新米夫婦のふたりごとのなつです。
熊野三山の一つ『熊野那智大社』に参拝してきました!
この記事では、熊野那智大社で参拝した様子やいただいた御朱印を紹介します。
熊野那智大社(和歌山県)
御由緒
神武天皇が御東征の際に熊野の地に上陸し、那智の大瀧を神として祀ったのが那智山信仰のはじまり。
仁徳天皇5年(317年)那智山中腹に社殿が創建された。
全国の熊野神社4000余社の御本社である熊野三山(本宮大社・速玉大社・那智大社)の一社であり、
「日本第一大霊験所 根本熊野三所権現」として崇められています。
(参考:熊野那智大社ご由緒)
御祭神
- 第一殿 瀧宮 大己貴神
- 第二殿 証誠殿 家都御子大神(素戔嗚尊)
- 第三殿 中御前 御子速玉大神(伊弉諾尊)
- 第四殿 西御前 熊野夫須美大神(伊弉冉尊)【主神】
- 第五殿 若宮 天照大神
- 第六殿 八社殿 天神地祗八神
- 御縣彦社 賀茂建角身命(八咫烏)
特殊神事
7月14日・・・例大祭「那智の扇祭り(那智の火祭り)」
熊野那智大社に参拝した様子
那智山観光センターの無料駐車場に車を停めて表参道へ歩いて行きました。
(駐車した際、ソフトクリームの割引券がもらえました。)
那智大社・青岸渡寺参道入口
那智山郵便局の隣に那智大社の参道入口がありました。
階段は整備されているので登りやすかったです。
入山心得えに「熊野の神様佛(ほとけ)様は大自然そのものです。」とあり、境内だけキチンとしてもあかんな。と思いました。
階段を登り進めると鹿がいました。普通にいるのでびっくり。
振り返ると山々。ほんと大自然。美しすぎて・・・感動しっぱなしでした(早い)
那智山参拝道案内板
那智山参拝道案内板がありました。ここまでで15分くらい。意外に時間がかかっている。。
また歩き始めて5分くらい経ったところに『昔なつかしラムネ(200円)』が売られていました!
ベンチで休んでいた家族に聞くと(向かいの)不老軒の方にお金を払ったとのこと。
水分不足だったので炭酸が染みた~!でももう少し冷えていたら最高だったかも。
那智山観光センター横に自販がたくさんあったので予め買って登るのをおすすめします。こんなに大変だとは・・・。
第一鳥居に行くまでに見どころが2つあったので紹介します。
実方院跡・木斛の大樹
和歌山県指定史跡
中世行幸啓御宿泊所跡
熊野行幸は百十余度も行われ、ここはその参拝された上皇や法皇の御宿所となった実方院の跡で熊野信仰を知る上で貴重な史跡であります。
熊野那智大社
と看板にありました。
傍には天然記念物 木斛(モッコク)の大樹も。7月頃に白色のお花が咲くようです。
見たことないので調べたところ小さ目のお花がたくさん咲くみたい!とってもかわいい。
花言葉も素敵で・・・
モッコクを当て字で表すと、「持つ」「濃く」と書くことができることから「良縁に恵まれるように」という願いが込められいるみたい!
観世音菩薩
社の扉が開いていたので覗いてみると、中に観世音菩薩さまが祀られていました。
参拝。写真右手に出ると山々が見渡せました。
第一鳥居
参道入口から第一鳥居まで約20分かかりました。
『右 西国第一番礼所』とあったので、この道を行くと那智山青岸渡寺に行けるみたい。
私たちは鳥居をくぐり熊野那智大社へ。ちなみに振り返ったら様子もすごい!
立派な鳥居、『世界遺産 熊野三山 熊野那智大社』と書かれた石・・・
「ようやくここまで来たか!!」という気分になりました。
児宮
第一鳥居をくぐった右手に児宮がありました。(授児安産・無事育成守護)
手水舎①
手水舎の先に道が出来ていたので、行ってみたところ緑いっぱいの謎空間が広がっていました。虫が・・・。
第二鳥居・狛犬
階段ラスト!(左側をお通り下さいとのこと)
社務所前に車が停まっていたので、ここまでは車で来れることを知りました。
30台収容・神社防災道路通行料として800円必要だそうです。
到着!!!鳥居も熊野造りぽい!
