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今治『タオル美術館』くまのプーさんとムーミンの世界を堪能!

姫路市在住のにんじんです。

新米夫婦のデート旅、四国編です。

 

道後温泉に宿泊した翌日は、今治市へ向かいました。

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今治といえば、タオル

にんじん
わが家でも今治タオルを愛用しています

ずっと行きたかった、今治のタオル美術館に行ってきました。

ちょうど「くまのプーさん おひさまマーケット」というイベントも開催されていたので、その様子も合わせて紹介していきます。

よめ
プーさん可愛かった♡

タオル美術館ICHIHIRO

外観

タオル美術館 外観

タオル美術館ICHIHIROは、愛媛県今治市にある世界初!「タオル専門」の美術館です。

のんびりとした田舎道にたたずむ、おしゃれな洋風の建物。想像していたよりもずっと大きかったです。

フロアガイド

タオル美術館 フロアガイド

5階建ての建物の中には、美術館だけでなくカフェやお土産屋さんも入っていました。

1F・・・ショップ、ミュージアムカフェ

2F・・・瀬戸内物産コーナー

3F・・・タオルコレクションショップ、タオル工房

4F・・・ミニシアター、イベントショップ、ミュージアムショップ、オリジナルコレクションショップ、コットンロード

5F・・・特別展示室、タオルアートコレクション

いわゆるタオル美術館のギャラリーに入るには入場料が必要ですが、その他の部分はすべて無料。

ショップを見て回るだけでもかなり楽しめます。

40色カラータオル

タオル美術館 40色カラータオル

淡い色から濃い色まで、タオルとクマのぬいぐるみがずらり!

かわいくて欲しくなってしまいます。

キティちゃん糸巻アート

タオル美術館 糸巻アート

モザイクアートのようなキティちゃんがお出迎え。

紡績糸を円筒状のボビンに巻きつけた「チーズ」を、約3000本使用して描かれているのだとか。

拡大してみると…

タオル美術館 糸巻アート 拡大

ひとつひとつは結構大きい糸の塊。すごい!

 

キティちゃんのグッズ売り場もありました。

タオル美術館 キティちゃんショップ

可愛らしい店構えにほっこり。

いざ、ギャラリーへ

エスカレーターで4Fに上がり、奥に向かうとギャラリー受付があります。

入館料

タオル美術館 入場料

大人・・・800円

中高生・・・600円

小学生・・・400円

小学生未満は無料、その他団体割引などがあります。

 

入館料を支払うと、記念品のハンドタオルがいただけます。

タオル美術館 プレゼント

紺、ピンクのチェック柄タオルでした。

製造工程を見学

タオル美術館 製造工程見学

ギャラリーに入ると、まずはタオルの製造工程を見ることができます。

そして壁側には、カラフルな糸がずらり!

タオル美術館といえば、このカラフルな光景ですね。

 

タオルの製造は、もちろん糸の製造からです。

タオル美術館 梳綿機

梳綿機(りゅうめんき)

原料(綿花)内の繊維のもつれやゴミなど、糸を作るうえで不要なものを取り除き、繊維をある程度平行にして太い紐状(スライバー)にする。

スライバーは、細長い綿のような見た目でした。まだモフモフした感じです。

ここから糸が作られているんですね。

タオル美術館 練条機

練条機(れんじょうき)

スライバーのムラをなくし、繊維を平行に揃え均一にする。

この工程を経ると、見た目が引き締まって紐のようになりました。

タオル美術館 粗紡機

粗紡機(そぼうき)

均整化したスライバーを引き伸ばし、撚りを与えて粗紡ボビンに巻き取る。

撚り(より)とは、繊維をねじることです。

太かったスライバーが、タコ糸くらい細く引き伸ばされていました。

タオル美術館 精紡機

精紡機(せいぼうき)

粗糸(そし)を目的の太さに調整し、撚りを与えて木管に巻き取る。

さらに細く、よく目にするくらいの太さの糸になりました。

タオル美術館 捲糸機

捲糸機(まきいとき)

精紡機で巻き取られた糸を、撚糸(ねんし)、ガス焼きなどの加工をし、チーズやコーンの状態に仕上げる。

さらに密な状態に加工して、運びやすい形状になりました。

にんじん
ギチギチのロール状だ

ここまでが糸の製造工程でした。

普段見ることのないものを見るとワクワクしますね。繊維メーカーはこういう機械を使っているのかなあ。

 

続いて、タオルの製造工程を見学することができます。

タオル美術館 織機

天井からカラフルな何かが伸びている・・・とても不思議な光景。

この中にタテ糸が通っているようです。

織機(しょっき)

整経(せいけい)で巻かれたタテ糸を搭載し、上下に分けられたタテ糸の中にヨコ糸を交互に挿入してタオル製品を織り上げる。

ジャカード

織機に搭載されているタテ糸をコンピュータにより制御し、柄に応じて糸1本1本を上下させる。この機械でデザインが決まる。

中には実際にタオルを織っている機械がありました。

タオル美術館 タオル織機

よめ
プーさんのタオルだ!!

