新米夫婦のふたりごとのなつです。
新型コロナウイルスに罹り散々な夏が過ぎ、気づけば季節は秋に変わっていました。(早すぎる!
季節を感じたいと先日シャインマスカット狩りへ。
まだまだ足りぬ!と更なる秋を求めてTwitterを徘徊していたとき、
梨木神社で『萩まつり』が開催されるのを知りました!
久しく京都観光していないし、「秋の花である萩を愛でたい!」と思って参拝してきました!
この記事では梨木神社の境内・萩まつりの様子やいただいた御朱印について書いていきます。
梨木神社(京都市上京区)
由緒
京都御所東にある梨木神社は、明治18年10月に創建されました。
社格は別格官弊社。
「萩の宮」ともいわれ萩の名所としても有名。
御祭神
贈右大臣正一位 三條實萬公
内大臣正一位大勲位公爵 三條實美公
梨木神社の境内をぶらり
キラメキノトリで鶏白湯決めていざ梨木神社へ。
寺町通りを北へ上っていくと御所の清和院御門がありました。
自転車の置き場にも困っていたのでどうしようかとフラフラしていたところ
梨木神社一の鳥居を発見しました!
一の鳥居
一の鳥居は、鬱蒼とした木々に覆われていました。通れそうだったけれどやめておきました。
萩の小径(適当に名前つけちゃった)
御所との間に砂利道があったので進むと萩の参道になっていました。
どこか素敵な世界に迷い込んだ感があって好き!
ちょっとまばらだったので、来るの早かったかな?と思いました。
実際、境内回ってみるとバラつきがあるような気がしました。
小径には、近世日本文学の代表作『雨月物語』の作者である上田秋成翁の石碑もありました。
二の鳥居
一の鳥居より扁額が華やか。
気を揉んでいた駐輪場、二の鳥居前にありました。
サイクルスタンドもあり、今どきの神社すごーい!と思っていたら
神社の方に「スタンドはシェアサイクル(PiPPA)用のなのでその隣(スタンド無し)にお願いします!」と教えてもらいました。
よく見たら注意書きのコーンあった、恥ずかし!無事停められてよかったです。
鳥居をくぐると湯川秀樹博士の歌碑がありました。
湯川秀樹博士は、ノーベル物理学賞受賞者で「萩の会」初代会長さんだそうです。(学がある人は教養もあるのか・・・。
右手のテントでは、萩まつりの記念品販売や抹茶席の案内をされていました。
神社境内にコーヒー屋さん!?
少し進むと左手にお店が入っていました。
神社境内にどういうこと?と不思議に思い検索すると
スペシャルティコーヒーを提供するCoffee Base NASHINOKIというお店みたい。
京都三名水「染井の水」で淹れたコーヒーが飲めるそう!
コーヒー飲めないのでアレだけど外観もおしゃれで雰囲気◎でした。
それにしても境内、萩の花と詩が読まれた短冊が飾られていてとっても素敵。
まだまだ黄緑色の部分が多いので楽しめそう。
神門
舞殿
拝殿
天壌無窮の石碑
染井の井戸
京都三名水(染井・佐女牛井・縣井)の一つである染井の水が流れる井戸(手水舎)が梨木神社の境内にありました!
御朱印と合わせていただいたリーフレットによると
- 境内地は藤原良房の邸「染殿第」があった場所とされている。
- 染殿第は娘明子(文徳天皇の后・清和天皇の生母)の御所。
- 「染井」の井戸は、宮中で使用されていたとされる。
というようなことが書かれていました!
ちなみに京都三名水他の二つは・・・
現存かつ水が出ている染井だけ。かなりすごいことだと思いました。
手を清めるだけでなく、お水汲みもしていいとのこと。
お水汲みについてのルールが掲示されていたので貼っておきます。
御神木 愛の木
染井の井戸のそばに御神木である愛の木(桂の木)がありました。
葉がハートの形をしていて木に触れながら祈ると願いごとが叶うとのこと。
萩まつりの奉納少しだけ見てきました!
毎年9月の第3または第4日曜日前後に行われる萩まつり。
私たちは9月23日(土・秋分の日)に行ってきました!
