こんにちは。新米夫婦のふたりごとのなつです。
高野山 総本山 金剛峯寺に参拝してきました!
この記事では、参拝した様子やいただいた御朱印を紹介します。
高野山と弘法大師(空海)
弘法大師(空海)は、真言密教を中国から日本に伝えた真言宗の開祖です。
宝亀5年(774)に讃岐国(現在の香川県)にてご誕生になり、20歳で出家。
31歳で唐に渡り密教の教えを授かり、帰国後、鎮護国家と済世利民の祈りの道場として、あわせて修行者のための修禅の道場として、高野山を開かれました。(816)
引用元:高野山 金剛峯寺パンフレット
高野山 総本山 金剛峯寺
金剛峯寺は、弘法大師が「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)」にもとづいて名付けられた高野山の総称です。
現在は奥之院弘法大師御廟を信仰の中心として結成された高野山末寺3600ヵ寺、信徒1千万の総本山です。
もと文禄2年(1593年)豊臣秀吉が母堂の菩提のため寄進したものでしたが、当時の建物は火災で損失し、現在は文久3年(1863)に当時の姿をそのまま再現されたものです。
引用元:高野山 金剛峯寺パンフレット
参拝した様子(寺内の見どころ)
無料・一番最寄りの金剛峯寺前駐車場に停めることができました。(写真は平日14時くらい・満車)
ここで珍事件。
車のリアワイパーにカマキリが付いていてびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!しかも生きてる!
なんてこともありながら・・・金剛峯寺へ。
川が流れているので橋を渡ると石柱、手水舎がありました。
7月後半なので緑が青々していましたが、秋の紅葉時期は凄そうだなと思いました。
手水舎
正門
重厚感。。すごく雰囲気がありました。一礼。お寺の方は脇の扉から入っていました。
金剛峯寺(大広間前)
金剛峯寺、総本山と云われるだけあってすごく大きかったです。
賽銭箱から見えるのは大広間。
その奥にある持仏の間に本尊である弘法大師(秘仏)が祀られています。
お賽銭を入れ深く一礼、合掌・お祈り、一礼。(お寺は合掌。)
屋根の部分を見てみると桶と梯子が配置されていました。
他のお寺で見たことない。何のため?と不思議に思っていました。調べたところ天水桶(てんすいおけ)という物だそうです。
火災の際、檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が燃え上がらないように桶の水を撒いて類焼を食い止める役割を担っているそうです。
大玄関
入って右の方へ歩いていくと大玄関と呼ばれる場所に。
ゆっくり造りや屋根の装飾を見るの楽しい。
知識なんてないけれど、精巧な作りの龍を見ているとほぅ(*´▽`*)となってしまう。昔の人が作り出したものはすごい!
鐘楼
小玄関(拝観受付)
一番端まで行くと拝観入口になっていました。
(拝観入口側に外トイレあり。別殿にもあったのでトイレ近い私は一安心。)
靴を脱いで中に入っていくと手前に朱印受付、奥に拝観受付がありました。
金剛峯寺の拝観料は大人(中学生以上)1,000円、小学生300円、未就学児無料。
共通内拝券(大人2,500円)があったのでせっかくならと選択。
ぐるっと回りまた戻っていく順路になっていたので、焦って御朱印をいただかなくても大丈夫でした。
建物の装飾や襖絵を見て行きました。※襖絵は撮影禁止。
中門
最初のお部屋(中門)にあった奥の院霊木 高野杉。
大広間と持仏殿
大広間は重要な儀式・法要が執り行われる処で、2月の常楽会(じょうらくえ 涅槃会)や4月の仏生会(花祭り)等がここで行われています。襖には群鶴の絵、松の絵が描かれ、斎藤等室の筆と伝えられています。
引用元:大広間と持仏間|寺内の見どころ
(↑写真撮影不可なため襖絵の写真が気になる方は引用元クリック)
他にも梅の間、柳の間、別殿にも素敵な襖絵がありました。
鶴や桜、松など華美なものばかりではなく、当時の暮らしが描かれたものもありました。おもしろい!