タオルがつくられる様子なんて初めて見ました。

糸が細かく動いて、次々と織られていく姿は圧巻の一言。

繊維産業の機械化がどれほどのインパクトだったかが感じられるような気がしました。

ムーミンの世界へ

タオル製造工程を見学したら、5階に上ります。

そこには、ムーミンの世界が広がっていました。

タオル美術館 ムーミンの世界へ

ムーミン展は常設なので、タオル美術館に訪れたらいつでも楽しめます。

こちらの見どころは、タオルで表現されたムーミンの世界観、そしてムーミンデザインの40mもの巨大タオルです。

タオル美術館 ムーミン

タオル美術館 ムーミンハウス

意外と大きくて、リアルサイズ?

…と思いきや、ムーミンの大きさは20~30cmくらいらしいです。

よめ
私たちより大きかったね

タオル美術館 ムーミン

通路の壁に飾られているタオルは圧巻です。

4階で見学した織機をつかって、丸3日もかけて織ったそうです!すごい!

にんじん
ムーミンに詳しくなくても楽しめました

チーズ巻糸の壁

ムーミン世界の次には、再びカラフルな映えスポットがありました。

タオル美術館 チーズ巻糸の壁

約200色に染められた、1800本ものチーズ巻糸が並んでいます。

とってもおしゃれで、写真を撮りたくなってしまいますね。

 

また、ムーミンをデザインしたアートタオルが飾られています。

どれも精緻でかわいい。

タオル美術館 ムーミン

糸の廊下

途中に橋がかかっていて、床にカラフルなチーズがずらり。

タオル美術館 糸の廊下

こちらも映えスポットでした。歩いているだけで楽しい気持ちになります。

キャシー中島の世界

ムーミンの次は、キャシー中島さんという方のキルト作品展になっていました。

タオル美術館 キルト

カラフルで明るいキルト。

タオル美術館 キルト

屏風のようなシックなものまで。

タオル美術館 キルト

にんじん
・・・これだけの大きさと数を手縫いって、言葉も出ない

いや、手縫いでこれだけの作品を生み出すって、理解を越えています。

というくらい圧倒されました。すごいを越えて最早こわい(笑)

タオル美術館 キルト

よめ
ハワイアン!

くまのプーさん おひさまマーケット(期間限定)

最後はくまのプーさん展です。

タオル美術館 プーさん

こちらは期間限定開催で、2021年5月22日から2022年1月18日までとなっています。

入り口の看板には「原作デビュー95周年」の文字が。そんなに歴史あるキャラクターだったんですね。

よめ
プーさん!可愛い!!

タオル美術館 プーさん

タオル美術館 プーさん

タオル美術館 プーさん

タオル美術館 プーさん

プーさん大好きよめちゃん大はしゃぎ。

来た甲斐があったというものです。

タオル美術館 プーさん

なんとも微笑ましい空間でまったり過ごしました。

プーさんのゆるさがなんとも良き。

タオル美術館 プーさん

恒例のカラフルチーズの壁。

プーさんっぽい色合いです。グラデーションになっていて素敵。

タオル美術館 プーさん end

とっても楽しかったです。

 

タオル美術館を訪れたら、ぜひギャラリーにも立ち寄ってみてください。

アクセス・営業情報

住所 〒799-1607 愛媛県今治市朝倉上甲2930
電話番号 0898-56-1515
営業時間 9:30~18:00(ギャラリー見学は閉館30分前まで)
休館日 定休日なし
冬季休館日あり:2022年1月13日(木)、1月20日(木)
美術館入場料 大人800円、中高生600円、小学生400円、小学生未満無料
その他、団体割引あり
公式HP タオル美術館
アクセス 車:周桑今治広域農道沿い
東予丹原ICまたは今治ICから約20分
道後温泉からは約1時間公共交通機関:JR今治駅からタクシーで25分

見通しのよい道路沿いですが、交通量が多いので気を付けてください。

無理に横断せず、歩道橋を使いましょう。

まとめ

愛媛県今治市にある「タオル美術館ICHIHIRO」に行ってきました。

ずっと行きたかった場所は、思っていた通り素敵な観光スポットでした。

常設展はもちろん、期間限定のプーさん展は最高。

普段目にしないようなタオルの製造工程が見学できたのも刺激的でした。

今治に来たらぜひ立ち寄りたいスポットです。

 

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