写真で伝わるか分からないけれど、迫力がすごい!プラス階段が急すぎて吸い込まれそう。
旦那さんも撮ってあげたかったけれど、怖くて再度降りることができなかった・・・。お気を付けて。
手水舎②
熊野那智大社 礼殿
鳥居をくぐって右に礼殿がありました。
朱色の社殿、屋根部分の造形が美しすぎる・・・。
主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ、イザナミノミコト)
熊野那智大社は熊野三山の中で唯一、御瀧の神様を併せ祀っています。
元々は御瀧の近くで祀られていましたが、約1,700年前に現在の場所に遷ったそうです。
二礼二拍手一礼。
礼殿の装飾、燈篭のデザイン、小さな鈴?がぶら下がっているところもすごいかわいいと思いました。
御本殿
熊野権現造りと称し、正面に五棟・側面に一棟と御縣彦社・鈴門・瑞垣からなっており、
現在の建物は豊臣の世に再興し、その後享保・嘉永の年間に大改修され、平成7年に国の重要文化財に指定されています。
引用元:熊野那智大社 境内看板
御縣彦社
本殿参拝後、お隣にあった御縣彦社(みあがたひこしゃ)に参拝しました。
御祭神は賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)
八咫烏は神倭磐余彦命(神武天皇)を熊野から大和まで道案内をしたといわれる鳥であり、熊野の神様のお使いとされています。
無事に道案内を終えた八咫烏は熊野に戻り、当社で良しに姿を変えて休んでいると伝えられています。(玉垣内の「鳥石」)
八咫烏は導きの神様として、願い事を成就に導くご利益があると崇敬を集めています。
引用元:熊野那智大社 境内看板
人生いい方向に導いて欲しい!!
ブログを書きながら鳥石見逃した!と思ったけれど、玉垣内は見れないはず。
見逃したわけではなくてよかった~。
宝物殿
- 拝観料:大人300円、小人(小・中学生)200円
- 開館時間:8:30~15:30
- 休館日:毎週水曜日
次回の熊野参りでは絶対見たい。水曜日は避ける( ..)φメモメモ
那智の樟(くす)
樟霊社胎内くぐり
樟の傍に鳥居が建てられていたので、気になって見てみると階段で下に繋がっていました!『樟霊社胎内くぐり』について説明が書いてあったので転記。
樹齢850年余りの樟霊社の胎内にはそなえつけの「護摩木」「祈願絵馬」に願意・氏名を記入しこれを奉持して入り、
出口の護摩木・絵馬掛けに納めて下さい。護摩木は毎月18日の権現講祭に炊き上げ祈願します。
引用元:熊野那智大社 境内看板
せっかくなので、記念に樟霊社胎内くぐりをしてきました!
護摩木初穂料300円、祈願絵馬初穂料500円
どんな願い事を書いても大丈夫みたいですが、護摩木の書くスペースも限られているので、願意あるある?の中から選びました。
家内安全・商業繫栄・身体健勝・交通安全・子授祈念安産祈願・病気平癒・良縁成就・合格祈願・心願成就
いざ!
樟の中は暗く、心細い気持ちになりました。ハチ?虫の音がしてちょっと怖かった記憶があります。
かなり急な階段を登って終了。
願いが叶いますように。
熊野那智大社でいただける御朱印
熊野那智大社の授与所で2種類の御朱印をいただきました。
熊野那智大社の御朱印
日本第一霊験所・熊野那智大社・社紋(左三つ巴)の朱印がいただけました。初穂料は300円
御縣彦社の御朱印
八咫烏・御縣彦社・八咫烏の丸印がいただけました。初穂料300円
限定特別御朱印
熊野那智大社公式ホームページのお知らせ欄にて限定特別御朱印の案内がありました。(2023年1月1日)
「天皇皇后両陛下御成婚30年を祝し、熊野那智大社では令和5年限定で特別御朱印紙を頒布しております。」とのこと
熊野那智大社の別宮である飛瀧神社で那智御瀧の御朱印をいただいたらコンプリート!
先ほど分岐で進まなかった那智山青岸渡寺に参拝して下山後向かいました。
アクセス
住所 | 〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 |
電話番号 | 0735-55-0321 |
アクセス | 紀伊勝浦駅より熊野御坊南海バスでバス停「那智山」まで約30分、タクシー20分 |
まとめ
熊野三山の一つ『熊野那智大社』に参拝してきました!
道中、振り返ると山々が美しかった記憶が残っています。自然信仰が流行るのも分かる!
一番思い出に残っているのが『樟霊社胎内くぐり』
なかなかできる体験ではないので、行く予定がある方はぜひ!
お隣の那智山青岸渡寺へ(御朱印情報あり)
熊野三山巡ってきました。
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