萩を愛でながら俳句が書かれたたくさんの短冊を見ていく時間は癒しでした。
ちなみに梨木神社の境内には500株以上の萩が植えられているそうです。
奉納行事もあり、2日間それぞれ内容が異なっていたので紹介。
23日(土)
11:00・・・上方舞(上方舞友の会)
13:00・・・居合抜刀術(京都山内派刀新曾)
14:00・・・日舞・藤蔭流(三代目藤蔭樹とその社中)
24日(日)
11:00・・・萩まつり神事 祭典
11:30・・・京舞・篠塚流(篠塚梅輪社中)
13:00・・・小笠原流礼法三三九手挟式弓術披露 弓馬術礼法(小笠原教場門人一同)
14:00・・・地唄・筝曲(今堀昌昭社中)
両日とも10:00から15:00まで抹茶席が用意されていました。
時間が合ったので居合抜刀術を見てきました。
刀を振ったときに出るシュッという音がしたことが印象的でした。
以前、旦那さんはいつ抜刀したかわからない早業!!みたいな動画を見たことがあったからか
ゆっくりだったね~という感想でした。色々な流派があるのだろうなー。
そもそも神様に奉納されるような芸事を習っているのってすごいことだなと思いました。
萩の写真たくさん撮影しました!ん~撮るの難しい!
良いなと思ったの載せておきます。
秋を感じました。参拝しに来てよかった~。
梨木神社の御朱印帳・御朱印
梨木神社の授与所は、二の鳥居くぐってすぐ左手にありました。
並んで用意していただいている際は横にずれるという感じでした。
御朱印帳
御朱印帳は大きいサイズと小さいサイズ両方ありました。
大きいサイズは色展開が朱、紺、緑、黄、白。初穂料は各1,500円でした。
小さいサイズは温かいカラフルな色合いに萩がデザインされていました。初穂料同じく1,500円でした。
通常御朱印
梨木神社の通常御朱印。直書きしていただけました!
とっても素敵!ありがとうございます。
参拝部分の朱印は三條花角が一番近いかも!ちょっと違うような気もするけど・・・
初穂料500円でした。
特別御朱印(御神詠歌御朱印)
萩まつり期間中だったので特別御朱印が2種類ありました。
御歌のほうをいただきました。
御歌は三條實萬公歌集『なしのほつえ』より鈴蟲
「八千くさの 露のしら玉 くもりなき 聲ふりいてて すすむしのなく」
背景も素敵。秋の草花が楽しめました。
萩、荻かススキ、撫子、(白い花なんだろう?)女郎花、竜胆かな?
初穂料800円
授与期間は9月1日から10月初旬だそうです。(※数に限りがあるので早期終了の可能性もあり)
三社巡り記念御朱印の案内がありました!
授与所のところに三社巡りの案内がありました!
梨木神社、八大神社、梛なぎ神社の三社で御朱印を受けられた方に記念御朱印がいただけるとのこと!
期間は2023年9月1日~11月30日
まだ参拝したことのない神社なので期間内に行ってみようと思います!
アクセス
住所 | 〒602-0844 京都市上京区染殿町680 |
電話番号 | 075-211-0885 |
授与所の受付時間 | 9:00~16:30 |
ホームページ | 梨木神社 |
アクセス | 公共交通機関:(バスの場合)京都駅市バスA2乗り場から4,17,205系統「府立医大病院前」下車後、徒歩約3分
(電車の場合)地下鉄烏丸線「丸太町駅」1番出口or「今出川駅」3番出口から徒歩約20分 京阪電車「神宮丸太町駅」1番出口or「出町柳駅」 2番出口から徒歩約15分 |
まとめ
京都御所東にある『梨木神社』の萩まつりに行ってきました!
境内いたるところにピンクや赤色の萩が咲いていて秋を感じることができました。
まだ咲いていない花もあったのでもうしばらくは楽しめそう。
境内にコーヒー屋さんがある珍しい神社でした。
染井の井戸の水を使ったコーヒー旦那さんが気になるそうなので今度また参拝しようと思います。