こんにちは。新米夫婦のふたりごとのなつです。
憧れの熊野三山巡りをしてきました!
この記事ではざっくり境内の様子やいただける御朱印、アクセスを紹介します。
熊野三山巡りとは?
まず熊野三山とは、熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社、青岸渡寺のことを指します。
この3社1寺を巡ることを熊野三山巡りといいます。
熊野三山巡りの歴史は古く、延喜7年(908年)宇多法皇の御幸(=旅行)をはじめ約300年にわたり法皇・上皇・女院の御幸が行われました。
神仏習合によって御主神を阿弥陀如来といって尊び、日本一と言われた霊験を仰ごうと全国各地から参詣者が熊野の地を訪れるようになり、
「蟻の熊野詣」「伊勢に七度熊野に三度どちらが欠けても片参り」などうたわれるようになりました。
熊野本宮大社
熊野本宮大社は、全国に4700社以上ある熊野神社の総本宮で熊野大権現として広く世に知られています。
御祭神
家津御子大神(素戔嗚尊)・・・樹木を支配される神様であり、紀国(木之国)の語源もここから起こっています。
植林、造船、外国との交通を開き、人々の幸福を図られるとともに、生命の育成発展を司られた霊神
境内の様子・見どころ
158段の上り階段を登った先に立派な神門・本殿がありました。
※神門内は記念撮影のみ撮影が許可されています。
お参りの仕方と順番について看板があったのでシェアしておきます。
- 第三殿【証誠殿】 家津御子大神(別名:素戔嗚尊)
- 第二殿【中御前】 速玉大神(伊邪那岐大神)
- 第一殿【西御前】 夫須美大神(伊邪那美大神)
- 第四殿【若宮】 天照大神
- 結びの神・祓いの神
一番左から第一殿、第二殿・・・となっているので中央で参拝後、左にずれていき、また右に戻っていくという参拝の順番でした。
社務所のそばにあった『八咫烏ポスト』も必見!
神の使者である八咫烏があしらわれています。
普通に投函でき、ハガキなど送ってくれるので旅の思い出にいいかも。
いただける御朱印(限定御朱印)
熊野本宮大社の通常御朱印を直書きしていただきました。(初穂料300円)
熊野本宮大社では、毎月絵柄が異なる限定御朱印(書置き)の授与もありました。
神事や熊野の地の様子が描かれています。(初穂料500円)
熊野本宮大社の授与所では、大斎原、産田社、真名井社の御朱印も合わせていただけます。
アクセス
住所 | 〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮 |
電話番号 | 0735-42-0009 |
神門の開門 | 7:00~17:00 |
ホームページ | 熊野本宮大社 |
熊野本宮大社に参拝した様子を詳しく紹介しています。
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熊野本宮大社と合わせて参拝(大斎原、産田社、真名井社)
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熊野速玉大社
熊野三所大神が最初に降臨し、熊野信仰のはじまりの場所となったのが『神倉山』
景行天皇58年、現在の社地(熊野速玉大社)に真新しい宮を造営・鎮祀されました。
御祭神
熊野夫須美大神(伊邪那美大神)・・・万物を生み成し給う熊野の母神。願望成就、現世の守護神
熊野速玉大神(伊邪那岐大神)・・・映え輝く蘇りの力を垂れ給う熊野の父神。病気、苦しみ、業を祓う過去世の守護神
境内の様子・見どころ
写真向かって左から結宮、速玉宮、奥御前三神殿、上三殿、八社殿と並んでいます。
熊野本宮大社と同じく熊野造の社殿が美しいです。
境内には御神木である梛は必見!
私達が参拝した時は熊野神宝館が修繕工事中でしたが、完成したそうです。合わせて見ておきたい。
いただける御朱印(限定御朱印)
熊野速玉大社の通常御朱印はこちら(初穂料300円)
熊野速玉大社では毎年絵柄が異なる特別御朱印の授与も行っています。
令和4年
令和5年
(画像はともに熊野速玉大社ホームページのスクリーンショットです。)
アクセス
住所 | 〒647-0081 和歌山県新宮市新宮1番地 |
電話番号 | 0735-22-2533 |
ホームページ | 熊野速玉大社公式サイト |
アクセス | 公共交通機関の場合:新宮駅から徒歩15分 |
熊野速玉大社に参拝した様子を詳しく紹介しています。
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今回参拝が叶いませんでしたが、次絶対行きたい神倉神社のホームページ
熊野那智大社
神武天皇が御東征の際に熊野の地に上陸し、那智の大瀧を神として祀ったのが那智山信仰のはじまり。仁徳天皇5年(317年)那智山中腹に社殿が創建されました。
御祭神
第一殿~第六殿まであり、第四殿に主神である熊野夫須美大神(伊弉冉尊)が祀られています。
境内の様子・見どころ
那智参道を登った先に大鳥居がありました。見渡す限り山々が広がり、空も近く空気がおいしかったです。これぞ大自然。
境内には神倭磐余彦命(神武天皇)をお祀りしている御縣彦社がありました。拝殿のそばに八咫烏像がありとってもかっこいいです!!合わせて参拝をおすすめします。
樹齢850年余りの大樟が御神木としてお祀りされていました。
樟霊社の胎内に「護摩木」「祈願絵馬」を持って入る樟霊社胎内くぐりもしてみました!すごい良い経験。
いただける御朱印(限定御朱印)
熊野那智大社では、熊野那智大社と御縣彦社の二社、別宮の飛瀧神社の御朱印を授与していただけます。
熊野那智大社の御朱印(初穂料300円)
御縣彦社の御朱印(初穂料300円)
アクセス
住所 | 〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1 |
電話番号 | 0735-55-0321 |
アクセス | 紀伊勝浦駅より熊野御坊南海バスでバス停「那智山」まで約30分、タクシー20分 |
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熊野那智大社と合わせて参拝(那智の滝・飛龍神社)
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那智山青岸渡寺
青岸渡寺は仏教の天台宗のお寺で、33体の観音菩薩(慈悲の仏)像にお参りする西国三十三所観音巡礼の一番礼所であります。
西国三十三所観音巡礼は、貴族や上皇の間でこの巡礼が人気を博した平安時代(794-1185)から行われ、日本遺産にも認定されています。
引用元:那智山青岸渡寺|世界遺産 境内看板
境内の様子・見どころ
青岸渡寺の境内に三重塔があります。三重塔から見る那智の滝もなかなか乙でした。
入館料は大人300円、子供200円。
いただける御朱印(限定御朱印)
青岸渡寺でいただける御朱印はこちら!(初穂料300円)
西國三十三所草創1300年の特別印もいただきました!
アクセス
住所 | 〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8 |
電話番号 | 0735-55-0001 |
営業時間 | 三重塔:8:30~16:00 |
参拝料 | 青岸渡寺:無料 三重塔:大人300円・小人200円 |
青岸渡寺に参拝した様子を詳しく紹介しています。
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まとめ
熊野三山といわれる熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社、青岸渡寺に参拝してきました!
熊野の地が「よみがえりの地」とよばれる所以が分かった気がします。
私は、特に熊野那智大社から見た山々、ばっと広がる空に心洗われました。
神社・お寺を参るのを趣味にしている私達にとって熊野は”人生で1回は参拝したい聖地”だったので、行くことができてよかったです。
2泊3日でも正直足りないくらいの満足感がありました。
階段も多いので、足腰が元気なうちの参拝をおすすめします!