新別殿
別殿横だったかな?枯山水が綺麗で思わずパシャリ。
自動販売機(ペットのお茶100円とお安い!!)、トイレ、無料の温かいお茶があったので小休憩することができました。
7月にホット・・・冷ましている間、高野山のゆるキャラ「こうやくん」の顔はめパネルがあったので撮影!傘と顔のフォルムが絶妙、可愛い。(昔からなぜか顔はめパネルが好き。。)
まったりしたところで折り返し。
蟠龍庭
新別殿から別殿へ向かう道中、蟠龍庭と呼ばれるお庭がありました。
この庭園は奥殿を中心に500余坪に及ぶ我が国最大の石庭である。
勅使門より観るに左に雄龍、右に雌龍を配して金胎不二を表わす。(引用元:境内看板)
龍を表す石は、お大師さまご誕生の地である四国の花崗岩が、雲海を表す白川砂は京都のものが使われています。
引用元:蟠龍庭|金剛峯寺
ぱっと見える部分だけでなく奥殿の奥側にも岩が延びているみたい!石で龍を表しているのすごいや・・・。
本当に綺麗でした。
真然廟
一番奥まった場所に真然廟がありました。
当初は真然堂と呼ばれていたが、発掘調査の時、お骨の納められた御舎利器が発見されたので、新たに真然廟として手厚く祀られました。
引用元:金剛峯寺パンフレット
向拝。
台所
かまどがありました。お寺って当時の生活感を感じられる場所があるからすごい良い!
台所を見て、最初の朱印受付に戻りました。
金剛峯寺でいただける御朱印帳・御朱印
御朱印帳
蓮、血曼茶羅、こうやくん、障屏画、金剛神、古地図・・・1,500円
桔梗、花菱、蝶、菊・・・1,000円
霊木(杉)・・・2,200円
木でできた御朱印帳大好きだからすごい悩んだ・・・
5,000円くらいするのもあるし、高野山の物と思えば買いだったかもしれん。。
御朱印
初穂料300円でした。
朱印受付のところにその他の御朱印一覧があったので、許可をいただき写真を撮らせていただきました。
全部で12種類。
奥の院の『大黒天』と『不動明王』の御朱印は、授与日が決まっているので参拝する方は要チェック。
- 大黒天・・・甲子の日(きのえねの日)十干十二支で60日周期で一番最初にくる日で、縁起の良い吉日
- 不動明王・・・毎月28日
特別御朱印
令和5年弘法大師御誕生1250年記念授与品
お大師さまと四国別格二十霊場の起源を巡る「特別御朱印」の掲示がありました。
授与期間は、令和4年4月1日から令和6年12月31日。授与料は各500円。
アクセス
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
住所 | 〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132 高野山真言宗 総本山金剛峯寺 |
電話番号 | 0736-56-2011(代) |
拝観時間 | 8:30~17:00(受付~16:30) |
ホームページ | 高野山真言宗 総本山金剛峯寺 |
拝観料 | 大人(中学生以上):1,000円 小学生:300円 未就学児無料 |
まとめ
和歌山県にある高野山真言宗 総本山金剛峯寺へ参拝してきました!
金剛峯寺の本尊は弘法大師さま
共通内拝券(大人2,500円)を購入して拝観しました!
一つ一つのお部屋にある襖絵を見てほぅ。となってしまいました。
蟠龍庭も素敵でした。奥殿の後ろ側(丘?)にも石が繋がっていると後で知りました!
この記事を見た人が見逃さなかったらいいなー。【所要時間:1時間】
高野山を共通内拝券を使って回った様子をまとめました!↓
【共通券の内容(金額・拝観所・ルート)と見どころ、いただいた御朱印】
参考になれば幸いです!
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