくらい辛かったけれど、夜は比べ物にならないくらい辛かった。

 

まず終わりが見えない。

真っ暗闇で最初見た竹の柵があった場所が分からない。

目指す場所が分からず進むってこんなに怖いことなのか?と実感しました。

 

まるで人生。人生悩んでいる人が夜の鳥取砂丘に来たら帰るの無理なんじゃないかな。

緩やかに上りになっているから進んでいるのか分からなくなる。

無力感もすごかった。

 

それでも歩き続けると最初に通った竹の柵が見えてきて一安心しました。

体力面だけでなく精神的にかなり来るものがあった・・・。つらひ。。

 

(あまりに絶望しすぎていて行きの写真はあるのに帰りは0だった。)

 

帰る時に地元女性ぽい数人の集まりと単独バイクの方とすれ違いました。

これから行くのかな。頑張って!という気持ちで私達はお決まりの鳥取ぽかぽか温泉へ向かいいました。

鳥取ぽかぽか温泉でスーパームーンのかけらを見る

お決まりと言っても2回目。汗と砂でべとべとになったままで帰れない!と利用したのが始まりでした。

朝から動いて悲鳴を上げていた体にあったかいお湯は沁みた~。。。

 

鳥取行って帰る前には、鳥取ぽかぽか温泉。

帰りの車内での快適度が全く違う!これぞ至高という感じ。

 

さて帰ろう。と空を見たら雲からうっすら月が出ていました。23時くらい。

鳥取ぽかぽか温泉とスーパームーン

もうちょい粘っていれば見れたのかな?と思ったけれど、全然ちょいじゃない。

夜の鳥取砂丘も楽しめたし、雲隠れスーパームーンも見れたし大満足でした。

鳥取ぽかぽか温泉で見たスーパームーン

普通に14日(15日)の夜、スーパームーン綺麗に見えた。

・・・。

スーパームーンを探して夜の鳥取砂丘を歩く
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